エイジさんのお別れ。
葬祭会館の駐車場には車が溢れ、停められない程。
会館の中にも全ての人は入ることが出来ず、僕らは廊下で手を合わせてた。
僕はそれが、なんか誇らしく思っていた。
遺影の中のエイジさんは、記憶の中のエイジさんのままの笑顔だった。
お兄さんが僕を見るなり、涙を流し、
「平さん、ありがとうございました。」
と頭を下げてくださった。
二十歳過ぎの頃に一度お会いした程度だったお兄さんが僕の顔を覚えててくれたことに感激した。
「愛」がこもったお兄さんの挨拶は、耳に心地良かった。
エイジさんに借りた本がそのままだ。
頼まれていた来年のカレンダーのデザインもそのまま。
エイジさんが今も生きているように感じられるから、そのままにしておこうかと思っています。
僕が死んで誰かが一人でもこんな思いをするぐらいだったら、僕は誰よりも長く生きてやろうと思うのです。
人類最後の一人になっても、僕は生きよう。
元気でいてもらうことが、逆だったら一番安心する。
そんな風に思います。
僕は。
僕らは天国から見られておるじゃろうと、青空の下、頑張っておりまーす!!
葬祭会館の駐車場には車が溢れ、停められない程。
会館の中にも全ての人は入ることが出来ず、僕らは廊下で手を合わせてた。
僕はそれが、なんか誇らしく思っていた。
遺影の中のエイジさんは、記憶の中のエイジさんのままの笑顔だった。
お兄さんが僕を見るなり、涙を流し、
「平さん、ありがとうございました。」
と頭を下げてくださった。
二十歳過ぎの頃に一度お会いした程度だったお兄さんが僕の顔を覚えててくれたことに感激した。
「愛」がこもったお兄さんの挨拶は、耳に心地良かった。
エイジさんに借りた本がそのままだ。
頼まれていた来年のカレンダーのデザインもそのまま。
エイジさんが今も生きているように感じられるから、そのままにしておこうかと思っています。
僕が死んで誰かが一人でもこんな思いをするぐらいだったら、僕は誰よりも長く生きてやろうと思うのです。
人類最後の一人になっても、僕は生きよう。
元気でいてもらうことが、逆だったら一番安心する。
そんな風に思います。
僕は。
僕らは天国から見られておるじゃろうと、青空の下、頑張っておりまーす!!