ハワイウォーター社長のエイジさん。
若い頃から、エイジさんは僕のことを気にかけてくれたり、遊びに連れて行ってくれたりした。
僕はそれこそ、あちこちのお客さま達にハワイウォーターを紹介しまくって、皆とエイジさんが仲良くなっていくのを見ていた。
彼は、
「アイツと付き合うなら、お前との付き合いはやめる。そんなことを言う奴は絶対にダメだから。平さんは頭いいけど、俺ぁ頭悪いからルールを決めてんの。信用する人を間違えちゃいけないよ?人がいいからね、平さんは。」
と会う度に言っていた。
いつしか僕もそう思うようになった。
「気に入らねぇと思ってても、礼儀正しく距離をおいてさ、へらへらしてればいいの。ノラリクラリ。真面目過ぎちゃうからなぁ平さんは。だから信用してんだけどね。平さんの悪いところは人を信用し過ぎるところだ、絶対。」
いつもいつもありがとうね。
いつでも人の悪口を言わない人だった。
でも、僕といる時は違った(笑)
なんでも相談してくれたし、なんでも相談をした。
ジャックジョンソンのライブに、クルーとして参加させてもらった。
そんなエイジさんに、お茶をしないかと誘われた。
「俺さ、癌なんだって。」
「マジで?え?大丈夫なんでしょ?」
「分かんねぇけど、怖いんだよ。」
「そりゃそうだ。どうしたらいい?」
「どうもしなくていいっすよ。退院したら、飯でも行こうよ。」
「そうね、なんでも付き合うからね。とにかく、頑張って。」
「平さん。スコップ団、ありがとね。こんなに付き合い長いのに言えてなかった。誇らしかった。海、最近入ってねぇんだけど、海はいいよね。」
「治ったらさ、サーフィン行こう。」
「そうだね、じゃあね。」
その後、僕はエールをした。
本人に届かなくてもいいから、動画を撮っておいた。
その時はまだ、見せる時じゃない気がしていたから。
ただ、応援したかった。
その後。
さすが、エイジさん。
エイジさんは無事に退院し、元気になって帰ってきたんだ。
「平さん、お茶すっぺ。」
「いいよ!おかえり!」
僕と千田とヌマチンとエイジさんでお茶をした。
「エイジさん、俺さ、応援してたんだよ。コソコソと。元気になったからこそ、見てもらいたいんだ。」
http://youtu.be/VBuYsJuztyU
エイジさん、泣いた。
そして、ニヤっと笑って、
「サイコー。。。」
って言ってた。
「平さんさ、今回はさ、俺さ、また東京に行って治療するんだけどさ、、、」
「これ見て頑張ってよ。」
「うん。そうね!元気もらった!よし!ありがとうね!」
車を見送った。
「いい人っすね。」
「爽やかな人っすね。」
「うん、ずっとあんな感じ。あのさ、お前らさ、なんか、もう二度とエイジさんに会えねぇ気がするんだ、俺は。」
「気にかけておきます。」
「嫌な予感がするんだよ。」
「分かりました。」
僕の家にはハワイウォーターのものがいっぱいある。
デザインしたポスターやフライヤー、ボトルなんかもゴロゴロしてる。
エイジさんは、昨夜、亡くなりました。
かっこいい人だった。
表裏のある人で、人間臭くて、でも、敵を作らない。
「俺、卑怯者にはなりたくないけど、八方美人だからさ!」
とニヤニヤ笑うエイジさん。
ありがとうございました。
「平さん、いつかハワイ行こうね。」
「行こうね。」
「ノースショアからさ、西側を下ってワイキキまでドライブしよう。」
「俺、したよ?エイジさんに言われて。」
「それを一緒にしたいんですよ!」
「しましょう!」
「平さん、死んだら人はどうなるんだろう?」
「生きてないってだけで、なんとかなるんじゃない?」
「なんとかなるかぁ!」
「なんとでもなるさ。がんばってね、エイジさん。」
「大丈夫、携帯に青空応援団が入ってるから。」
「じゃあ、平気だね。」
「応援団、いいね。本当にいい。青空って名前がいい。ありがとう平さん。」
「頑張れエイジさん。」
「うん、ありがとう。」
エイジさんの最期のメール。
[平さん、お疲れ様!この前会ってパワー分けてもらったんで大丈夫。お気遣いありがとうー!
