騎手・中島八弥 東京サラブレットクラブ&シルクHC 一口馬主情報。

東京優駿
第80回 日本ダービー
祝出走
シルクホースクラブ所属
フラムドグロワール3歳牡馬
父母GI馬

シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール 何でこれで走らないのか不思議でしょうがないんだけど…。

2013年06月29日 | 引退馬

シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール

(シルクプリマドンナ10)

母シルクプリマンナはオークス馬、

父ダイワメジャーで大物誕生の予感

父 : ダイワメジャー
母 : シルクプリマンナ(母の父 ブライアンズタイム)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2010.03.31
BREEDER : 安平町・ノーザンファーム

美浦・藤沢和雄厩舎
募集価格4000万円
中央獲得賞金6298万円
控除前回収率157%
収得賞金額1150万円
GI朝日杯FS 4着
GINHKマイルC 3着
GI東京優駿 10着

2012/06/09、2歳新馬、東京芝1400m、1番人気1着、賞金700万円 雨 稍 横山典弘

2012/09/30、2歳OP芙蓉S、中山芝1600m、2番人気2着、賞金607.4万円 晴 良 横山典弘 

2012/10/20、2歳OPいちょうS、東京芝1800m、2番人気1着、賞金1535.7万円 晴 良 横山典弘

2012/12/16、2歳GI朝日杯FS、中山芝1600m、5番人気4着、賞金1100万円 晴 良 ウィリアムズ

2013/01/21、3歳GⅢ京成杯、中山芝2000m、1番人気10着、賞金0万円 晴 良 横山典弘

2013/05/05、3歳GINHKマイルC、東京芝1600m、8番人気3着、賞金2300万円 晴 良 横山典弘

7戦2勝【2-1-1-1-0-2(新馬勝ち、GI 3着)】

ラジオNIKKEI賞の出走馬の追い切り診断だね。

アドマイヤドバイは最後までしっかりした走りをしていたし、体の使いも良かったよ。至って順調そのものといった感じじゃないかな。きさらぎ賞やラジオNIKKEI杯2歳Sの時は柔らかい走りをしていた反面、力強さなんかはイマイチだったけど、今回は走りがしっかりしていて力強さがあったから、2歳の暮れから3歳の春先に比べると成長しているんじゃないかな。

インプロヴァイズは体の使いや伸びが良かったし、力強さもあったからね。トビが大きいから馬場が渋ったらどうかとは思うけど、小脚なんかは使えそうだから小回りコースはそれほど苦にしないはずだよ。

ガイヤースヴェルトは、体の使いや追ってからの反応、伸びは良かったよ。ただ、力強さという点ではイマイチ。本当に良くなるのは先なのかな。でも、競馬が上手な馬だから、小回りコースは合いそうだけどね。

カシノピカチュウは気分良く走っていたし、体の使いもいい。NHKマイルCの時も良く見えたんだけど、あの時は直線で前をカットされていたからね。それでいてコンマ5秒差。あれさえなければもっとやれたはずで、今回も軽く見ない方がいいだろう。器用さに欠けるタイプだから、短い距離で急がせるよりも、これくらいの距離で流れに乗って競馬をさせた方がいいと思うよ。

カフェリュウジンは伸びのある走りができていた。青葉賞の時も良く見えたけど、この馬も順調に来ているんじゃないかな。2400mはさすがに長かったから、距離が短くなるのはいいと思うし、小回りの福島ならいくらでもごまかしが利くからね。先行して流れに乗って競馬ができれば、このメンバーでも十分やれていいはずだよ。

ケイアイチョウサンは力強さがないし、取り立てて強調できるところもないんだよね。

サンブルエミューズは気分良さそうに走っていたし、体の使い方も良かったよ。ただ、この馬自身はワンパンチ足りないし、ましてや男馬相手でどうかな。

ナンシーシャインは力強い走りができていたけど、前駆だけで走っている感じ。

シンネンは前半掛かり気味だったけど、体の使いはまあまあ。子のうまなりには順調と言えるんじゃないかな。

ダイワストリームは、体の使いや伸びも良かった。ブログには書かなかったけど、スイートピーSの時の追い切りを見ていて、その時もいいなと思っていた馬。51キロの軽ハンデだし、男馬に混じってもそうヒケは取らないと思うけどね。

ダイワブレイディは、頭の高い走りの割には体を使っている。ただ、何かが物足りないんだよなぁ…。

ダービーフィズは、馬格の割にトビは大きいんだけど、体はちゃんと使っている。順調といえば順調。ただ、ガラッと変わった感じはしないね。ジャングルポケットの仔らしく器用さはありそうだから、小回りコースは合っていると思うよ。

ナンシーシャインは終い重点。時計そのものは悪くないんだけど、それだけのスピード感がなかった。あの走りならもっと時計が出てもいいはずなのにね。いずれにしてもあまり良くは見えなかったし、男馬に混じってどうかな。

フラムドグロワールは体を使って柔らかみのある走りができている。相変わらず具合は良さそうだね。何でこれで走らないのか不思議でしょうがないんだけど…。2400mはさすがに長かったから、千八に短縮してどこまでやれるかだね。

ミエノワンダーは追ってからがジリっぽい。ピリッとした感じが見られないんだよなぁ…。瞬発力はイマイチの反面、いい脚を長く使うタイプなんだろう。そういう意味では、小回りの福島はどうかな。直線の長い東京コースが合いそうな気がするけどね。

意外にここは調子のいい馬が揃ったね。良く見えたのはアドマイヤドバイ、インプロヴァイズ、ガイヤースヴェルト、カシノピカチュウ、ダイワストリーム、フラムドグロワールの6頭。その中でも特に良かったのはインプロヴァイズ、ダイワストリーム、フラムドグロワールだね。


シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール秋の大舞台を目指す3歳馬が夏の福島で激突!「ラジオNIKKEI賞」

2013年06月27日 | 引退馬

シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール

(シルクプリマドンナ10)

母シルクプリマンナはオークス馬、

父ダイワメジャーで大物誕生の予感

父 : ダイワメジャー
母 : シルクプリマンナ(母の父 ブライアンズタイム)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2010.03.31
BREEDER : 安平町・ノーザンファーム

美浦・藤沢和雄厩舎
募集価格4000万円
中央獲得賞金6298万円
控除前回収率157%
収得賞金額1150万円
GI朝日杯FS 4着
GINHKマイルC 3着
GI東京優駿 10着

