悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

柿・菊・栗

2006-10-27 11:03:47 | Weblog
 今朝、知り合いに柿をいただいた。さっそく母と食べたが、大きくて甘く、おいしい柿だった。今夜は、サラダにしようか。近頃、近所に住む叔母に、「今夜は(おかずは)何にするんだい」と言われると、何か落ち着かない。主夫になりきれていないせいだろうが、2年で根をあげる訳にもいかないだろうな。



 今日は、古河菊花展の開会式である。一昨日は、雀神社の境内に、昨日は本会場のネーブルパークに菊を搬送した。
 菊の栽培は、父の長年の趣味で、30代の頃から続いている。我が家には、菊の跡継ぎは育たなかった。仕事も、一時、勤めたが、1年で進路変更してしまった。父としては寂しいものがあっただろう。
 菊花展は11月23日まで開催される。菊の花は、長く楽しめるが、形はともかく花びらが劣化しないうちに、花びらだけむしり取り、茹でて酢の物にする。小分けにして冷凍しておくので、長く楽しめる。

 先の巾着田の下見で、高麗の里山を歩いていたとき、沿道で農家の主婦が栗を売っていた。「おいしいよ」というので、買ってきたが、帰ったら少し干して茹でるように言われたが、朝まで干してしまった。茹でたら、しわができ、見栄えが悪く、味も今ひとつだった。
 栗の話は付け足しである。

切手から硬貨へ

2006-10-23 16:44:19 | Weblog
 知り合いに本を送るので、何種類かの切手を持って郵便局へ行った。10円分だけ足りないので1枚だけ買った。聞いてみると、1円、3円、5円、10円、20円、30円、50円、70円、80円、90円、100円から最高1,000円まで27種類あるとのこと。これらを組み合わせると、たいていは対応できるようだ。しかし、昔の切手を貼るとなると、多くの枚数となり、先に宛先を書くと貼る場所が無くなったりする。

 記念硬貨は、東京オリンピックの100円、筑波万博の1,000円を持っている。東京オリンピックは、アナウンサーになりたいと思った年。高校受験では、アナウンサーを多く輩出したというところを受けた。最終的に市内の高校に行ったが、まもなく、茨城出身のアナウンサーは、ほとんどいないと言う話を聞き、あきらめた。標準語のイントネーション習得が困難らしい。私の話し言葉を聞いた人は、なるほどと思うだろう。

 次に、1,000円は、21年前、「古河手話を学ぶ会」で、「歩いて筑波博を見に行こう」という、記念すべき行事があった年に発行された硬貨である。ろう者2人を含む10人のメンバーでいった。歩いた距離は40キロ。午後まで会場を散策し、帰りのバスの中では皆眠り込んでいた。(写真を撮ったNさんは写っていない、申し訳ない)

家族の食事

2006-10-19 18:57:09 | Weblog
 献立に制限のある主夫としては、恥ずかしながら最近、カレー、シチューでごまかすという手を、覚えたわけではないが、よく使う。家族が嫌いではない、娘が、シチューが好きである、などの理由で、よくやる。カレーには酢を入れたり、シチューにしても手をかけるつもり(ほとんど書いてあるとおりではあるが…)。月に2回位やるだろうか。

 そんな作業を4時過ぎからはじめ、途中豆腐屋さんがきたり、母がお花の先生のところに行くときに持っていく、コーヒーカップを落として割ったりしたので、掃除機をかけたり、いろいろ間に挟まったが、6時前に終わった。

 「ふーと」言うところで、隣のおばさんが、最近出癖がついてと言いながら、お土産を持ってきてくれた。このおばさん、80歳近い。「いや、良いことです」などと言いながら、台所の狭い勝手口からお土産をいただいた。

 このおばさん、若い頃は看護婦だったらしい。隣は、昔、病院なのだが、内科、外科、皮膚科、エックス線科、性病科、何でもやる。先生はなくなったが奥さんは元気だ。この医院で、子どもの頃、ひざの表面を切って、縫合手術を受けた。酒びたりでもないのに、麻酔が効かず、このおばさんに体を押さえつけられながら、泣いた。

 その傷が、今も左ひざにかすかに残っている。

 そんなことを書いていると、息子が、出かけるらしい。「カレーができたよ、大根の葉っぱの味噌汁もあるし、食べれば」と声をかけた。「あぁー食べるか」と言うので、味噌汁だけよそってやった。

 

 

初心(うぶ)で奥手

2006-10-19 11:54:46 | Weblog
 私は新物好きの割には、ワープロへの接近は嫌々だった。仕事柄、仕方なく使い出した。パソコンも恐る恐る、仕事がらみで覚えた。basicの文法などは犬星の状態で、DOSにも苦労させられた。windowsもXPになって、やっと家電並みになった感がある。

