電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

1989年4月1日

2009-07-08 14:07:07 | Weblog
昨日に引き続き、香港の新聞に出ていた映画広告です。いまから20年前になるんですね。
当時、このアンディ・ラウとロザムンド・クァン共演の作品、日本では『トップポリス』の題名でビデオが発売されました。確か新聞広告のこの2作品のどちらかを見るか悩んだ末、メイヴィル・ウォンとラム・ウェイというあまりに華のないキャスティングの作品よりかは派手そうな感じがする方を選んだ記憶があります。この日の午夜場の回のプレミアを観るために、チムサーチョイ・イーストの新しい映画館に行きました。お昼にチケットを買って、夜、一緒に旅行に行っていた人たちと観に行ったわけです。当時は香港に行くとこの劇場でよく観たんですが、今のシネコン風の作りが新鮮で、また香港映画ってドルビーでもないのにここの劇場は音響がTHXだったのでそれがたまらなかったのですが、上映前に音響チェックの映像ではでかい音なのに、本篇は始まると2チャンネルの音響に笑ったものです。そしてこの映画の内容はもろ『トップガン』のパクリでのけぞった記憶があります。
夜の11時30分ぐらいの回でもプレミア上映はすぐにソールドアウトになる時代で、これがまた香港映画を観に行くのに楽しい頃でもありました。でも夜だと冷房ががんがん効きすぎていて、それに閉口したわけです。おかげで香港に行き始めた最初の頃は日本に帰るとよく風邪を引いていたのでした。


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2 コメント

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省港双龍 (皆吉忠三郎)
2009-07-09 19:43:57
これは、僕は台湾で観ました。確か大陸の刑事が事件の犯人を追って香港に渡り、香港の刑事とタッグを組むというアーノルドシュワルッネッガーの「レッドブル」そのままのストーリーでした。それでも映画館は客が多く、ここでは映画が娯楽なんだなと感じたことを覚えています。
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 (FREEMAN)
2009-07-10 18:29:24
皆吉忠三郎さん、こんばんは。
「省港双龍」はそうでしたね。両方ともハリウッド映画のパクリで当時、苦笑ものでしたが、香港映画のパワーがあった時代だったので、お客さんもすごく入っていましたね。懐かしいです。
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