横須賀には、日露戦争時、日本海海戦で連合艦隊の旗艦を務めた戦艦三笠が保存艦として保存してある。横須賀に来たからには当然、足を伸ばす。
この戦艦三笠、ワシントン条約で廃棄されるところを記念艦として保存されることになった事は知っていたのだが、その後、敗戦後、上部が解体され、一時ダンスホールとなっていたところを再度、地元の強い要望により復元された…というのは初めて知った次第。その保存には米太平洋艦隊総司令官であったニミッツ元帥が強く主張した…ということも恥ずかしながら初めて知った。「ニミッツ、見直したぜ…。」というところ。
この三笠、入館料は500円だが、展示品など充実しており、こられた方の満足度は高いのではないだろうか。最近、NHKで「坂の上の雲」が放映された関係上、入場者も増えているようだ。
艦橋に上り、「日本海海戦で史実のような完璧な勝利を収めなければ、太平洋戦争は起こらなかったのかも知れない…。歴史の皮肉だな…」などと偉そうな考えに耽ってしまった。
いずれにしろ、日本近代史の1ページを飾った戦艦三笠、歴史ファンなら訪れて損のないところだと思った。
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