【11月30日】
レース後も大きな反動はなく、すでに坂路にて普通キャンターを消化している。
「筋肉疲労(少しゴツゴツした感じ)やテンションの高さ(歩く際にタッタッタッと急ぎ脚になる感じ)はあるものの、どちらも許容範囲内。爪や脚元に問題はありませんので、中1週で
12月10日(日)中山12R
初霜特別(1000万下・芝1600m)
への出走を検討しています。落馬した時の条件ゆえ不安視する声もあるかもしれませんが、今の彼ならきっとクリアしてくれることでしょう」
(国枝調教師)
【11月30日】
レース後も大きな反動はなく、すでに坂路にて普通キャンターを消化している。
「筋肉疲労(少しゴツゴツした感じ)やテンションの高さ(歩く際にタッタッタッと急ぎ脚になる感じ)はあるものの、どちらも許容範囲内。爪や脚元に問題はありませんので、中1週で
12月10日(日)中山12R
初霜特別(1000万下・芝1600m)
への出走を検討しています。落馬した時の条件ゆえ不安視する声もあるかもしれませんが、今の彼ならきっとクリアしてくれることでしょう」
(国枝調教師)
1着 6番ディープインパクト(武豊騎手)
「今日は強いディープでしたね。この馬の本当の走りができてよかったです。レースはいろんなパターンを考えていましたが、こういう形(スローペース)も考えていました。馬も折り合って気分よく走っていましたし、残り800mを過ぎてゴーサインを出しました。乗っていて彼本来の走りでしたし、直線のファンの歓声もディープを後押ししてくれました。今日は負けられないと思いましたし、フランスでは残念な結果でしたが、それでもファンの皆さんが応援してくれて嬉しかったです。残り1戦、強いディープインパクトを見に来てほしいと思います」
2着 7番ドリームパスポート(岩田康誠騎手)
「道中ハミを噛んでしまってかかり気味だった。馬は前より確実に成長していて、しっかりしてきた。もう少しスムーズならもっと弾けていたと思う。しかし瞬発力もさすが。3歳でこのレースは立派だと思います」
3着 3番ウィジャボード(L.デットーリ騎手)
「4コーナーで外を周りたくなかったので内を突きました。この直線の長い東京コースは、牝馬にとってはタフなコース。3着という結果には満足しています。ディープはファンタスティックだね」
4着 10番コスモバルク(五十嵐冬樹騎手)
「プラス10キロは北海道で調整しているので致し方ない。久々にハナを切って、スローペースで早め早めの競馬をしたかったが、みんなに早めに来られてしまった。左回りだとアクションを起こしたときにヨレるね。それでもよく走っていますよ」
5着 8番フサイチパンドラ(福永祐一騎手)
「スタートよく、スローペースもスムーズなレース。直線向いてもこの馬なりによく走っていたと思う。中1週の3歳牝馬としては立派。来年が楽しみです」
6着 11番メイショウサムソン(石橋守騎手)
「ペース遅かったが折り合いはついていた。控える競馬ができたのは収穫だが、同じ3歳同士ならフサイチには先着してほしかったな」
7着 9番フリードニア号(T.ジレ騎手)
「 | 4コーナーで前がつまってしまい、そこでのタイムロスが大きかった。最後はよく伸びてきてくれた。これからもっといい馬になると思う。勝った馬が強すぎ。」 |
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まずまずのスタートから、前半は好位5番手を追走。無理なく早めに先頭に並びかけ、残り200mから追い出されると、ラストは後続を置き去りにする快勝劇。休み明けを見事勝利で飾っている。
津村騎手
「4コーナーで他馬がきたらフワフワ、直線先頭に立ったらまたフワフワ。まだ馬が子供のようですね。終始、浮わついた走りでしたので、最後までしっかりと追っ付けておいたわけですが、それにしても走りますねぇ。芝もダートも大丈夫そう。いい馬に乗せてもらえました」
国枝調教師
「フワフワするのは仕方のないこと。最初から子供だと思って接してあげれば、大したことはないんです。馬に合わせて進めてあげれば、きっと良くなってきますし、実際今日はおかしなところを見せませんでしたからね。これまで爪や脚元、そして馬体増(+22kg)の不安がありましたが、終わってみれば全く関係なし。多少太くても能力が違いました。今後は2~3日ほど様子を見てから、次のプランを決めていくつもり。まだまだ上を目指せる器ですよ」
