悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

格闘技~なるほどと思う

2014-04-30 21:19:05 | 雑記

NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」で著名な同時通訳者を紹介していた。
同時通訳は“格闘技”であるという。手話通訳にもその一面があるので納得した。
この番組は肌が合わないのだが、「通訳」というところに惹かれ、つい見てしまった。
国際的な通訳もこなす会議通訳者で、日本でも第一人者といわれている。
「言葉を超えて、人をつなぐ」というタイトルが目を引いた。
福島県浪江町での国際会議通訳では、「ふるさと再生」という言葉にこだわり、
訳語を練る姿が印象的だった。
一般的に「ふるさと」という場合、「home town」というそうだが、ここ浪江の場合、
込められた意味を考えると違うのではないかと、さんざん苦悩していた。
「準備と努力は裏切らない」という言葉とともに、対象に立ち向かう姿勢に打たれた。

 


私の詫び状

2014-04-29 20:06:14 | 雑記

向田邦子のCDをいただいた。エッセイ集「父の詫び状」の朗読版である。
家族、とくに父親を題材に、ユーモアたっぷりに描かれている。
昔風の父親は、わがままな雷親父であるが、愛すべき人物として登場する。
単身赴任先の仙台に母と行ったとき、会社の人を家に呼び振る舞いをする。
飲み過ぎた部下の一人が、朝方帰るとき玄関で粗相をした。
その吐瀉物を母親が後始末をするのを見て腹が立ち、娘が無理にも代わろうとする。
その様子を見て、父親は何も言わず後ろに立って見ていたという場面が書かれている。
3~4日後、仙台駅で別れるときにも、父親は何も言わない。
東京に帰ってくると、帰るより先に、父親から巻紙での手紙が届いていた。
用件中心の文面であったが、文末には、朱を入れて「この度は格別のお働き」とあった。
そのことを、娘のユーモラスな、皮肉な?見方で「詫び状」と言ったものである。

私も、娘に言わせれば、繰り言を言ってはひんしゅくを買う、どうしようもない親父である。
成人式の振り袖は無駄だと言いつのったため、腹を立てた娘は出席しなかった。
その頃、夏休み中の特別講義に出席する娘のために、自分の弁当と一緒に一ヶ月ほど、
毎朝弁当を作るという、バカ親を演じるという側面もあった。
さらに言えば娘の好きなアニメやドラマでは共通項がいくつかあり、話が弾むこともある。
娘がもし、エッセイを書くとすればどんなタイトルになるだろうか。


問題はどこに

2014-04-28 20:32:47 | 雑記

「Japanese Only」と「外国人お断り」との間の語義の違いはあるのだろうか。
前者は、私の超直訳によると「日本人だけ入れる」。
後者は、「外国人は入るな」と言っているのだろうが、微妙な語義はどうなのか。
自衛隊古河駐屯地の金網(柵)には、「Keep Out」と書いてある。
私の直訳によると「入るな」ではなく、「外にいろ」と読める。
「外にいろ」と言われると、「入るな」と言われるより不快な気持ちになる。
日本語と、アメリカ語の文化的背景を知らないと、意味を正確に捉えられない、
とよく言われる。外にいろと言っているのだろうか?
手話の場合も、ろう者の文化的背景を知らないと、正確に捉えられないという。
だから、昔の手話サークルは「手話を学ぶ会」という名称が多かった。
まず相手から学ぼうという姿勢だ。
私は、手話にはある程度関わりを持ったが、外国の人とは関わりがない。
だから、英語などの外国語を覚えようとはしていない。
学校では覚えられなかったし、当然関心も薄かった。
学校を卒業後、何度か英語を覚えようとしたことはあるが、身につかなかった。
日本語を話せない外国人が当会に入ってきた場合、どうするだろうか?
日本語を覚えることを要求するのか。片言でも英語などを使って会話するか?
安全に例会を運営するためには、片言英語で対応するしかないだろう。
自信はないが、どこまで自分の問題として捉えることができるかというところに、
これらの問題の分岐点をみることになるのだろうと思う。


