古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

藪茗荷

2010-09-25 12:40:33 | 庭の植物
あっという間に秋になって、そろそろ金木犀のシーズンなのに
まだ蕾はかたい。去年は秋分の日にもう満開で例年より大分
早かった。

夏の間、実家で咲いていた白い花。炎天下にも負けず葉は
みずみずしい濃い緑で可憐な小さな白い花をいくつもつけて
そこだけは涼しげだった。
葉は茗荷に少し似ているが互生している。なんという植物かな・・
と思って母に聞いたら「自然と出てきてなんだかわからない」
という。写真を撮って調べてみると約束しながら、先日の上京まで
何度も忘れていた。白い花はずいぶんと長く咲き続けていたが、
半分ほどは青紫色の実になっていた。花と実と同時についている
写真が撮れた。実は最初は緑で熟すと青紫になるようだ。
緑の時は見ていない。

ネットで調べてみたら、すぐに名前がわかった。『藪茗荷』だ。
茗荷とは葉の形が少し似ているだけでツユクサ科に分類される。
この葉は毒ではなさそうなので料理のあしらいに使いたくなるが
どうだろう?

関東以西の暖地に自生、とある。どうりでこちらでは見かけない。
実と地下茎で増えるそうなので、今度少しもらってこようか
と思う。温暖化しているのでこちらでも育つかもしれない。
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