りゅーとライフ

(MiddleTown Dreams)「りゅーとぴあ」と「ビッグスワン」をフランチャイズに新潟生活を楽しんでいます。

ヴァイオリン協奏曲は観て楽しめ!

2011-05-19 22:54:01 | クラシック

   この前、ソウル・フィルとの競演で素晴らしい演奏を聴かせてくれた庄司紗矢香さんのCDを棚から取り出して聴く。選んだのはコンサートでも演奏したチョン・ミョンフン指揮フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団とのCD「チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲」。

Dscf1039

 併せて庄司紗矢香さんの英語版のHPを見てみたが、その中にギャラリー・コーナーがあって、いろいろなポーズをとっているのが微笑ましかった。(なんか、ちょっとやり過ぎ?とも思ってしまったが…。)

http://www.sayakashoji.com/

  しかし、庄司紗矢香さん始め、ヴァイオリン・ソリストは美人というか、雰囲気を持っている方の割合が圧倒的に多いような気がする。まぁ、これは偶然ではなくて、おそらくソリスト、とりわけ女性ヴァイオリン・ソリストになるには、人並み以上のルックスが必要条件になっているのではないだろうか?

 クラシックというと、ロックミュージシャンと違って「純粋に音で勝負!」というイメージがあるが、実際はルックス、オブラートに包んで言うと「雰囲気、オーラ」というものがその評価に大きく影響していると思うのだ。これは、実際に生演奏、ライヴの占める割合が他のジャンルの音楽に比べ高いので、当然と言えば当然なのだが…。

 とりわけ、クラシック楽器の花形であるソロ・ヴァイオリニストはピアノ、チェロなどに比べ演奏時に見せるアクション、表情も非常に重要な要素な訳で、大成するか否かについて、ルックスの占める割合が非常に大きいような気がする。
 
 考えてみれば、こんなことは当たり前なのだが、これを実感したのは、昨年の諏訪内晶子&ロンドン響と今回の庄司紗矢香&ソウル・フィルの演奏を至近距離で体験してから。(諏訪内晶子さんの時は8列目、庄司さんの時は5列目)やはり、美女が表情豊かにヴァイオリンを弾く姿は美しいの一言…。やはり、コンサート、とりわけヴァイオリン協奏曲は音だけでなく、観て楽しむものなのだ。(今回、CDを聴き直してみてやはり物足りなさを感じてしまった…。)

 「ロックにおいてギタリストは格好良くなくてはならない。クラシックにおいてヴァイオリニストは美しくなくてはならない。」(by 私)
 
 これまで、私はヴァイオリン協奏曲が演奏される時、音響重視で2階席に陣取っていたのだが、これからは格好をつけず自分に正直になって、前方の席を確保することにしようと思う。