ブログ見てたよー 道中気をつけて‼ ]
最期のお別れに行くよ。
エイジさん、何故かホタルを見に行ったっけね。
今年は見に行かなかった。
好きなバンドを教え合ったりしたね。
ザックは元気かね、ザック。
ライブも来てくれてありがとう。
ハワイウォーターをアホのように消費していた、ゆきえさんもおるから平気だね。
天国は青空にあるのじゃろうか。
天国は青空の先にあるのじゃろうか。
二人に見られていても恥ずかしくない男でありたいと思います。
押忍。
追記
エイジさん。
僕ね、やっぱり寂しいよ。
29日火曜
17時30お通夜
若林典礼てんれい会館
30日水曜 告別式
若い頃から、エイジさんは僕のことを気にかけてくれたり、遊びに連れて行ってくれたりした。
僕はそれこそ、あちこちのお客さま達にハワイウォーターを紹介しまくって、皆とエイジさんが仲良くなっていくのを見ていた。
彼は、
「アイツと付き合うなら、お前との付き合いはやめる。そんなことを言う奴は絶対にダメだから。平さんは頭いいけど、俺ぁ頭悪いからルールを決めてんの。信用する人を間違えちゃいけないよ?人がいいからね、平さんは。」
と会う度に言っていた。
いつしか僕もそう思うようになった。
「気に入らねぇと思ってても、礼儀正しく距離をおいてさ、へらへらしてればいいの。ノラリクラリ。真面目過ぎちゃうからなぁ平さんは。だから信用してんだけどね。平さんの悪いところは人を信用し過ぎるところだ、絶対。」
いつもいつもありがとうね。
いつでも人の悪口を言わない人だった。
でも、僕といる時は違った(笑)
なんでも相談してくれたし、なんでも相談をした。
ジャックジョンソンのライブに、クルーとして参加させてもらった。
そんなエイジさんに、お茶をしないかと誘われた。
「俺さ、癌なんだって。」
「マジで?え?大丈夫なんでしょ?」
「分かんねぇけど、怖いんだよ。」
「そりゃそうだ。どうしたらいい?」
「どうもしなくていいっすよ。退院したら、飯でも行こうよ。」
「そうね、なんでも付き合うからね。とにかく、頑張って。」
「平さん。スコップ団、ありがとね。こんなに付き合い長いのに言えてなかった。誇らしかった。海、最近入ってねぇんだけど、海はいいよね。」
「治ったらさ、サーフィン行こう。」
「そうだね、じゃあね。」
その後、僕はエールをした。
本人に届かなくてもいいから、動画を撮っておいた。
その時はまだ、見せる時じゃない気がしていたから。
ただ、応援したかった。
その後。
さすが、エイジさん。
エイジさんは無事に退院し、元気になって帰ってきたんだ。
「平さん、お茶すっぺ。」
「いいよ!おかえり!」
僕と千田とヌマチンとエイジさんでお茶をした。
「エイジさん、俺さ、応援してたんだよ。コソコソと。元気になったからこそ、見てもらいたいんだ。」
http://youtu.be/VBuYsJuztyU
エイジさん、泣いた。
そして、ニヤっと笑って、
「サイコー。。。」
って言ってた。
「平さんさ、今回はさ、俺さ、また東京に行って治療するんだけどさ、、、」
「これ見て頑張ってよ。」
「うん。そうね!元気もらった!よし!ありがとうね!」
車を見送った。
「いい人っすね。」
「爽やかな人っすね。」
「うん、ずっとあんな感じ。あのさ、お前らさ、なんか、もう二度とエイジさんに会えねぇ気がするんだ、俺は。」
「気にかけておきます。」
「嫌な予感がするんだよ。」
「分かりました。」
僕の家にはハワイウォーターのものがいっぱいある。
デザインしたポスターやフライヤー、ボトルなんかもゴロゴロしてる。
エイジさんは、昨夜、亡くなりました。
かっこいい人だった。
表裏のある人で、人間臭くて、でも、敵を作らない。
「俺、卑怯者にはなりたくないけど、八方美人だからさ!」
とニヤニヤ笑うエイジさん。
ありがとうございました。
「平さん、いつかハワイ行こうね。」
「行こうね。」
「ノースショアからさ、西側を下ってワイキキまでドライブしよう。」
「俺、したよ?エイジさんに言われて。」
「それを一緒にしたいんですよ!」
「しましょう!」
「平さん、死んだら人はどうなるんだろう?」
「生きてないってだけで、なんとかなるんじゃない?」
「なんとかなるかぁ!」
「なんとでもなるさ。がんばってね、エイジさん。」
「大丈夫、携帯に青空応援団が入ってるから。」
「じゃあ、平気だね。」
「応援団、いいね。本当にいい。青空って名前がいい。ありがとう平さん。」
「頑張れエイジさん。」
「うん、ありがとう。」
エイジさんの最期のメール。
[平さん、お疲れ様!この前会ってパワー分けてもらったんで大丈夫。お気遣いありがとうー!
ブログ見てたよー 道中気をつけて‼ ]
最期のお別れに行くよ。
エイジさん、何故かホタルを見に行ったっけね。
今年は見に行かなかった。
好きなバンドを教え合ったりしたね。
ザックは元気かね、ザック。
ライブも来てくれてありがとう。
ハワイウォーターをアホのように消費していた、ゆきえさんもおるから平気だね。
天国は青空にあるのじゃろうか。
天国は青空の先にあるのじゃろうか。
二人に見られていても恥ずかしくない男でありたいと思います。
押忍。
追記
エイジさん。
僕ね、やっぱり寂しいよ。
29日火曜
17時30お通夜
若林典礼てんれい会館
30日水曜 告別式