現場を進めて、打合せへ。
ゆきえさんのお母さんのところにも寄りました。
車を出すと電話が来ました。
その後、お墓参りに行きました。
10年はあっという間でした。
「感謝」の文字から水が垂れてて、なんだか泣いてるように見えました。
寂しいのか、悲しいのか、嬉しいのか。
それの全部なのか。
また来ますから。
ゆきえさんのお母さんのところにも寄りました。
ちびっ子が大歓迎してくれました。
「おにーちゃん、ここすわって。」
「おにーちゃん、ここすわって。」
「はーい。」
「これあげる。ぱんまん」
「ありがとう。アンパンマン好きなの?」
「しょっぱんまんがすき」
「そろそろ行くね?」
「ここにすわって!」
「はーい。」
「あーん。」
「チョコパイだ〜ありがと〜。デロデロだけど〜(笑)」
「なんてモノを食べさせてんの!すみません!」
「美味しいから大丈夫です。ありがとう。じゃ、本当にそろそろ…」
「ここにすわってくれ〜!」
1時間ほどいましたかね。
またね。
元気でね。
車を出すと電話が来ました。
「あ、どーもこんにちは。ラーメン屋の親父だけど仕事中?」
「ラーメン屋の親父さん?どこのですか??」
「あ、【志のぶ】の親父だ。」
「おおおおおお!なに?何の用?」
「お前、今から来いよ。」
「う、うん。」
(つぶれちゃう?怒られる?やめちゃう?なんだ?なんだ?)
「やっほー?」
「おお団長。こないだテレビ見たよ?」
「さんまさんのやつ?」
「そうビックリした。明日お前、出番だろう?」
「うん。河北のやつね。」
「何食いたい?」
「冷やし中華。」
「あいよ。」
大盛りで来ました(笑)
「普通盛りでいいよ?今後。」
「何言ってんの、さぁ食べな。こいつね、昔から知ってんの。」
と他のお客さんに話しだす親父さん。
「口と態度は悪いんだけどね、いい子なんです。優しくてね。よくケンカもしてたね。強いんです。一高だから頭もいいんです。白い自転車で来てね、ガシャーンって適当にとめて、なぁ?」
「そうだっけ?」
「でね、コイツ、明日メモリアルなんとかで出る青空応援団の団長なんですよ。元々は一高で応援団やっててね、こうして、いつもここの席で噛まずに一気に食ってんの。ね?」
「噛んではいるよ?よく噛んでないけど。」
「よく噛んで食べろお前。で。皆さんもコイツのこと、応援してやってください。」
と親父さんが頭を下げた!!!
ビックリした!!
親父さん、よく見たら目も白くなってきてじいちゃんになってた。
カラシいらないって言ってんのに。
ネギもいらないって言ってんのに。
いつも忘れないで抜いてくれるんだけどなぁ。
歳とっちゃったのかなぁ。
「ご馳走様!」
「早いから!味わえよ!前のお客さん食べ終わってないのに(笑)」
「うまかったよ、本当に。ご馳走様。」
「おごり。」
「いいよ、払う。」
「いいんだって。」
「じゃあ、ごちそうになるわ。ありがとうございます。」
「団長?」
「ん?」
「まず、頑張れ。ろくでもないお前が、かわいかったお前が、なんか立派になったなぁって思ってさ。」
「押忍!」
親父さん。
俺。
明日頑張るわ。
冷やし中華パワー大盛りで頑張るわ。
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