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古楽の小路

30余年住んだ杜の都から東京へ。両親の介護も終了、気が付けば高齢者に。介護される身になるまで音楽生活を楽しみたいものです

モディリアニ

2008-06-06 20:56:16 | 映画
エディット・ピアフの映画DVDをレンタル店に返しにいき、
ついでにちょっとヴィデオの棚をみていたら、モディリアニ
の映画が目につき、また借りてしまった。

最近東京で展覧会もあったし、テレビでもとりあげられていた。
私も昔撮った録画で「モンパルナスの灯」をまた観ていた。
ジャラール・フィリップ、アヌーク・エーメ、
非情な画商役のリノ・バンチェラがよかった。

2004年作のこの映画はイタリア人のアンディ・ガルシア
とモディリアニ描く細面の顔をした女優がジャンヌを演じた。

最初に「断り」があるようにこの映画はフィクションとの
ことなのでモディリアニの伝記というより1920年頃の
パリの空気を感じることができて面白かった。

モディリアニと犬猿の仲という設定のピカソ、ユトリロ、スーチン
コクトー、スタインなどその時代の芸術家が沢山出てくる。

音楽はエディット・ピアフまで(ばら色の人生)でてきた。
5000フランの賞金のでるコンペで画家達が描く場面では
カッチ―ニ(ではないとされた)アベ・マリアのアレンジも。

細部もなかなか凝っているので、時間があればまた観たい。
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エディット・ピアフ

2008-06-04 19:03:55 | 映画
昨年から話題のエディット・ピアフの映画ヴィデオを借りて観た。

マリーネ・ディートリッヒ役で、映画「めぐり逢う朝」でサント・
コロンブ夫人を演じた、女優カロリーヌ・シホールが出ていると
いうことをきき、観てみたくなったというヘンな動機だ。

「めぐり逢う朝」では亡霊だったから、生身の人間はどうかなと
興味があったが、出たのはほんの少しで、またまた後光がさす
ような感じ。
面白いことに、マラン・マレ役のジェラール・ドパルデユーも
ピアフを応援するクラブの経営者として出演していた。もっとも
この人は実によく映画にでているが。

ピアフ演じる若手女優は迫真の演技。20代から死の47歳まで
演じているが、47歳がまるで老婆の姿。47歳をとっくに過ぎた
私は「それはないでしょう」と思ったがモルヒネ中毒のせい
かもしれない。
映画を観ていたらピアフの本当の顔を思い出せなくなっていた。
さっそく検索すると出てきた。みれば思い出す。

シャンソン歌手はジュリエット・グレコ、アズナブール、アダモ
などみな一癖ある声の持ち主が多い。
日本語で歌う人もいるけど、どうしても合わない気がしてしまう。
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無伴奏シャコンヌ

2008-06-02 17:52:19 | 映画
今日も昨日と同じ新緑のケヤキが美しい定禅寺通へ行く。
3月から聴きに行っている、バロック音楽講座の日。
ヴァイオリンの2回目で、前回の「ラ・フォリア」の後が
まだあり、リスト、ラフマニノフ、現代まで期間延長。
「ラ・フォリア」を元にした曲がいかに多いことか。

後半は講師がついに手に入れたという、映画1994年作
「無伴奏シャコンヌ」のDVD。わたしは劇場で予告編だけ
見たようだ。ヴィデオは廃盤になり、高値になっている。

コンサート活動をやめ、地下鉄でヴァイオリンを弾く男の話。
これの前半をピックアップしてみせてもらう。

実際の演奏はクレーメルなのだが、主人公の俳優は
かなり特訓を受けたとみえてフォームも指の動きも自然。
パリの地下鉄と勝手に思っていたらリヨンの地下鉄だそうだ。
後半には意外な展開もあるらしいので、楽しみだ。

バッハのヴァオリンソナタのCDはあれどもこの超有名曲の
CDを持っていなかった。クレーメルはちょっとパスかな。
コメント (2)
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