りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

実際見ないと本当の凄さが分からないミュージシャン代表 リック・ウエイクマン。

2011-12-06 19:25:06 | ロック

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 イエス 2012年春来日決定!の報を聞いて「そう言えば、この前の東京遠征でリック・ウエイクマンのライヴDVDを980円で買ったんだったな~。」ということを思い出し、DVDをトレーに入れる。(来春、キーボードはリックじゃないんだけど…。)

 イエスはこれまでこのウエイクマンを始め、トニー・ケイ、パトリック・モラーツ、ジェフ・ダウンズ…と多くのキーボード・プレイヤーが在籍したが、ほとんどの人はイエスのキーボード・プレイヤーと言うとイメージするのがこのウエイクマンだろう。

 ただ、このウエウクマン、個人的にはあんまり好きなミュージシャンではなかった。いかにもクラシックあがり…という手癖と音数の多さとリズム感、シンセの音使いも単純で、エマーソンと比較されるなんて考えられない!、パトリックの方が好き!と思っていたのだ。
 リックはイエスの他、数多くのソロアルバム(本人もリリースしたアルバムを全部言えないんじゃないか?と思う程。)をリリースしているのだが、好きな人には堪らないのかもしれないが、大仰で中世ヨーロッパ!と言う雰囲気は「正直、ちょっと入っていけんな~」と思っていたのだ。まぁ、マルチキーボーディストの第一人者と言う功績は認めるものの、何でこんなに人気があるのか、さっぱり分からなかったのだ。

 その人気の高さの秘密を理解したのが前回のイエスの来日公演。何しろリックは本当にステージ映えするのだ。お約束のキーボードの要塞に囲まれ、弾きまくるリックは凄い存在感。「ほ~っ」と言う感じで、手癖がどうのこうのとか全く気にならなかった。

   その後、ソロで来日、ビルボード・ライヴで、ほんの数メートルの距離から見る機会を得たのだが、俗な言葉で申し訳ないがオーラが出ているというか、その時も存在感が凄かった。

 「実際見ないと本当の凄さが分からないミュージシャンというものが世の中にはいる…」。リックのディスクを見たり聴いたりすると、そんなことを思い出すのである。今回、観たリック・ウエイクマン・ライヴ、まぁ、そう言うことで、「やっぱり、リックは生に限る!」と思った次第である。


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