2012/06/09、2歳新馬、東京芝1400m、1番人気1着、賞金700万円 雨 稍 横山典弘

2012/09/30、2歳OP芙蓉S、中山芝1600m、2番人気2着、賞金607.4万円 晴 良 横山典弘 

2012/10/20、2歳OPいちょうS、東京芝1800m、2番人気1着、賞金1535.7万円 晴 良 横山典弘

2012/12/16、2歳GI朝日杯FS、中山芝1600m、5番人気4着、賞金1100万円 晴 良 ウィリアムズ

2013/01/21、3歳GⅢ京成杯、中山芝2000m、1番人気10着、賞金0万円 晴 良 横山典弘

2013/05/05、3歳GINHKマイルC、東京芝1600m、8番人気3着、賞金2300万円 晴 良 横山典弘

7戦2勝【2-1-1-1-0-2(新馬勝ち、GI 3着)】

 

夏競馬を彩る3歳馬限定の名物重賞レースとして定着しているラジオNIKKEI賞。春のクラシック戦線を戦ってきた実績馬たちと、秋の飛躍を狙う新興勢力が福島競馬場の芝1800mで激突する。今年は開催日程の変更で2回福島競馬のスタートが2週間繰り下げられたものの、このレースの日程は過去10年と同様に7月初旬のままで変わらず、例年の開催3週目から開幕週に繰り上げて行われる。非常にバラエティーに富んだ顔ぶれがエントリーしており、どの出走馬にとっても、勝てば嬉しい重賞初制覇。4月の1回福島競馬以来の開催で絶好の馬場状態となっている芝コースを舞台に熱い戦いが繰り広げられる。

今回の登録馬の中で春のクラシック出走組の代表格は、ただ1頭日本ダービーに出走したフラムドグロワール(牡3・藤沢和雄)だ。結果は10着に敗退したが、前々走のNHKマイルCでは8番人気ながら3着に食い込んでおり、昨年暮れの2歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティSでも4着に善戦。重賞タイトルこそ手にしていないものの、世代トップクラスと何度も接戦を演じてきた実績を誇る。激戦となった日本ダービーから中4週での臨戦となるが、6月19日の1週前追い切りは美浦南Wコースで素軽い動きを披露。初重賞制覇に向け、着々と臨戦態勢を整えてきている。

ガイヤースヴェルト(牡3・斎藤誠)は、芝・ダートを問わずにハイレベルな走りを見せているダイワメジャー産駒。ダート1800mのメイクデビュー中山を7馬身差で圧勝すると、2戦目の500万下(東京・ダート1600m)では、のちにユニコーンSを制する1着馬ベストウォーリアとハナ差の2着。初めて芝を使われた3戦目の毎日杯で2着に食い込むと、続く前走のNHKマイルCでも5着と掲示板を確保した。父を彷彿とさせる、パワフルな先行力が最大の持ち味。小回りコースの福島・芝1800mという舞台は合う公算が大きい。

ミエノワンダー(牡3・国枝栄)は、デビュー2戦目の未勝利で初勝利を飾ると、500万下クラスも昇級2戦目の山桜賞(いずれも中山・芝2000m)を勝ち上がった。4戦2勝の戦績で臨んだ前走のダービートライアル・プリンシパルS(東京・芝2000m)では堂々の1番人気に支持されたが、結果は惜しくもクビ差の2着。1着馬のみに与えられる日本ダービーの優先出走権に手が届かなかった。その後はこのラジオNIKKEI賞に目標を切り替え、順調に調教を消化している。秋の大舞台へ駒を進めるためにも、ここで重賞初制覇を飾っておきたいところだろう。

シャイニープリンス(牡3・栗田博憲)は、昨年12月のメイクデビュー中山で4着に敗れたが、続く未勝利(いずれも中山・ダート1200m)と500万下(東京・ダート 1400m)で連勝を飾った。初めて芝を使われた前々走のオープン特別・橘S(京都・芝1400m)では、7番人気の低評価を覆して中団から鮮やかに差し切り勝ち。3連勝で臨んだ前走のNHKマイルCは11番人気ながらも、優勝馬マイネルホウオウから0秒3差の6着に健闘した。今回は初距離の芝1800mに対応できるかどうかが鍵となるが、芝のレースではまだ底らしい底を見せていないだけに、楽しみは大きい。

アドマイヤドバイ(牡3・橋田満)は、初勝利を挙げるまでに3戦を要し、未勝利(京都・芝1600m)を勝った直後に挑んだ4戦目のラジオNIKKEI杯2歳Sが7頭立ての5着。5戦目の500万下・福寿草特別(京都・芝2000m)は2着と勝ちきれなかったが、続くGIII のきさらぎ賞で3着に好走し、重賞でも通用する力があることを実証した。前々走の皐月賞トライアル・若葉S(阪神・芝2000m)で10着と大敗し、クラシックの大舞台には立てなかったものの、約3か月の間隔をあけて臨んだ前走の500万下(阪神・芝1800m)を1番人気に応えて快勝し、重賞戦線に戻ってきた。これまで強い相手と戦ってきただけに、好勝負は十分に可能だろう。

インプロヴァイズ(牡3・堀宣行)は、デビュー3戦目の東京スポーツ杯2歳S3着がキラリと光る戦績だ。未勝利(東京・芝1800m)を勝ったばかりで7番人気と前評判は低かったが、後方待機から最後の直線で力強く末脚を伸ばし、1分46秒0の2歳JRAレコードで優勝したコディーノに0秒5差まで詰め寄った。その後はやや伸び悩んでいたが、前走の500万下(東京・芝1800m)で待望の2勝目をマーク。同厩舎で昨年のラジオNIKKEI賞を制したファイナルフォームに続くことができるか、大いに注目したい。

シンネン(牡3・浅見秀一)は、レースを使われながら徐々に成長し、5戦目の未勝利(中京・芝1600m)と6戦目の500万下・あすなろ賞(小倉・芝2000m)を連勝した。皐月賞の優先出走権(3着以内)獲得を狙った前々走のスプリングSは0秒7差の9着に敗れたが、続く前走の京都新聞杯では10番人気ながら4着(同着)に善戦。次走で日本ダービーを制する優勝馬キズナと0秒4差の競馬を演じた。父はオルフェーヴルなど大物を多数輩出しているステイゴールド。これからさらに力をつけていきそうなムードが漂っている。

ケイアイチョウサン(牡3・小笠倫弘)は、すでに10戦と豊富なキャリアを持つステイゴールド産駒。今年初戦の京成杯で優勝馬フェイムゲームから0秒2差の3着に好走した実績を持っている。初めて古馬と対戦した前走の1000万下・稲村ヶ崎特別(東京・芝2000m)では2番人気の支持を受けたものの7着に敗れているが、1600万下クラスからの降級馬など好メンバーが揃っていた。3歳馬同士のGIII なら、上位に食い込むチャンスは十分にあるだろう。

