悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

寝ながら学べる構造主義

2012-04-18 22:04:25 | 雑記

本の題名である。どこかの書評で見て読んでみたくなり図書館で借りた。
「構造主義」が簡単に理解できるというが、本気になって読まないと理解できない。
しかし、この手の本は難しすぎて、途中で投げ出すことが多いのであるが、
姿勢を正して読めば、なんとかついていける。(完全には理解できていないが…)
構造主義の基礎を作ったのが、マルクス、フロイト、ニーチェという。
始祖といわれるのがソシュールで、「言葉とはものの名前ではない」と言った人。
言葉の持つ意味は、国によって微妙に違う。意味の幅がまったく同じではない。
言葉を使って世の中を捉え、人と交わるとき、厳密に状況を捉え、理解したい。
そんなときに、構造主義の考え方が役にたつような気がする。
わかりやすく説明できるほどに理解していないが、繰り返し読み込んでみたい。

そういえば、以前ろう者と話しているときに、「名前は何」という手話をされたとき、
ここでどうして「名前は何」と聞かれたのか、意味がわからなかった。
時間をかけてわかったのは、その「言葉」は、どういう「名前」なのか、ということだった。
その「事柄」は手話で何というのか、「手話で何」=「名前」=「名詞」=「言葉」。
という意味だった。
ここでは「ものの名前とは言葉」だった。

<本日の歩行11㎞>~137日目
岩間駅~フラワーヒル花ぞの~館岸山~普賢寺~岩間駅11㎞(9:00~13:40)
※館岸山ハイキング再下見