レース前、調教師の話では、今回は叩いてからということでしたが、やはりここ500万下では能力が違いました。かなり上を目指せることがうかがわれます。
交流重賞で大活躍したノボジャックの全弟『トーセンブレイク』に勝っているのも、いいね。
【11月23日】
11月25日(土)東京7R 500万下(ダ1400m)
津村騎手にて復帰予定。
「今週の稽古では49秒台。これでもこの馬にとっては楽々なんですよね。ただ、用心のため坂路オンリーで追いきりを行っている関係で、馬体はまだ余裕の残し。ここを一度叩いてから、波に乗せてあげたいところです。あとは競馬場に行っての精神状態がどうか。現時点では問題ないものの、こればかりは当日を迎えてみないことには何とも言えませんからね。とにかく次につながる一戦にしたいものです」(国枝調教師)
06.11.22 津村 美南坂良 2本 49.2 35.7 24.1 12.3 馬なり余力
アーマメント(古1000万)馬なりを1.0秒追走同入
06.11.19 助手 美南坂良 2本 50.2 37.0 24.4 12.3 馬なり余力
06.11.17 助手 美南坂良 2本 56.2 41.8 28.2 13.8 馬なり余力
06.11.15 津村 美南坂良 2本 50.9 37.4 24.8 12.3 馬なり余力
ウインブラッド(古500万)馬なりを0.3秒追走0.3秒先着
06.11.14 助手 美南坂良 1本 61.8 45.4 29.0 14.1 馬なり余力
06.11.12 助手 美南坂稍 1本 55.7 41.4 27.5 13.9 馬なり余力
06.11.09 津村 美南坂良 1本 …… 38.3 25.2 …… 馬なり余力
06.11.08 助手 美南坂良 2本 59.8 44.1 29.1 14.2 馬なり余力
雨中のマイルCSはダイワメジャーがまさに横綱相撲で押し切り、そして、驚くべきは関東馬の躍進で、1着~6着まで全て関東馬が。
関東馬以外での最先着となったのが英国のコートマスターピースで、世界一の男デットーリが乗るということもあって2番人気に支持されたのだが、最後は予想以上に伸び切れなかった。
問題はレース後のデットーリ騎手の敗因コメントで、土曜日の東京では丁寧過ぎるぐらいコメントをしてくれていたデットーリ騎手が、たった一日経った日曜日のマイルCSの敗因について、「勝負どころで脚を滑らせたから…」という短いコメントだけだった。
デットーリ騎手は後検量を終えた直後、ダンロップ師には随分敗因を長く語っていたらしい。デットーリは、絶対的に時計が足らない。そして、距離もベストは7F。と調教師には言ったらしい。日本で種馬になろうとしている馬に本音は言えません。仕方なく‘脚を滑らせた’と言う部分だけをクローズアップして言うしかなかったとのこと。
コートマスターピースは、京都競馬場に月末まで滞在予定で、来年からは日本で種牡馬入り。次走については、選出されている阪神C出走は流動的で、香港マイルの可能性も。
この馬にはがっかりだった、そして、デットーリ騎手も先週は1勝もしてません。
【11月16日】
美浦トレセン在厩。今週は坂路にて楽々と好タイムをマークしている。
「走りに関しては、やはり能力を感じさせる素軽いもの。坂路だとすぐにいい時計が出てしまうため、本来はフラットコースで長目から追いたいところなのですが、蹄を気遣う必要がありますので、そうもいかないのが現状です。したがって、調教だけで完全に仕上げるのではなく、復帰戦の出走をもって、その先の弾みとしたいところですよね。レースは、11月25日(土)東京7R 500万下(ダ1400m)を予定しています」(国枝調教師)
調教タイム
06.11.15 | 津村 | 美南坂良 | 2本 | 50.9 | 37.4 | 24.8 | 12.3 | 馬なり余力 | ||
ウインブラッド(古500万)馬なりを0.3秒追走0.3秒先着 | ||||||||||
06.11.14 | 助手 | 美南坂良 | 1本 | 61.8 | 45.4 | 29.0 | 14.1 | 馬なり余力 | ||
06.11.12 | 助手 | 美南坂稍 | 1本 | 55.7 | 41.4 | 27.5 | 13.9 | 馬なり余力 | ||
06.11.09 | 津村 | 美南坂良 | 1本 | …… | 38.3 | 25.2 | …… | 馬なり余力 | ||
06.11.08 | 助手 | 美南坂良 | 2本 | 59.8 | 44.1 | 29.1 | 14.2 | 馬なり余力 |