ダービーフィズ(牡3・小島太)は、弥生賞7着、青葉賞12着と近2走は重賞でひと息のレースが続いているが、5走前の未勝利(東京・芝2000m)と3走前の500万下・若竹賞(中山・芝1800m)の勝ちっぷりは実に鮮やかだった。前走の青葉賞で3番人気という高い支持を集めたことが示すとおり、潜在能力は重賞のメンバーに入ってもまったく引けを取らないはずだ。約2か月のレース間隔をあけて成長を促された今回は、巻き返しが期待できる状況にある。

ナンシーシャイン(牝3・岩戸孝樹)は、前々走の桜花賞トライアル・フィリーズレビューで2着に食い込み、桜花賞の優先出走権(3着以内馬に付与)を獲得。前走の桜花賞は、 18頭立ての17番手追走から最後の直線はまずまずの伸び脚を見せて、15番人気ながら8着と前評判を上回る走りを披露した。この中間は放牧でリフレッシュを図られ、激戦の疲れが取れて上々の気配を見せている。今回は約3か月ぶりの実戦に加えて、牡馬が相手で芝1800mの距離も未経験と条件は楽ではないが、能力的にも軽視は禁物だろう。

サンブルエミューズ(牝3・加藤征弘)は、2歳秋にオープン特別の芙蓉S(中山・芝 1600m)で牡馬相手に快勝。その後もフェアリーS3着、桜花賞6着など牝馬重賞戦線で幾度も上位争いを演じてきた。芙蓉Sで2着に退けたフラムドグロワールが今春のNHKマイルCで3着に好走したことから、間接的にこの馬も重賞を勝てるレベルの実力馬と言えるだろう。予定していた3週前の1600万下・多摩川S(東京・芝1600m)への出走がかなわず、このレースに目標を切り替えて調整されてきたが、むしろ仕上がりが進んだ印象。自在な脚質とあって、小回りの福島コースに問題なく対応できるだろう。


シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール ラジオNIKKEI賞 福島の絆で勝つ!

2013年06月27日 | 引退馬

シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール

(シルクプリマドンナ10)

母シルクプリマンナはオークス馬、

父ダイワメジャーで大物誕生の予感

父 : ダイワメジャー
母 : シルクプリマンナ(母の父 ブライアンズタイム)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2010.03.31
BREEDER : 安平町・ノーザンファーム

美浦・藤沢和雄厩舎
募集価格4000万円
中央獲得賞金6298万円
控除前回収率157%
収得賞金額1150万円
GI朝日杯FS 4着
GINHKマイルC 3着
GI東京優駿 10着

2012/06/09、2歳新馬、東京芝1400m、1番人気1着、賞金700万円 雨 稍 横山典弘

2012/09/30、2歳OP芙蓉S、中山芝1600m、2番人気2着、賞金607.4万円 晴 良 横山典弘 

2012/10/20、2歳OPいちょうS、東京芝1800m、2番人気1着、賞金1535.7万円 晴 良 横山典弘

2012/12/16、2歳GI朝日杯FS、中山芝1600m、5番人気4着、賞金1100万円 晴 良 ウィリアムズ

2013/01/21、3歳GⅢ京成杯、中山芝2000m、1番人気10着、賞金0万円 晴 良 横山典弘

2013/05/05、3歳GINHKマイルC、東京芝1600m、8番人気3着、賞金2300万円 晴 良 横山典弘

7戦2勝【2-1-1-1-0-2(新馬勝ち、GI 3着)】

 

フラム適距離に戻り巻き返す/ラジオN賞

 

 福島開幕週のメーンはラジオNIKKEI賞(G3、芝1800メートル)。トップハンデ56キロにはNHKマイルC上位のフラムドグロワール(同3着)、ガイヤースヴェルト(同5着)、シャイニープリンス(同6着)が名を連ねた。ダービーで10着に敗れたフラムだが、いちょうS勝ちと同じ1800メートルは好材料か。インプロヴァイズに騎乗する戸崎騎手には、昨年のファイナルフォームに続く連覇がかかる。プリンシパルS2着のミエノワンダーも小回りに対応できる器用さがある。

 

【ラジオN賞】血統診断

 

 サンデーサイレンス系のマイラー型が強いレースで、サンブルエミューズを最上位にみる。父ダイワメジャーはマイルと2000メートルでGIを5勝し、祖母キョウエイマーチは桜花賞馬。スピード豊富で、小回り向きの機動力も兼備しており、速いタイムが出る開幕週の馬場も合う。

 同じダイワメジャー産駒のガイヤースヴェルトも有力だ。英2000ギニー馬マクフィや、仏2000ギニー馬グリーンダンサーなどの活躍馬を多数出している母系は欧州の一流血脈。厳しい流れや道悪になっても、力を発揮できる。

 フラムドグロワールは母がオークス馬シルクプリマドンナ。スピードと底力は十分だが、本質的に広いコースがベターなだけに、小回りへの対応がカギとなりそう。

 以下は抽選対象となるが、ダイワストリームも同産駒。祖母プリンセススキーはラジオたんぱ杯3歳牝馬S(ラジオNIKKEI杯2歳Sの前身)の勝ち馬で、2、3歳戦向き。意外性のある一族といえ、ハンデ51キロで一発を秘める。

 ステイゴールドはオルフェーヴル、ゴールドシップなどの大物を出す一方で、小回りコースの適性が高く、ローカル重賞も得意。シンネンは距離がもう少し欲しいが、伯父にダービー馬ジャングルポケットがいる母系は底力十分で、侮れない。ケイアイチョウサンは母系もローカル重賞向き。福島へのコース替わりはプラスだ。

 SS系以外ではミエノワンダーが面白い。父グラスワンダー、母の父SSの配合は2007年2着スクリーンヒーローと同じで、母系も優秀。小回りへの対応力もある。 

【ラジオN賞】グロワール、福島の絆で勝つ!

