クラシック最後の一冠をめざせ!
「第71回 菊花賞」
勝つのはあの馬!
都競馬場の芝・外回りコースで行われる3000mの菊花賞は、3コーナー手前がスタート地点。2回越えなければならない高低差およそ4mの坂をどうクリアするかが、勝負の分かれ目のひとつとなっている。そして、どの馬にとっても未知である3000mの長丁場。その影響もあってか2001年以降9年連続で、単勝5番人気以下の馬が2着以内に入るという、波乱含みの傾向もある。馬も騎手も、そしてファンにとっても一筋縄ではいかない菊花賞。
「神戸新聞杯」組が好成績!
菊花賞で好成績を挙げている馬のほとんどは、「関西馬」。しかし騎手の成績をみてみると、「関東所属騎手」が率の上で「関西所属騎手」を上回る好成績を挙げている。ちなみに「関東馬」に「関西所属騎手」が騎乗したケースは過去10年で13回あるが、すべて4着以下という成績。逆に、「関西馬」に「関東所属騎手」というコンビは同じく13回あり、優勝1回2着4回という成績になっている。
「第71回 菊花賞」
勝つのはあの馬!
都競馬場の芝・外回りコースで行われる3000mの菊花賞は、3コーナー手前がスタート地点。2回越えなければならない高低差およそ4mの坂をどうクリアするかが、勝負の分かれ目のひとつとなっている。そして、どの馬にとっても未知である3000mの長丁場。その影響もあってか2001年以降9年連続で、単勝5番人気以下の馬が2着以内に入るという、波乱含みの傾向もある。馬も騎手も、そしてファンにとっても一筋縄ではいかない菊花賞。
「神戸新聞杯」組が好成績!
菊花賞出走馬が前走で出走したレースをチェックしてみると、前走「神戸新聞杯」組が大多数。そして菊花賞で好結果を挙げた馬も、ほとんどが「神戸新聞杯」組となっている。王道のローテーションとなっている神戸新聞杯だが、神戸新聞杯の着順と菊花賞での結果は直結していない印象。過去10年間でこの2つのレースを連勝した馬は、2005年のディープインパクトだけ。本番でもっとも好成績を残しているのは、“神戸新聞杯3着馬”なのだ。このあたりも波乱につながっている要素のひとつと言えるのかもしれない。
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前走「神戸新聞杯」組のその着順別成績(過去10年) |
神戸新聞杯での着順 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
1着 | 1-1-1-3 | 16.7% | 33.3% | 50.0% |
2着 | 1-0-0-8 | 11.1% | 11.1% | 11.1% |
3着 | 3-0-3-3 | 33.3% | 33.3% | 66.7% |
4着 | 0-1-1-5 | 0% | 14.3% | 28.6% |
5着 | 1-1-0-3 | 20.0% | 40.0% | 40.0% |
6着以下 | 1-1-3-28 | 3.0% | 6.1% | 15.2% |
菊花賞で好成績を挙げている馬のほとんどは、「関西馬」。しかし騎手の成績をみてみると、「関東所属騎手」が率の上で「関西所属騎手」を上回る好成績を挙げている。ちなみに「関東馬」に「関西所属騎手」が騎乗したケースは過去10年で13回あるが、すべて4着以下という成績。逆に、「関西馬」に「関東所属騎手」というコンビは同じく13回あり、優勝1回2着4回という成績になっている。
出走馬所属別成績(過去10年) |
所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
関東馬 | 1-2-1-41 | 2.2% | 6.7% | 8.9% |
関西馬 | 9-8-9-103 | 7.0% | 13.2% | 20.2% |
地方競馬所属馬 | 0-0-0-1 | 0% | 0% | 0% |
騎手所属別成績(過去10年) |
騎手の所属 | 成績 | 勝率 | 連対率 | 3着内率 |
関東所属騎手 | 2-6-1-33 | 4.8% | 19.0% | 21.4% |
関西所属騎手 | 7-4-8-106 | 5.6% | 8.8% | 15.2% |
地方競馬所属騎手 | 1-0-0-4 | 20.0% | 20.0% | 20.0% |
外国人騎手 | 0-0-1-2 | 0% | 0% | 33.3% |
※ | のちに地方競馬からJRAに移籍した騎手は、当時の所属で集計 |
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