電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

都会人へのあこがれ

2007-09-11 23:42:00 | Weblog
この前、雑誌を読んでいたら、ある記事で、「上海で仕事をして知り合った女性が知っている西安の女性に似ていたので、あなたは私の知っている西安の人に似ていますね。と聞いたら、相手がとたんに気分を悪くした。それを聞いていた他の人から、それはあなたは上海の人ですか?と聞いたほうが相手は喜ぶ。上海人だと都会の人にみられるから。」ということが書かれておりました。ふ~んと思っていると、そういえば私が行っているマッサージ店のいつも揉んでくれる子が『幸せの絆』のウーラン・ターナ監督の顔の感じに似ていたので(もしかすると内モンゴルかな?と思い)、「出身はどこ?」と聞いた時に「内モンゴルだよ。でも北京から近い。」とやたらに北京を強調していて、今も話をすると北京の話をよくするのです。
どうもこの記事同様に大都市に住んでいる人にみられるほうがうれしいようで、こういったところからも中国人の見栄というか都会人へのあこがれが見えたように思えます。(ちなみにここのママは上海に近い田舎、一人はハルピン、もう一人は西安)
ところでマッサージ店に週一で通っているおかげで、オーナーのママさんやスタッフの子たちとよく話をするのですが、なんでああやっていともたやすく日本語を覚えられるのかが不思議。こっちは挨拶程度の中国語しかできないのに~。仲良くなったおかげで、電話予約するときは「ウォ~シートンチン」(これ私の名字、わかる人にしかわからんか)というとすぐに私だとわかっていただいております。と、最近は覚えた言葉をそこで使うようにしてみますが、この前は「シンクーラ~(辛苦了)」でその子に受けを狙い、「発音大丈夫。」と合格点をもらいました。