 

額から鼻にかけての流星は父ダイワメジャー譲り。GI3着の実力馬フラムドグロワールが重賞初制覇を狙う

 今週から始まる福島開催の日曜メーンは、ラジオNIKKEI賞(GIII、芝1800メートル)。NHKマイルC3着のフラムドグロワールのオーナー、(有)シルクは福島馬主協会所属の“ご当地馬主”。地元の名物重賞とあれば力が入るのは当然だ。福島県出身の田辺裕信騎手と新コンビを組み、シルク軍団では1999年シルクガーディアン以来、14年ぶりとなる当レース制覇を目指す。

 地元に錦を飾りたい。春のGIで好勝負してきたフラムドグロワールが、シルク軍団のおひざ元・福島での重賞初制覇に照準を定めてきた。

 「オーナーは地元馬主だし、いいんじゃないか。福島を応援するためにも頑張りたいね」

 藤沢和調教師が1992年シンコウラブリイ、95年プレストシンボリに次ぐ当レース3勝目に向けてヤル気を見せる。母は2000年のオークスを勝ち、シルク初のクラシックホースとなったシルクプリマドンナ。軍団ゆかりの良血馬は2歳時からエリートコースを歩み、昨年12月の朝日杯FSで4着。今年も世代のトップと戦ってきた。

 前々走のNHKマイルCは好位の内を進み、直線でしぶとく伸びて勝ち馬マイネルホウオウからコンマ1秒差の3着。GI初制覇は果たせなかったが、「前へいって残ったのはこの馬だけ。タフな競馬で頑張った」とトレーナーは高い能力を再認識。800メートル距離が延びたダービーは10着だったが、それでも着差はコンマ5秒。GIIIでは格が上の存在で、56キロのトップハンデもはねのける。

 ダービー後は短期放牧へ出て、帰厩後は美浦の坂路とWコースを併用して乗り込まれてきた。全休日明けの25日は坂路を軽快なフットワークで駆け上がり、4ハロン63秒5をマーク。「放牧でリフレッシュし、走る気持ちになっていますよ。中山マイルの朝日杯FSでも上手に走っていますし、1800メートルの小回りコースも問題ありません」と大江原調教助手は順調な調整過程に胸を張る。

 福島県出身の田辺裕信騎手と新たにタッグを組むことが決定。“チーム福島”が一丸となり、栄光のVゴールへ突き進む。 

 

★シルク、インプロヴァイズと2頭出し

 

 (有)シルクからは、インプロヴァイズもスタンバイ。前走の東京500万下(芝1800メートル)は最後方から直線一気に伸びて完勝し、「強い競馬だった」と橋本調教助手。福島に舞台が替わるが、「小回りコースでスタンド前の発走もカギだが、気性的に落ち着きが出ているし、うまく対応できれば」と同助手。堀厩舎には昨年のファイナルフォームに続く連覇がかかる。

 

ご当地馬主

馬主は基本的に全国10競馬場の馬主協会に所属する。福島馬主協会にはトーセンの島川隆哉氏、グラスの半沢(有)などが所属している。

ご当地騎手

福島県出身の現役JRA騎手は、木幡初広(48)、江田照男(41)、田辺裕信(29)、五十嵐雄祐(29)、伊藤工真(23)の5人。江田照騎手はラジオNIKKEI賞でラシーマに騎乗する。

 

 

【ラジオNIKKEI賞】フラムドグロワール 福島魂を見せろ

 

 ダービー10着からの巻き返しを期すフラムドグロワールはインプロヴァイズと同じ福島の法人馬主シルクの所有馬。「地元馬主で頑張ろう!」と笑顔を見せた藤沢和師は、「休み明け3戦目で余力がある。NHKマイルC(3着)では厳しい流れを粘っていたし、(流れが速くなりやすい)福島は合いそう」と好感触。二本松市出身・田辺との新コンビで“ご当地馬”の威力を発揮するか。

【ラジオN賞】グロワールしぶとく併入

 

フラムドグロワール(左)は美浦Wコースで最終調整。GIを2戦した疲れはなさそうだ

 粘っこさが最大の武器だ。フラムドグロワールはNHKマイルCでハイペースの好位追走から3着に残り、日本ダービーでも10着ながら着差はわずか0秒5。けさも美浦Wコースで実にしぶとい走りをみせた。

 ラヴェルソナタを1馬身追走し、直線で内に入った。持ったままの僚馬に対し、軽く手綱をしごき続けての併入。素軽いまでの動きではないが、いかにも追ってバテない感じが見て取れた。GIを2戦した疲れもなさそうだ。

 「放牧先から元気良く戻ってきたからね。けさの感じも良かったし、順調にきているよ。器用なタイプだし、右回り、小回りとも心配ない」と藤沢和調教師は笑顔。「マイルCは一緒にいた前の組が脱落するなかでよくしのいだ。秋はセントライト記念、毎日王冠と色々な選択肢があるけど、まずはここで賞金を加算したい」と、秋への飛躍を誓った。

 

【BLOOD】パワー兼備の父×母父◎ガイヤース

 

 

父ダイワメジャー×母の父フレンチデピュティのパワー型配合のガイヤースヴェルトが狙い目

 いよいよローカル! 思い切って現場に出かけたい季節だ。

 ラジオNIKKEI賞は前向きさを持つダイワメジャー産駒を買う。父は2000メートルの皐月賞と天皇賞・秋も勝ったが、産駒は1800メートルまでの成績のほうが2000メートル超より明らかにいい。◎ガイヤースヴェルトは母父フレンチデピュティ、◯フラムドグロワールは母父ブライアンズタイムで、いずれもパワーを兼備。この時期の福島は開幕週といえども天候次第で馬場が荒れるが、十分対応できそうだ。

 コーナー4つのコースで無類の強さを誇るステイゴールド産駒が次位。▲ケイアイチョウサン、△△シンネンだ。距離的に信頼度が高いのは2000メートルで、ダイワメジャーとは逆に1800メートルまでだとそれほど振るわないが、SS系の種牡馬が強いレースで、しかも華やかなタイプより泥臭いSS系が合う舞台。母父もそれぞれシンボリクリスエス、マリエンバードとパワーにあふれるが、素軽さを持ち合わせるという意味でシンボリクリスエスを母父に持つケイアイを上に取る。

 CBC賞はハクサンムーンの先行力が魅力。アドマイヤムーン産駒は1200メートルの成績が他の距離に比べて突出している。 

ラジオNIKKEI賞】美浦レポート~フラムドグロワール
 
30日(日)福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞(GIII)に出走予定のフラムドグロワール(牡3 美浦・藤沢和雄)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。

●フラムドグロワールについて藤沢和雄調教師
「日本ダービーでは、上手なスタートから好位置をとって競馬が出来ました。10着でしたがそれほど負けていませんし、よく頑張ってくれた結果だと思います。レース後は放牧に出て、帰ってきてからの調教は順調に進んでいます。

1週前追い切りは坂路で、元気良く走っていました。今朝の最終追い切りはウッドで2頭併せ、輸送も控えているので、それほど速い時計ではない調教でした。動きは良かったです。

福島1800mはスタートしてすぐコーナー、忙しい競馬になりそうですが、マイルの距離で朝日杯やNHKマイルCで頑張ってくれているので大丈夫だと思います。小回りで、速い馬も何頭かいそうですから、あまり離れずに好位で競馬ができるといいですね」

 

<ラジオNIKKEI賞:追い切り>

 

