電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

天堂口

2007-09-24 20:31:08 | Weblog
ここのところ3連休が続いていいのか悪いのかわかりませんが、私にとっては「でも、そんなの関係ねえっ!」で、今も事務所で仕事しております。
で、今日は事務所に入る前に、秋葉原へ行き、またまたDVDを買いました。
いつも行く某輸入DVDショップで、買ったのは『天堂口』中国大陸版、ニコラス・ツェーとユンピョウ共演の『双龍記』、そして日本映画『混血児リカ』のアメリカ版です。
『双龍記』は香港題名が『詠春』となってた作品ですね。出だしをちょっと見ましたが、冒頭から武術大会でニコがクンフーしておりました。
さて、『天堂口』中国大陸版はついつい買ってしまい、このブログ書きながら見ておりますが、大陸版は90分しか上映時間がなく、香港版よりだいぶ短いようです。香港映画祭で上映されるので、内容に関してはそれまでのお楽しみというところですが、この映画で描かれている1930年代の上海は、私が大昔宣伝した『コットンクラブ』を思い出しました。
『コットンクラブ』は1930年代のニューヨークが舞台で、リチャード・ギアとダイアン・レインが主演のギャングムービーでした。リチャード・ギアはミュージシャンでギャングのボスとダイアン・レインの歌姫を助けたことから、危ない世界へと関わって行く話です。場所は中国とアメリカと違えども、その時代のギャングの利権争いや裏切り、ファッションといったところまでが似ていて、題名になっているのがナイトクラブの名前というところからも、中国版『コットンクラブ』と思ってしまいました。特にスー・チーが演じている露露は、この天堂で歌姫として活躍していて、映画スターに憧れています。(彼女、劇中で歌まで披露していますし、セクシーです。)香港、中国、台湾の人気男優の顔合わせはファンにとっては楽しみなところですが、これが皆、雰囲気あってかっこいいので惚れ直すかもですね。特に冷酷になっていくリウ・イエが意外な顔を見せているのと、殺し屋のチャン・チェンがいいですね。
それと、ダニエル・ウーとスー・チーが一緒に映っていると『硝子のジェネレーション』を思い出してしまいました。