電影宣伝自由人

香港映画を中心にしたアジア映画のよもやま話などを紹介

「ゴッド・キャンブラー」日本公開版

2006-06-14 22:55:19 | Weblog
今、日本で発売されている「ゴッド・ギャンブラー」のDVDには、完全版と銘打っています。これは、販売元のクロックワークスからこの作品の協力を受けた際に、日本劇場公開およびSPOで発売されたビデオ版は、一部カットされていると伝えたからでした。
これはどうゆうことかと言うと、「ゴッド・ギャンブラー」が日本公開される際にに、2時間を越えているこの作品の上映時間が長い、また劇場での上映回数を考えたうえで多少カットして2時間を切る上映時間にしたい、ということで、配給側でカットしたのでした。こういったことは、昔のインディペンデントの配給会社ではよくやっていて、私の経験では、アメリカ映画に『DCキャブ』という作品があったのですが、アメリカではカットしていた、主題歌を歌うアイリーン・キャラが、劇中に登場してホワイトハウスで歌うというシーンをわざわざその部分の権利のお金を出して、日本で物語のなかに入れ込んで公開した、というようなこともしていました。
今ではそんなこともしなくなりましたが、昔は日本だけでなく、台湾や他の国においても、いろいろな理由において映画をいじっている話は多々ありますが、この話はまた次に。