 フラムドグロワール(牡、藤沢和)は五十嵐騎手(レースは田辺騎手)を背に美浦ウッドコースで追い切られた。コーナーに入ってラヴェルソナタ(古馬1000万)の内から並びかけると、最後まで楽な手応えのまま併入を果たした。5ハロン67秒4-12秒2。

 

 見守った藤沢和師は「目立つ動きではないが、順調に来ている。ダービー(10着)は大事に乗ってくれたし、いい競馬だった。オーナー(シルクホースクラブ)はご当地馬主。いい結果を出してほしい」と笑顔で話した。

【ラジオN賞】フラムドグロワール余力十分に併入

 NHKマイルC3着馬フラムドグロワールが、Wコースでラヴェルソナタ(せん5、1000万下)を追い掛け、馬なりのまま併入。5ハロン68秒5をマークした。「いいフットワークだった。ダービー(10着)を使った後も順調。元気だし、かなり余力がある」と藤沢和調教師。福島は初めてだが、「右回りで小回りの中山で競馬をしているし、立ち回りが器用」とトレーナー。「秋はセントライト記念、毎日王冠と選択肢があるが、まずはここで頑張りたい」と意欲を見せた。

【ラジオNIKKEI賞】出走馬確定~フラムドグロワールなど16頭 [News]
2013/06/27(木) 16:05
 30日(日)に福島競馬場で行われる第62回ラジオNIKKEI賞(GIII)の出走馬が確定した。発走時刻は15時45分の予定。

アドマイヤドバイ  54 池添謙一
インプロヴァイズ  54 戸崎圭太
ガイヤースヴェルト 56 内田博幸
カシノピカチュウ  55 西田雄一郎
カフェリュウジン  53 柴田善臣
ケイアイチョウサン 54 横山典弘
サンブルエミューズ 54 蛯名正義
シャイニープリンス 56 和田竜二
シンネン      54 松岡正海
ダイワストリーム  51 嶋田純次
ダイワブレイディ  53 柴田大知
ダービーフィズ   54 吉田豊
ナンシーシャイン  54 大野拓弥
フラムドグロワール 56 田辺裕信
ブリリアントアスク 50 武士沢友治
ミエノワンダー   55 田中勝春
 

 


シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール 重賞を何としても取りたいですね

2013年06月27日 | 引退馬

シルクHC3歳牡馬 フラムドグロワール

(シルクプリマドンナ10)

母シルクプリマンナはオークス馬、

父ダイワメジャーで大物誕生の予感

父 : ダイワメジャー
母 : シルクプリマンナ(母の父 ブライアンズタイム)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2010.03.31
BREEDER : 安平町・ノーザンファーム

美浦・藤沢和雄厩舎
募集価格4000万円
中央獲得賞金6298万円
控除前回収率157%
収得賞金額1150万円
GI朝日杯FS 4着
GINHKマイルC 3着
GI東京優駿 10着

2012/06/09、2歳新馬、東京芝1400m、1番人気1着、賞金700万円 雨 稍 横山典弘

2012/09/30、2歳OP芙蓉S、中山芝1600m、2番人気2着、賞金607.4万円 晴 良 横山典弘 

2012/10/20、2歳OPいちょうS、東京芝1800m、2番人気1着、賞金1535.7万円 晴 良 横山典弘

2012/12/16、2歳GI朝日杯FS、中山芝1600m、5番人気4着、賞金1100万円 晴 良 ウィリアムズ

2013/01/21、3歳GⅢ京成杯、中山芝2000m、1番人気10着、賞金0万円 晴 良 横山典弘

2013/05/05、3歳GINHKマイルC、東京芝1600m、8番人気3着、賞金2300万円 晴 良 横山典弘

7戦2勝【2-1-1-1-0-2(新馬勝ち、GI 3着)】

 

フラムドグロワール[父ダイワメジャー:母シルクプリマドンナ]

 

 

 

在厩場所:美浦トレセン 

 

調教内容:坂路コースで16日、18日、南Wコースで19日に時計 

 

次走予定:6月30日の福島・ラジオNIKKEI賞(GⅢ)[内田] 

 

 

 

調教師「引き続き順調に来ています。前走の疲れも見せずに、馬は元気一杯で

 

す。シルクさんは地元馬主だし、来週は何とか良い結果を出したいと思ってい

 

ます」

 

フラムドグロワール[父ダイワメジャー:母シルクプリマドンナ]

 

在厩場所:美浦トレセン 

調教内容:坂路コースで21日、南Wコースで23日、26日に時計 

次走予定:今週日曜日の福島・ラジオNIKKEI賞(GⅢ)[56 田辺]

 

調教師「大井のジャパンダートダービーを予定していたガイヤースヴェルトが

結局使えずにこちらに回ってきたので、内田騎手はそちらに騎乗することにな

り、田辺騎手に替わりました。福島の馬主、福島出身のジョッキーで、福島の

重賞を何としても取りたいですね。馬は順調に来ていますし具合は良いので、

そのチャンスはあると思います」

 

【ラジオN賞】ガイヤースヴェルト重賞初Vへ先着

 《美浦》NHKマイルC5着ガイヤースヴェルト(斎藤誠、牡)は、Wコースで一杯に追われ、フラアンジェリコ(牡5、1600万下)に1馬身先着。6ハロン80秒3をマークした。「いい状態で出せる」と斎藤誠調教師は重賞初Vにヤル気十分だ。

 NHKマイルC6着シャイニープリンス(栗田博、牡)は、Wコースでヤマニンリップル(牝5、1000万下)と併入。6ハロン78秒7の好時計を出した。「ビッシリやった。前走は不完全燃焼だったが、コーナー4つの福島に対応できれば」と栗田博調教師。

 桜花賞6着サンブルエミューズ(加藤征、牝)はWコース4頭併せの最内で併入し、6ハロン84秒5。「開幕週の馬場がどうかだが、脚力はあるので」と加藤征調教師。

 ダービー10着フラムドグロワール(藤沢和、牡)は、Wコースで5ハロン72秒0。「放牧から戻った後は順調」と藤沢和調教師。プリンシパルS2着ミエノワンダー(国枝栄、牡)は、Wコースで5ハロン71秒0。「ここを目標に調整。来週追えばちょうどいい」と国枝調教師。

 《栗東》NHKマイルC9着カシノピカチュウ(牧田和、牡)はCWで単走。5ハロン64秒7(ラスト12秒3)の好時計で状態の良さをアピールした。「ものすごく動きは良かった。前走は直線で2回不利があった。今回はチャンスなので前走のうっぷんを」と牧田調教師は重賞Vを意識している。

【ラジオN賞】グロワール勝って秋へ弾み!

