りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

「東京タラレバ娘」第2巻 東村節 炸裂!! 1/2の三乗は12.5%なんだよなぁ…。

2015-05-15 20:27:29 | 

 

 「このマンガが凄い2015 オンナ部門第2位」にもなった東村アキコ著「東京タラレバ娘」。その第2巻が発売された…ということで、東村ファンの私、早速購入して一読。
 
 ストーリー方は、そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたら33歳になってしまった倫子とその仲間達。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと焦るがうまく行かない。そんな時、年下のモデルKeyが現れ、ズバズバと自分達の駄目さ加減を指摘されて…というストーリーなのだが、今一番乗っている東村アキコ氏の女性に対する鋭い視点と笑いが今回もさく裂、一気に読み切ってしまった。

 完全に女性主導で廻っており、ちょっとでも女性に対して厳しいことを言うものなら、大バッシング…みたいな感じになっている我が日本。そんな世の中だからこそ、女性に対してズバズバって感じの「東京タラレバ娘」が受けるのだろう。(東村さんしかこんな漫画描けないよ…。)

 元祖草食系の私など、恋愛や結婚に関して語る資格はない人間…と自覚しているが、あえて非難覚悟で言わせてもらえば、今の日本、女性から男性への要求が過大になり過ぎているのではないだろうか。

 私が若かったバブル時代、三高(高収入、高身長、高学歴だったかな?)とか言う言葉が流行ったものだが(まぁ、あれはジョークだったと思うけど。)、今は「三平(さんぺい)」ということで、平均的な年収、平均的な外見、平穏な性格、という男性が人気らしい。
 なんか、一見ハードルが下がったように見えるのだが、求める年収は680万円以上(東京でも年収600万円以上の若い独身男性は3.5%しかいないらしい。)とか、「全然、平均じゃねーだろ。」って感じだし、だいたい、本当に平均で良いと言っても、条件三つ出せば、それを全部クリアーする確率は1/2の3乗で12.5%、4つ付ければ6.25%、5つなら3.125%…って言うのは小学生でも出来る計算であって、「自分はそれに入っているんですよね?」と毒づきたくなる男性も多いのではないだろうか。

 結婚まででなく、結婚してからも男性への要求は厳しく、イクメンなどと言う言葉が定着して久しいが、それは平均以上の働き、稼ぎあっての話であって、「年収は100万円、家事育児はやりますので、カミサン、稼いできてね。」ではやっぱりダメだしされるんだろう。(本当に男女平等なら容認されると思うのだが…。)
 仕事バリバリやって稼ぎ、家事・育児やって、休日には家族のために過ごす…「そんなスーパーマンのような生活、ムリポ…。」というのが多くの男性の本音だろう。

 最近ネットで「結婚『コスパ悪い』『恋愛の価値』低下」という記事が話題になっていたが、「もう俺は降りるよ…。」という感じで、若い男性は恋愛にも結婚にもしらけきっているんじゃないだろうか…。やっぱり、そんな風潮に渇!!を入れる必要がある…ということで、本音ズバリの「東京タラレバ娘」には今後も期待したい…と思う次第である。


悠情楽団「そよ風よ、来ておくれ…」ギネスを飲みながら…。こう言うの好きなんだよなぁ…。

2015-05-15 19:50:41 | 音楽

 先日のラ・フォル・ジュルネ新潟 交流ステージにも登場、中京地区を中心に活躍中の新潟市出身のチェリスト紫竹友梨さん。その紫竹さんがメンバーとなっている「悠情楽団」さんのCD「Aura,venlas そよ風よ、来ておくれ…」をコンチェルトさんから購入して一聴。

 お目当てはファンである紫竹さんのチェロだったのだが、フィドル、カホン、マンドリン、ピアノ、ギター、アイリッシュハープ、ウッドベース、ドラムス、鍵盤ハーモニカ、そしてチェロ…という構成が生み出す音楽はアイリッシュ、ケルトをベースにソフィスティケートされた無国籍音楽って感じで、マイク・オールドフィールドなどケルト音楽が好きな私にジャストフィット、「パブでギネス飲みながら生で聴きたいわ…。」って感じでヘビーローテーションになりそう。(今度、新潟に来てくんないかな…。)

 「しかし、新潟市出身の紫竹友梨さん、いろいろがんばっているなぁ…。」と感心。ファンとしては是非、今度は地元新潟でソロ・リサイタルを…と思う次第である。


ついに50代突入。バタバタしてるけど、そこそこの人生だったんだろうなぁ…。

2015-05-15 19:49:22 | 新潟ライフ

 50歳を迎える。30歳、40歳になった時には何にも感じなかったのだが、流石に50歳となると半世紀生きてきたわけで、それなりに感慨深いものあり。

 自分の場合、下町育ち、生まれも良くないし、成績は常に低空飛行(高校時代は赤点連発で本当に苦しかった…。)。それが、なんとか大学に入学し(浪人したけど。)、バブルのどさくさに紛れて、とりあえず就職し、なんとかクビにならず現在に至る…ということで、毎日バタバタ、全く余裕のない生活だが、ぐーたらばんざい!!的資質を考えれば、まぁ、そこそこの人生だったんじゃないかな…という感じ。(就職状況の厳しい今なら、面接落ちまくり、絶対ニートになっていると思う。まぁ、ニートには今も憧れているけど…。)
 改めて振り返ってみると、ほとんど、運だけでなんとかやってきた人生だったな…という感じ。(やっぱり、運って大きいよなぁ。)
 今更、生き方を変えるのは難しく、これからもぐーたら生活が続いていくと思うが、自分なりに残りの人生を楽しんでいきたい…と思う次第である。