




こちらはヘリンボーンのコーヒーテーブル。

出来てきたねぇ。

ちゃんと、お茶の時間もありまして、オヤツも出るよ。

大変上手に出来ました!

作りたいものがある。

先日、コメントをもらった。
リアルタイムで伝えたかったけれど、なんかそれも無粋な気がして少し反芻してた。
そもそも粋であるとか無粋であるとか考えてる時点で僕は少々古いというか合理的ではないのだろう。
しかし、それでよい。
僕はAIではないし、人間味溢れる人が好きだから僕もそうありたい。
曖昧な部分を多分に持っていたままでありたい。
すごく泣けた話だから、後で読むべきだとも思う。
活動に参加した方々は特に。
その子が幼稚園の頃。
震災があった。
僕らはスコップ団の他にSmile for birthdayという活動をしていた。
電気も水もなく、オヤツはおろか食べ物すら手に入らない。
それでも、誰かは誕生日。
楽しみにしていた誕生日。
「今年は我慢しようね。」
と言うのは簡単だし、もっとそれ以外にも大切なことってあったかもしれないけれど、僕らは笑顔を諦めたくなかった。
【九二四四のケーキをお届けします。】
新聞にも載ったし、大きな活動となって1000台以上のケーキを届け、僕らは役目を終えた。
いつか、
「あの時のケーキはどうやって手に入れたものなの?」
と誰かに聞く。
なんとなく活動のことを知り、その子がまた誰かに誰かに優しさや思いやりを届けてくれたらそれでいい。
そんな風に思ってやっていた。
僕らはとにかく、笑顔を諦めなかった。
その子は、両親がもういない。
いや、いる。
天国にいる。
数年前、肉親の誰かにケーキのことを聞いたようだ。
それで、僕らのことを知ってくれてスコップ団に参加しようにも出来ず、青空応援団をコッソリと応援してくれていたみたい。
演舞会も観に来てくれていたみたい。
それらのエピソードと、
「進路が決まりました。」
というコメントをくれた。
「平さんたちがしてくれたように「君は生まれてきて良かったんだよ。お誕生日おめでとう!」とアホみたいに全力で表現できるパティシエになります。」
と締められていた。
アホみたいにかい。
僕はとても嬉しい。
ますます、応援しなきゃいけないね。
全てを。
生きるモチベーションをありがとう