 

NHKマイルCで3着、ダービーも健闘したフラムドグロワール。GIIIならば主役をはれる

 福島、中京が29日に開幕、いよいよ本格的な夏競馬がスタートする。30日の福島メーンは「第62回ラジオNIKKEI賞」(GIII、芝1800メートル)。春のクラシックロードであと一歩に終わった実力馬たちが、秋への飛躍を誓ってみちのく路に集結した。主役となるのはGI・NHKマイルC3着が光るフラムドグロワールだ。

 フラムドグロワールは8番人気だったNHKマイルCで、マイネルホウオウからクビ+クビ差の3着に激走した。1月の京成杯10着から3カ月半ぶりだったが、前半1000メートル通過57秒8のハイペースを3番手で追走しての粘り腰は強烈なインパクトを残した。中2週で臨んだダービーも、10着とはいえ勝ったキズナに0秒5差。ローカルのGIIIなら、堂々と胸が張れる器だ。

 この中間はノーザンファーム天栄(福島県)に放牧に出され、「GIを連戦した疲れがそれほどみられなかった」(藤沢和調教師)ことから、参戦が決定した。美浦TCに12日に帰厩。19日にはWコースでゆったりと5F72秒0をマークした。

 「調整はとても順調にきているし、状態は良さそうだね。競馬の上手なタイプだから、小回りの1800メートルはピッタリだと思う。改めて期待したい」と、トレーナーは力を込める。

 父はGI5勝のダイワメジャー(天皇賞・秋、皐月賞、安田記念、マイルCS2勝)。母はオークス馬シルクプリマドンナと、GIロードで活躍して何ら不思議のない血脈だ。その前に必要なのはやはり重賞タイトル。ここできっちり、秋へのステップアップを決めたい。

【ラジオN賞】秋を睨んでミエノワンダーらの争い

 

山桜賞を快勝したミエノワンダー。福島小回りコースへの適性もありそうだ

 今週から関東圏は、福島開催がスタート。開幕週の日曜メーンは、3歳馬のハンデ重賞、ラジオNIKKEI賞だ。

 ハンデ55キロのミエノワンダー(美浦・国枝栄厩舎、牡)は、プリンシパルS2着で惜しくもダービーの優先出走権を獲得できなかったが、高い能力を示した。中間はここを目標に乗り込み、順調な仕上がりを見せている。小回りにも対応できる器用さがあり、決め手も上位。秋に向けて結果を残したいところだ。

 56キロのガイヤースヴェルト(美浦・斎藤誠厩舎、牡)は、ジャパンダートダービーに登録しているが現時点で補欠1番手だけに、こちらに出走する可能性が高い。芝では勝ち星こそないが、毎日杯2着、NHKマイルC5着と実績は上位。軽快なスピードがあり、先行する脚質からも開幕週はぴったりだ。

 54キロのインプロヴァイズ(美浦・堀宣行厩舎、牡)は東スポ杯2歳S3着以来の重賞挑戦。前走は500万下の一般戦だったが、強い内容で勝ち上がった。折り合い面の課題はあるが、ハマれば怖い。

 56キロのフラムドグロワール(美浦・藤沢和雄厩舎、牡)はNHKマイルC3着のあとダービーに出走して10着。0秒5差とはいえ、さすがに荷が重かった。東京でいちょうSを勝っており、1800メートルも問題はない。中間もGI連戦の疲れはなく順調に調整されている。

 54キロのアドマイヤドバイ(栗東・橋田満厩舎、牡)は成績にムラがあるものの、前走は勝負強さを見せて2勝目をあげた。決め手のあるタイプだが、先行できる器用さもあり、小回りコースにも対応できる。

 


東京TC 2歳牡馬 レッドリベリオン 29日(土)、美浦トレセン・戸田厩舎に入厩予定

2013年06月27日 | 引退馬

東京TC 2歳牡馬 レッドリベリオン

(ハトシェプスト11)

Hatshepsut 11

父: ステイゴールド
母: ハトシェプスト
母の父: トワイニング
TYPE: 牡・鹿毛
BIRTHDAY: 2011.02.13
BREEDER: 白老ファーム

メジロブランドの伝統に続く母系が

黄金の輝きを取り戻す時がきた

 

母ハトシェプストは美浦・大久保厩舎に所属し、デビュー前から期待の大きい馬でしたが、
残念ながらレースに出走することなく引退、繁殖入りしました。そして2010年にステイゴールド
を種付けし、翌2011年に産まれた初仔が、このハトシェプスト11となります。父ステイゴールド
は3冠馬オルフェーヴルを筆頭に、数多くの活躍馬を出し、まさに旬を迎えている種牡馬で
す。加えて、母の父トワイニングは、父としてサンデーサイレンス牝馬との間にロールオブザダ
イス(平安S)、フサイチアソート(東京スポーツ杯2歳S)という2頭の重賞ウイナーを出してい
るように、血統的な相性も抜群です。毎年のようにクラシック戦線を沸かしているステイゴール
ド産駒。2年後にこのハトシェプスト11が、その役割を担っている可能性は大いにあります。
 それを支えるのが、日本が誇る名牝系のメジロボサツ系から連なる母系です。曽祖母メジロ
ビューティーの仔には、オークス、秋華賞などG1・5勝をあげた名牝中の名牝メジロドーベルがおり、
孫には鳴尾記念を勝ったメジロマントルがいます。さらに4代母メジロナガサキからは、京都記念、

神大賞典、日経新春杯で2着したメジロヘンリー、J・G1中山グランドジャンプ勝ちのメジロファラオが出
ています。まさに名門メジロ牧場の結晶というべき母系です。ステイゴールドがステイヤー血統と相
性が良いことはすでに証明済み。ハトシェプスト11がG1級の大物となる下地はできているのです。

美浦・戸田博文厩舎
0戦0勝【0-0-0-0-0-0】

2013.06.26

(ノーザンファーム空港→戸田厩舎)
29日(土)、美浦トレセン・戸田厩舎に入厩予定となりました。入厩後の情報更新は、「現役馬情報」にて行います。


東京TC 3歳牡馬 レッドルーファス 7月6日の函館・芝2000mを予定しています

2013年06月27日 | 引退馬

東京TC 3歳牡馬 レッドルーファス

(ウーナマクール10)

OONAGH MACCOOL 10

父: アンブライドルズソング
母: ウーナマクール
母の父: Giant's Causeway
TYPE: 牡・栗毛
BIRTHDAY: 2010.04.29
BREEDER: アメリカ産

