電影宣伝自由人

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ラッシュアワー3

2007-09-17 17:24:08 | Weblog
今月は3連休が続きますが、土曜日にやっと『ラッシュアワー3』を有楽座で観てまいりました。夕方4時50分の回でしたが、お客さんは50人弱。業界で仕事をしている私としては、やはりこの入りは寂しいかぎりです。
今回の第3弾は、第一作からすでに10年も経っているわけですが、その第一作目に登場したキャラクターとリンクした話になっています。作品としては、何にも考えずに楽しんで観ましょうという、ポップコーン・ムービーだと割り切ってみると楽しい作品かもですが、いくつか残念な部分もありました。
一つ目は、始まっていろいろな登場人物が出てきますが、すぐに黒幕が誰かわかってしまうこと。二つ目はジャッキー・チェンとデューク真田が初共演ということでアクションを楽しみにしていましたが、クンフー的なアクションがほとんどなかったということ、そして三つ目はジャッキーや工藤夕貴の顔のアップでした。
二つ目に関してですが、映画の中でのジャッキーのクンフー・アクションのシーンがこんなに少ないのも珍しいのですが、ジャッキーとデューク真田が刀で戦うというよりは、クンフーで戦うのが観たかった!というのが私の願う気持ちでした。これが遅くとも10年前だったら、もっと壮絶なアクションが観れたはずです。二人の年齢から考えると、やはり遅すぎた共演と言わざるを得ないところでしょう。
そして3つ目に関してですが、ジャッキーの年齢的なものが顔に出てしまっているので、顔のアップになってしまうと年を感じてしまう欠点がありました。それは殺し屋役の工藤夕貴もそれを感じてしまったのです。
今回はあまり情報を入れないで見たのですが、大使の娘役を演じていたのが張靜初だったのにはびっくりしてしまいました。最初画面に登場した時に、「どっかで見たことのあるような???」と思っていたら、『門徒』で子持ちのジャンキーを演じていた彼女であることに気づいたのです。すごく英語の発音がきれいで、今後ハリウッドでも活躍できるのではないかと思った次第でした。
もし、まだこのシリーズをご覧になられていない人がいましたら、第一作を見てからのほうが楽しく観れるかもしれませんね。


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