今日は7月7日の七夕です。
この日は、香港映画界にとって悲しいニュースが昔、ありました。
1983年7月7日交通事故により、ショウ・ブラザースの人気スターだったアレクサンダー・フーシェンが亡くなったのでした。
日本では、74年に公開された『嵐を呼ぶドラゴン』ぐらいしか公開作はありませんでしたが、クンフー映画では方世玉が当り役で、美男子スターとして女性たちに大人気のスターでした。この前、香港で、リュー・チャーフィー師父から、彼のことを聞きましたが、ファンだけでなく、スタッフや俳優仲間からも愛されていたスターだったことがよくわかりました。また、リュー師父は、天から二物を与えられた者は早く召されてしまう。という言葉も、すごく印象的でした。
現在、ショウ・ブラザースの第二シーズンの監修をしていますが、つい最近、フーシェンの遺作となった『少林寺秘棍房(五郎八卦棍)』を発売しました。撮影途中で彼が死んでしまったために、完成させるまでにすごく苦労した話等、DVDにはリュー師父のインタビュー収録がされています。そして、こんなすごいクンフー・アクションがあったんだと認識させてくれる映画です。これを見ると、今のクンフーアクションに物足りなさを感じてしまいます。お時間あれば、ぜひ見ていただきたい作品です。(超お奨めです!)
明日8日公開のアジア作品
『天上の剣The Legend of ZU』香港作品
監督:ツイ・ハーク 出演:イーキン・チェン、セシリア・チャン
3年以上前にDVDで発売された作品ですが、配給元は字幕付のプリントを持ってました。当時は劇場にかけたかったようですが、いかんせん、興行サイドから×をもらい、そのまま未公開でソフト発売した経緯があるようです。ま、今は配給が自社の劇場を持ったので、日の目をみたというところでしょうか。私も実は日本版・香港版とDVDを持っているのですが、まだ最後までいきついていません。豪華スター陣といたるところに使われているCGの技術。フイルムで見られるのもなかなかないので、この機会にフイルムで見ようかなと思っています。
劇場は、シネマート六本木です。
『胡同のひまわり』中国作品
監督:チャン・ヤン 出演:ワン・ハイディ、スン・ハイイン
この作品、最近、宣伝パブをよく見ます。30年にわたる親子の関係を描いた作品ですが、それと同時に近代中国の変貌も描かれているようです。題名にあるように、胡同<フートン>は北京に古くからある有名な住宅エリアですが、オリンピックに向けての土地再開発で、無くなろうとしています。その場所で生まれ育った監督の、思いを描いた作品だとのことです。
劇場は渋谷のル・シネマです。
『あんにょん・サヨナラ』日本=韓国作品
監督:キム・テイル
社会的、またアジア的にも小泉首相の参拝で問題になっている靖国神社に父親が祀られている韓国人女性の闘いを描いたドキュメンタリー作品。
劇場はポレポレ東中野です。
この日は、香港映画界にとって悲しいニュースが昔、ありました。
1983年7月7日交通事故により、ショウ・ブラザースの人気スターだったアレクサンダー・フーシェンが亡くなったのでした。
日本では、74年に公開された『嵐を呼ぶドラゴン』ぐらいしか公開作はありませんでしたが、クンフー映画では方世玉が当り役で、美男子スターとして女性たちに大人気のスターでした。この前、香港で、リュー・チャーフィー師父から、彼のことを聞きましたが、ファンだけでなく、スタッフや俳優仲間からも愛されていたスターだったことがよくわかりました。また、リュー師父は、天から二物を与えられた者は早く召されてしまう。という言葉も、すごく印象的でした。
現在、ショウ・ブラザースの第二シーズンの監修をしていますが、つい最近、フーシェンの遺作となった『少林寺秘棍房(五郎八卦棍)』を発売しました。撮影途中で彼が死んでしまったために、完成させるまでにすごく苦労した話等、DVDにはリュー師父のインタビュー収録がされています。そして、こんなすごいクンフー・アクションがあったんだと認識させてくれる映画です。これを見ると、今のクンフーアクションに物足りなさを感じてしまいます。お時間あれば、ぜひ見ていただきたい作品です。(超お奨めです!)
明日8日公開のアジア作品
『天上の剣The Legend of ZU』香港作品
監督:ツイ・ハーク 出演:イーキン・チェン、セシリア・チャン
3年以上前にDVDで発売された作品ですが、配給元は字幕付のプリントを持ってました。当時は劇場にかけたかったようですが、いかんせん、興行サイドから×をもらい、そのまま未公開でソフト発売した経緯があるようです。ま、今は配給が自社の劇場を持ったので、日の目をみたというところでしょうか。私も実は日本版・香港版とDVDを持っているのですが、まだ最後までいきついていません。豪華スター陣といたるところに使われているCGの技術。フイルムで見られるのもなかなかないので、この機会にフイルムで見ようかなと思っています。
劇場は、シネマート六本木です。
『胡同のひまわり』中国作品
監督:チャン・ヤン 出演:ワン・ハイディ、スン・ハイイン
この作品、最近、宣伝パブをよく見ます。30年にわたる親子の関係を描いた作品ですが、それと同時に近代中国の変貌も描かれているようです。題名にあるように、胡同<フートン>は北京に古くからある有名な住宅エリアですが、オリンピックに向けての土地再開発で、無くなろうとしています。その場所で生まれ育った監督の、思いを描いた作品だとのことです。
劇場は渋谷のル・シネマです。
『あんにょん・サヨナラ』日本=韓国作品
監督:キム・テイル
社会的、またアジア的にも小泉首相の参拝で問題になっている靖国神社に父親が祀られている韓国人女性の闘いを描いたドキュメンタリー作品。
劇場はポレポレ東中野です。
ブルース・リーとかもそうですが、もっと生きていたらどんな作品ができていたのでしょうね。