叔父、叔母に欧州G1馬が3頭、

強力な母系が大成への道を導く

母ウーナマクールは、英米で走り9戦5勝。G2ランパートH、G2ルイヴィルBCHと重賞を2勝したほか、G2フルールドリスHで2着するなど、一級品の競走成績を残しました。繁殖牝馬となってからは、2008年に初仔を出産。そして、父に米の一流種牡馬アンブライドルズソングを迎え、2010年に誕生した牡駒が、このウーナマクール10ということになります。父アンブライドルズソングは、2歳G1ブリーダーズCジュヴェナイルの勝ち馬。また、母の父ジャイアンツコーズウェイは、3歳夏から欧州G1戦5連勝を記録しているだけに、両馬が配合されたウーナマクール10には、仕上がりの早さと成長力を兼備した一流中距離馬となる期待が懸かります。
 母系は、現代欧州を代表する名門のひとつで、ウーナマクール10の叔父には、英G1サセックスSに勝ち、種牡馬入りを果たしたアリロイヤル、独G1オイロパ賞、伊G1ローマ賞を2回ずつ制し、やはり種牡馬となったタイパンがいます。さらに、G1英1000ギニーを勝ったクラシックホースであるスリーピータイムは、ウーナマクール10の叔母。このほかにも、英G3に勝ち、種牡馬となったジェントルマンズディールらが登場してきている母系は、大レース向きの底力とともに、スピード競馬への適応力にも優れています。まさに、素晴らしい血統背景の持ち主であるウーナマクール10。クラシック戦線で大仕事を達成する可能性も、十分にあるはずです。

美浦・藤沢和雄厩舎
1戦0勝【0-0-0-0-0-1】

 

2013.06.26

(函館競馬場)
6/23(日) ウッド 74.8-59.0-43.4-13.6 馬なり
乗り運動、ダク、ハッキングの後、ウッドコースで乗る。
 75.8-59.7-44.4-14.7 馬なり
助手「今日はウッドを15くらいで乗りました。先週良い時計を出してから、多少テンションが上がって来ているので、あまり攻めずに来週の競馬まで持って行くつもりです。先週出られれば良かったのですが、こればかりはしょうがないですからね。テンションが上がっているといっても、入れ込んだりしているわけではないですし、体重も減らずに来ているので、このままの感じで競馬に行きたいと思います。レースは来週、7月6日の函館・芝2000mを予定しています」

 

2013.06.20

今週のレースは除外となったため、次走は7月6日の函館・芝2000mを予定しています。

 

2013.06.19

(函館競馬場)
6/16(日) ウッド 計不
乗り運動、ダク、ハッキングの後、ウッドコースで乗る。
レッドルーファス 65.8-51.9-38.7-12.8 馬なり
ダノンゴールド 65.2-51.3-38.1-12.8 馬なり
助手「今日は柴山騎手に乗ってもらって追い切りました。先行する形でしたが、無理せず良い時計で来たように、調子は良さそうですね。柴山騎手も『走りがしっかりして集中していた』と言っていたように、こちらにきて調子が上がってきたように思います。飼い葉もこの馬なりに食べていますし、周りに馬がいてもあまりテンションも上がらなくなってきていますよ。今週は出られるか微妙なところですが、調子が良さそうなので競馬させてあげたいですね」

 


セゾン2歳牡馬 ドリームカイザー 芝も視野に入れられるのではないかと思える程で良い傾向と見ています

2013年06月27日 | 引退馬

セゾン2歳牡馬 ドリームカイザー

(サルガソシー11)

父 : キングカメハメハ
母 : サルガソシー(母の父 Affirmed)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2011.02.14
BREEDER : 日高・浦新徳司

栗東・飯田雄三厩舎
募集価格2600万円
中央獲得賞金110万円
控除前回収率4%
収得賞金額0万円
1戦0勝【0-0-0-1-0-0
2013/06/27
栗東トレセンで調整中。坂路中心に乗り込まれています。中間は通常メニューに戻して調整を進められていますが、引き続きレースに使ったダメージは感じられず、むしろ以前に比べると歩様も柔らかくなって、同馬なりに成長も感じられるとの事。そこで6/26にには坂路にて単走で軽く追い切りを消化しています。 4ハロン57.6秒、3ハロン43.2秒、ラスト1ハロン14.2秒の時計を馬なりでマークしています。飯田調教師は「引き続き至って順調にきており、まだ目標までは時間もありますので、今週は15-15程度で無理させないよう調整を進めています。そんな中、担当スタッフも話ししていましたが、見た目にもレースに使ってからの方が歩様も柔らかくなっており、普通なら逆に硬くなるところですが、私自身もあまり経験のない事で驚いています。ちょうど成長も相俟っての事だと見ていますが、行く行くは芝も視野に入れられるのではないかと思える程で良い傾向と見ています。現状での動きを見る限りでは既にしっかりとした動きで走れていますので、今後は目標に向け1~2本程度しっかりと追えば十分態勢も整えられると見ています。順調ですね」とコメントしていました。今後はこのまま状態に合わせて追って目標に向け態勢を整えていきます。次走について現時点では7/21中京競馬、2歳未勝利、ダート1200mを目標にしています。
2013/06/20
栗東トレセンで調整中。前走後は、レースに使ったダメージもそれ程感じられず歩様や身のこなしには硬さもなく、まずは無事に運動を再開しています。飯田調教師は「デビュー戦で少し緊張してしまったのか、スタートしてから向正面では外に張りながら走っていましたが、最後追い出してからの反応は良かったですし、その後もしっかり伸びていた事は評価できると思います。レース後はガタッときている様子もなく、落ち着いて飼葉もしっかり食べていますので、この様子であれば続けて次走を検討していけると思います。印象としてはもう少し距離はあっても良いと思いますが、一度レースに使った事で走りも変わってくると思いますので、現状では引き続きダートで次走を検討していきたいと思います。今後今週一杯は軽めのメニューで様子を見ていき、状態を確認しながら徐々に通常メニューに戻していきたいと思います」とコメントしていました。厩舎へ戻ってきてからもテンションや普段の様子には大きな変化も見られずこちらは良い傾向と見ています。今後は状態を確認しながら徐々に通常メニューに戻していく予定。次走については7/21中京競馬、2歳未勝利、ダート1200mを視野に入れています。

おもちゃで世界を笑顔に。東京おもちゃショー2013 開催記念ドリームトミカ メタルマリオ

2013年06月17日 | 食事、メガネ、携帯電話、住宅ローン、旅行

おもちゃで世界を笑顔に。

東京おもちゃショー2013

INTERNATIONAL TOKYO TOY SHOW 

限定おもちゃ

 

TAKARA TOMY

東京おもちゃショー2013開催記念ドリームトミカ メタルマリオ

2013年06月15日(土)発売予定 840円(税抜価格800円 税5%)

ドリームトミカでも大人気のマリオが
メタル仕様になっておもちゃショーで登場だ!