 我が家のパソコンは何代目になるのだろう。7代目くらいだろうか。最初はワープロ専用機を入手したが、これが一行のみ八文字しか表示しない。これも結構働いたが、ひどく高かった。職場には次第にワープロが導入されたが、何十人に1台だから、操作中に後ろに並ばれると嫌だと思い、なかなか手を出さなかった。ゆっくり使える環境が整ってから、やっと手を出した。

 職場には、嘱託でパソコンの先生がいて、週一で来てくれる。私はその助手という環境だった。ただ、DOSの時代だったので、専門的なことは頭に入らなかった。点字をパソコンで打つことは、機械の操作のみ少し覚えた。好きな創作民話で、斉藤隆介さんの「べろ出しチョンマ」を点字で打ち、知り合いの女の子(小1)にプレゼントしたことが、懐かしく思い出される。

 パソコンは便利だ。パソコンの機能のほんの一部だけ使っている状態だが、結構役に立つ。先のよこはまツーデーで名刺をもらったが、手持ちが切れていたので失礼してしまった。明日から、河口湖に行くにあたり名刺を印刷したので、こんな記事を書くことになった。

だるまサブレー

2006-10-13 18:22:32 | Weblog
 父が菊花大会の会議か何かで、筑波神社に行き、帰ってくるや「寒い寒い」ということで、綿入れ半纏を探していた。けっきょく見つからなかったが、私の汚い半纏が出てきた。クリーニングに出そうと思ったが、裾のあたりが綻びていたので、針箱を持って来いということになり、母に綻びを繕ってもらった。

 この針箱(菓子缶)が汚い。見ると「だるまサブレー」と書いてある。おや、高崎のお土産かなと思ってよく見ると、川崎大師云々と書いてある。母曰く、「これは妹が川崎に住んでいた頃、土産に持ってきてくれたもので、かなり古いな」と言う。いつごろだ、と言うことで計算をすると、46年くらい前らしい。その上に、中に入っていた針坊主は、私が小学生のとき、家庭科で使っていたもので、やはり45年以上前の物と思われる。

 父母は、とにかく物持ちがいい。母は、薬箱なども40年くらい使っているし、父の時計は、私が20歳の頃使っていたものを上げた(お下がりの反対)ものだ。私は新し物好きだが、いくつかは古いものも使っている。その中で最右翼は、何だろう。やはり辞書か。19歳の頃買った「新クラウン英和辞典」。もっと古いのは、私の体。

へたる

2006-10-05 09:05:30 | Weblog
 へたるの語義を調べると、①尻をつけてベったり座る。また、尻餅をつく。「床(ゆか)に―・る」② へたばる。また、疲労で倒れる。「―・って動けなくなる」などと書いてある。

 先の「だるまマーチ」でウォーキングシューズのテントでのこと。中敷きがへたってしまったので、交換してほしいという客がいた。中敷きが薄くなった状態を「へたる」、と使ったことはないが、意味はよくわかった。

 そう言えば、私の中敷きもへたってきた。併せて、靴下もへたってきたようだ。なんとなく、両拇指球部のあたりが薄くなり、少々ひりひりしているようだ。幸いマメはできなかったが、取り替えどきか。以前、薄くなっているのに気づかず、マメを作ったことがある。

 足や、体の微妙な違和感を関知して、すぐに対応することができるようになれば、大事に至らないですむ。経験も大切だが、経験頼みだけでは、命がけになってしまうこともある。素直に体の声を聞き、それまで蓄えた知識をすぐ活用するようにしたい。

 我が家の台所のナイロンたわしも「へたって」きて使いづらい。安いものだが、家族が5~7人もいると、へたりも早い。消耗品だから仕方がないんだろうな~

完全参加、してる?

2006-10-03 18:22:35 | Weblog
 加古川ツーデーマーチには4回参加しているが、毎回手話通訳が付いている。東松山スリーデーマーチには18回参加しているが、手話通訳が付いたことはない(…と思う)。東京スリーデーには付いている。埼玉には優れた通訳集団がいるので、主催者の意向だと思われるが、どう考えているのだろう。以前から疑問に思っていたが、気が付いた人が声を挙げないと何も変わらないから、東松山市役所に聞いてみよう。まさか、JWAで東松山は認めないということはあり得ないから、何か理由があるのだろう。
 先の、高崎で4人の聴覚障害者に会ったので、黙っていてはいけないなと、思いました。
 表彰式に参加した4人は、そこで行われていることが、「表彰に関わること」と分かるだけで、まったく状況が分かりません。歓迎の言葉や、表彰の言葉、何気なく聞いている言葉が、すべてカットされているのです。
 
 JWAもそろそろ、全ての人(年寄りとこどもだけでなく)のウォーキングを念頭に置いて、行事を組み立てなければいけない時代に入ったと思われる、今回の高崎だるまマーチでした。