cottage craft industry EXTREME-畠山研究所

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アドレスV125 シリンダーへッド改  その3

2007年09月27日 | アドレスV125
最初のヘッドは思ったとおりの出来だったので、外したヘッドでさらにポートの拡大を行う。



1000km走ったヘッドは綺麗な焼けをしていて、バルブの当たりも良好。
排気側はカーボンで見えないけれど、吸気側はポートの機械加工と鋳物の地肌の境がはっきり分かると思います。

こういうところを手作業できれいにしていくわけです。



バルブスプリングは柔らかいので、バルブを外す時は手で押した方が簡単に外せます。
バルブスプリングコンプレッサーを使わずにアタッチメントを手で押し付けます。
磁石でコッターを抜き取れば簡単です。

さすがにはめる時はバルブスプリングコンプレッサーを使った方がやり易いと思います。



排気ポートはかなり控えめなサイズに出来ているので、効果はてき面です。
削り過ぎても良いことは無いのでさじ加減が大切です。



ざっと荒削りしていきます。
前回より一回り大きくするような感じで削っていきます。



吸気側も一回り大きくなるように削ります。
グルッと回り込んでいるので、綺麗なアールになるようにします。



バルブガイドの周りも前回より多めに削り、あえて少しボリュームをもたせてみます。
どう出るかはやってみないと分かりませんが、この辺が強く性能に影響が出そうです。

バルブシート周りは前回同様、段差を取るようにしてスムーズに仕上げます。

今回は軽く磨きも入れてみようかと思っています。
ピカピカではなく、サンドペーパーで出来た専用の磨くやつが有るので、それでサラっと仕上げます。
すぐ減ってしまうのが難ですが、簡単に表面を綺麗に出来て便利です。

来週早々には試乗できるかな。

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