この商品はおもちゃショー会場でのみの販売となります。

 


セゾン2歳牡馬 ドリームカイザー レースに慣れれば直ぐにチャンスはある

2013年06月17日 | 引退馬

セゾン2歳牡馬 ドリームカイザー

(サルガソシー11)

父 : キングカメハメハ
母 : サルガソシー(母の父 Affirmed)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2011.02.14
BREEDER : 日高・浦新徳司

栗東・飯田雄三厩舎
募集価格2600万円
中央獲得賞金110万円
控除前回収率4%
収得賞金額0万円
1戦0勝【0-0-0-1-0-0
2013/06/17  (入厩馬/飯田雄三厩舎)
6/15(土)阪神競馬第5レース、2歳新馬、ダート1200m、10頭立て、5枠5番、幸英明騎手騎乗でデビューし、4着でした。タイミング良くスタートを決めますが思った程ダッシュが付かず、7番手に付けてレースを進めます。その後はエイシンソルティーがハナへと立ってレースを引っ張り、前半3ハロンの通過を37.2秒と淀みの無い流れを形勢します。そんな中、同馬は道中の追走は幾分力んで走るところも見られましたが、折り合いを欠く事はなくしっかり集中して前を追います。すると3コーナーを過ぎた辺りからは後続の各馬も進出を開始し徐々に馬群が凝縮してきます。同馬も鞍上がステッキを入れて気合を付けながら5番手辺りから4コーナーを回り最後の直線へ入ります。いざ鞍上が追い出しを開始するとしっかり反応して脚を伸ばします。ジリジリと脚を伸ばして前に迫りますが勝ち馬等の勢いも止まらず結局、勝ち馬から0.6秒遅れての入線となりました。馬体重は478kgでした。騎乗した幸騎手は「ゲートの反応は良かったですが、初めてのレースだったので3コーナー辺りまでは外に張りながら力んで走っていました。最後に追い出してからは力みも抜けて良い脚を使って伸びていましたし、指示に素直に反応してくれるので、レースに慣れれば直ぐにチャンスはあると思います。現状ではダートの方が良いと思いますが、距離は少し忙しい感じもしました」とコメント。飯田調教師は「幸騎手は稽古より実戦の方が良いタイプかも知れないと話していましたし、最初こそ驚いて少し力んではいましたが、その後は素直に反応して動いてくれてましたので、まずは今後に繋がるレースはできたのではないかと思います」とコメントしていました。今後については厩舎に戻って状態を確認してから判断していきます。

セゾン2歳牡馬 ドリームカイザー 将来性はあるけど、まだ筋肉がつききっていない。

2013年06月15日 | 引退馬

セゾン2歳牡馬 ドリームカイザー

(サルガソシー11)

父 : キングカメハメハ
母 : サルガソシー(母の父 Affirmed)

TYPE : 牡・栗毛
BIRTHDAY : 2011.02.14
BREEDER : 日高・浦新徳司

栗東・飯田雄三厩舎
募集価格2600万円
中央獲得賞金0万円
回収率0%
収得賞金額0万円
0戦0勝【0-0-0-0-0-0

ドリームカイザー

6月15日(土)

阪神競馬5R

2歳新馬ダート1200m

10頭立5枠5番

幸英明騎手

12:20発走

 

飯田雄師「将来性はあるけど、まだ筋肉がつききっていない。
使っていけば良くなるだろう。」

 

土曜阪神新馬

グランシェリー
併せ馬の左側。併走相手は鞭連打も全く進まず、こちらは持ったままで楽々優勢になる。
前脚掻き込む回転速いストライド。前脚の着地が揃ってしまいがちだが、前傾姿勢で何とかスピードは繋げられる。
馬場がボコボコしているのかだいぶ気を使った走り。それでも背中と首使いで上手くフォローして、スピードを落とさない。
正対を維持してフォームのレベルを最後までキープ。悪くない動きだと感じた。スタミナ争いなら注意。▲

エイシンソルティー

4頭併せの外から2番目。外ラチ沿いにいた馬は放置、手応え良い内の方と迷ったが結局追わず、直線は加減しつつ流す。
前傾姿勢で首使いは深いが、後肢を最後まで蹴り切らないようで少し半端な動きに見える。前脚の掻きも弱い。
しっかり力を込めた箇所が少なく、まだ固まる前という印象。-

カツザクラ
併せ馬の左側。鞭連打する併走相手がヨレヨレ、しかしこちらも何度も気合い付けて追い出しての伸び。
正対は出来ているが前脚を斜に掻く。手先だけの走りになっていて連動が良くなく首使いが上手くない。やや評価低い。-

シゲルコウズケ
1週前の映像。併せ馬の内側。馬場の8分どころを進み、併走状態をキープしつつ追っ付けるが最後半馬身ほどの遅れ。
あまり強く動かしていないにせよ、前脚の内掻きが目立ち首も上手く使えてない。物見もある。腰も甘そう。
この映像だけではあまり良い印象は受けられず。直前追いでどうなったかと。-

タガノロマリア
芝コース。併せ馬の内側。馬場の真ん中を併走で進み、なかなか来ない併走相手のために待つ。
相手が迫ってきてから追っ付けるが少しだけ。ほとんど流しただけで、追ってない分遅れたと言う形。
前脚掻き込む走りだが膝があまり上がらず捌きが硬い。それでも後肢がしっかり最後まで伸びて非常に動きは楽。
バネが効いた蹴りができて滞空時間もあり、前脚もあまり問題にせず実直に捌けている。なかなかいい形している。
決め手は微妙だがスピードは高そう。阪神の選択もいい。○

ドリームカイザー
併せ馬の内側。ずっと追っ付けつつで動きが渋く、こちらも追い通しの併走馬と熾烈な争い。最後まで同体の併入。
前脚の内掻きが極端で、手前を上手く替えられないのか坂下で変なステップを踏んでいる。途中も変な動きが入る。
体の使い方は悪くないのに、四肢が雑なのかリズムを切る動きがしょっちゅう入ってしまって長く脚を持続できない。-

ウイットウ
併せ馬の右側。促す様子はあるがしょっちゅう躓いていてリズムを何度も切り、併走馬に追い縋るのは後半諦めていた。
前脚が異様に短く掻きも小さすぎる。手先の力も弱い。滞空時間が短いので完歩も小さすぎる。スピードなさそう。-

グレイトハスラー
併せ馬の左側。序盤は楽にして後半併走相手を見つつ促し、半馬身リードの状態を最後までキープ。
四肢を伸ばして走るのはいいが、前肢を上手く折り畳めず、着地で詰まった時はカクンとリズムを切ってしまう。
大味で淡泊という印象が強い。動きの押し引きができないタイプに見える。-