騎手・中島八弥 東京サラブレットクラブ&シルクHC 一口馬主情報。

東京優駿
第80回 日本ダービー
祝出走
シルクホースクラブ所属
フラムドグロワール3歳牡馬
父母GI馬

クラシック最後の一冠をめざせ!「第71回 菊花賞」

2010年10月19日 | 競馬情報
クラシック最後の一冠をめざせ!

「第71回 菊花賞」 

勝つのはあの馬!

都競馬場の芝・外回りコースで行われる3000mの菊花賞は、3コーナー手前がスタート地点。2回越えなければならない高低差およそ4mの坂をどうクリアするかが、勝負の分かれ目のひとつとなっている。そして、どの馬にとっても未知である3000mの長丁場。その影響もあってか2001年以降9年連続で、単勝5番人気以下の馬が2着以内に入るという、波乱含みの傾向もある。馬も騎手も、そしてファンにとっても一筋縄ではいかない菊花賞。



「神戸新聞杯」組が好成績と触れたが、菊花賞では「3走前までに、重賞以外で勝利していた」馬も好成績。ディープインパクトが圧倒的な強さをみせた2005年以外で該当馬が毎年連対しているのだから、今年もそういった馬の台頭に注意しておく手もありそうだ。

3走前までに重賞以外で勝利していた菊花賞連対馬一覧(過去10年)

年度 着順 馬名 該当レース
00年 2着 トーホウシデン 3走前 プリンシパルS
01年 1着 マンハッタンカフェ 前々走 阿寒湖特別(1000万下)
02年 1着 ヒシミラクル 前々走 野分特別(1000万下)
03年 2着 リンカーン 3走前 すみれS
04年 1着 デルタブルース 前走 九十九里特別(1000万下)
06年 1着 ソングオブウインド 3走前 夏木立賞(500万下)
07年 2着 アルナスライン 前々走 すみれS
08年 1着 オウケンブルースリ 前々走 阿賀野川特別(1000万下)
09年 1着 スリーロールス 前走 野分特別(1000万下)

該当するレースが複数ある場合は、直近のものを掲載

近走で3着経験馬にも要注目!?

過去10年の菊花賞では、2004年を除く毎年、「3走前までに3着になったことがある」という馬が大活躍。菊花賞トライアルの“神戸新聞杯3着馬”が3頭連対しているのをはじめ、条件クラスのレースを含めた共通点だから興味深い。今年もこれに該当する馬が出走してきたら、注目してみるのも面白いかもしれない。

3走前までに3着に入った経験がある菊花賞連対馬一覧(過去10年)

年度 着順 馬名 該当レース
00年 1着 エアシャカール 前走 神戸新聞杯
01年 2着 マイネルデスポット 前走 鳴滝特別(1000万下)
02年 1着 ヒシミラクル 3走前 洞爺湖特別(1000万下)
03年 1着 ザッツザプレンティ 前々走 日本ダービー
05年 2着 アドマイヤジャパン 3走前 皐月賞
06年 1着 ソングオブウインド 前走 神戸新聞杯
2着 ドリームパスポート 前々走 日本ダービー
07年 2着 アルナスライン 前走 京都大賞典
08年 1着 オウケンブルースリ 前走 神戸新聞杯
09年 2着 フォゲッタブル 前走 セントライト記念

該当するレースが複数ある場合は、直近のものを掲載


クラシック最後の一冠をめざせ!「第71回 菊花賞」 勝つのはあの馬!

2010年10月19日 | 競馬情報
クラシック最後の一冠をめざせ!

「第71回 菊花賞」 

勝つのはあの馬!

都競馬場の芝・外回りコースで行われる3000mの菊花賞は、3コーナー手前がスタート地点。2回越えなければならない高低差およそ4mの坂をどうクリアするかが、勝負の分かれ目のひとつとなっている。そして、どの馬にとっても未知である3000mの長丁場。その影響もあってか2001年以降9年連続で、単勝5番人気以下の馬が2着以内に入るという、波乱含みの傾向もある。馬も騎手も、そしてファンにとっても一筋縄ではいかない菊花賞。

「神戸新聞杯」組が好成績!

菊花賞出走馬が前走で出走したレースをチェックしてみると、前走「神戸新聞杯」組が大多数。そして菊花賞で好結果を挙げた馬も、ほとんどが「神戸新聞杯」組となっている。王道のローテーションとなっている神戸新聞杯だが、神戸新聞杯の着順と菊花賞での結果は直結していない印象。過去10年間でこの2つのレースを連勝した馬は、2005年のディープインパクトだけ。本番でもっとも好成績を残しているのは、“神戸新聞杯3着馬”なのだ。このあたりも波乱につながっている要素のひとつと言えるのかもしれない。

前走のレース別成績(過去10年)

前走のレース 成績 勝率 連対率 3着内率
神戸新聞杯 7-4-8-50 10.1% 15.9% 27.5%
セントライト記念 1-3-1-33 2.6% 10.5% 13.2%
その他の重賞 0-2-1-11 0% 14.3% 21.4%
オープン特別・1600万下 0-0-0-10 0% 0% 0%
1000万下 2-1-0-36 5.1% 7.7% 7.7%
未勝利・500万下 0-0-0-5 0% 0% 0%

前走「神戸新聞杯」組のその着順別成績(過去10年)

神戸新聞杯での着順 成績 勝率 連対率 3着内率
1着 1-1-1-3 16.7% 33.3% 50.0%
2着 1-0-0-8 11.1% 11.1% 11.1%
3着 3-0-3-3 33.3% 33.3% 66.7%
4着 0-1-1-5 0% 14.3% 28.6%
5着 1-1-0-3 20.0% 40.0% 40.0%
6着以下 1-1-3-28 3.0% 6.1% 15.2%

菊花賞で好成績を挙げている馬のほとんどは、「関西馬」。しかし騎手の成績をみてみると、「関東所属騎手」が率の上で「関西所属騎手」を上回る好成績を挙げている。ちなみに「関東馬」に「関西所属騎手」が騎乗したケースは過去10年で13回あるが、すべて4着以下という成績。逆に、「関西馬」に「関東所属騎手」というコンビは同じく13回あり、優勝1回2着4回という成績になっている。

出走馬所属別成績(過去10年)

所属 成績 勝率 連対率 3着内率
関東馬 1-2-1-41 2.2% 6.7% 8.9%
関西馬 9-8-9-103 7.0% 13.2% 20.2%
地方競馬所属馬 0-0-0-1 0% 0% 0%


騎手所属別成績(過去10年)

騎手の所属 成績 勝率 連対率 3着内率
関東所属騎手 2-6-1-33 4.8% 19.0% 21.4%
関西所属騎手 7-4-8-106 5.6% 8.8% 15.2%
地方競馬所属騎手 1-0-0-4 20.0% 20.0% 20.0%
外国人騎手 0-0-1-2 0% 0% 33.3%

のちに地方競馬からJRAに移籍した騎手は、当時の所属で集計