義を見てせざるは勇なきなり

2014-04-27 21:58:09 | 雑記

人生において、このような思いに駆られることはあまりうれしい状況ではないだろう。
難しい判断を迫られるわけだから、言葉は知られているが、実際には日常的ではない。

自分に降りかかった火の粉をどう振り払うか。
自分の子どもの通っている保育所が閉鎖され、他の保育所に行ってくれと言われた。
理不尽だと思い、他の保護者に声をかけた。反対運動を起こそうということになった。

海上自衛隊の3等海佐も逡巡したことだろう。組織は裏切り行為ととることは明白だ。
案の定、流れはそのように動いている。

ことの成り行きを見ていけば、日本の民主主義の程度がわかる。
組織が腐るのは、案外簡単だ。民主的な運営を常に考えていないと、窮地に陥る。

政治学者の藤田省三が言っていたそうだ。
「組織の成員すべてに見放される可能性を常に考えていて初めて、
…組織は健康体でいられる」と。


大感心

2014-04-26 18:30:29 | 雑記

テレビ番組で「放置カート」への対応を取り上げていた。その方法に、なるほどと感心した。
カート置き場では、銭湯のロッカーのように100円を入れ、鍵を外して利用する。
操作はごく簡単なので、よけいな負担はほとんどない。
元の場所に戻すと、100円が返ってくる。これで、100%元に戻るという。
客に負担をかけず、100%戻るとはすばらしい方法だと思う。
これが負担だと考える人は、100円を負担すれば良いのだろうが、いい迷惑なのだ。
駐車場に車を入れようとすると、カートが放置してあり、困ることがある。
放置カートを片づけるために人件費が必要だ。
当然、値段に加算されていると思った方が良い。当たり前のことだが、
コマーシャルの費用はすべて価格に跳ね返っていることを承知しよう。


いつものうっかり!

2014-04-25 21:21:19 | 雑記

今日は機関紙の印刷日。母をおいて出かけるつもりであったが、家人が「今日は通院」と言う。
そういえば、そのようなやりとりがあったことを思い出したので、連れて行くことにした。
4名の作業員で、印刷、折り、配布区分わけまで、1時間半ほどで終わる。
市役所には、車椅子用トイレがあるので安心して出かけられる。
自分の担当区域に配布する。旧市内4ヶ所、総和地区1ヶ所、小山市間々田1ヶ所、
野木町1ヶ所。12時過ぎに配布が終わり、母と食事に行く。
今日は鍛治町にできた「みらい蔵」で“そば”を食べる。
ここにも車椅子用トイレがあることを確認した。
そばのメニューは種類が少ないが、本格的なものなので、これからも時々行きたいと思う。
難点は、砂利敷きの駐車場が狭く、車椅子での乗り降りが難しいうえに、店と離れている。
今日は天気が良く、幸い空いていたので、乗り降りに苦労はしなかった。
家から約1㎞なので、天気が良ければ、歩いて行っても良い距離だ。
駅までの数百メートルは、時々車椅子を押して散歩に行っている。
食事後帰宅し、数件メール便で送る作業をする。悠歩の事務作業をしながら“相棒”を見る。

その後、友人に地エビネを届け、帰りにおかずを買って帰る。
母の相手をしながら味噌汁を作ると、さて夕食だ。


懐かしい花

2014-04-24 21:02:18 | 雑記

シャクヤクは、私にとって懐かしい花の筆頭にあげられる。
今、わが家にはしばらく前から、咲いていない。
先ほど、肉屋に借金を返しに行ったとき、近所の知り合いの家に咲いていた。
大ぶりな花で、子どもの頃は好きな花ではなかったが、良いなと思った。
菊も、父が亡くなってからは、大輪の菊は見ることができない。
なぜか小菊だけは、植えたつもりはないが、毎年庭の片隅に微かに咲いている。
今でも咲いているのは紫蘭。30年前に先輩からもらった地エビネなど。
懐かしい花は、父からのメッセージだろうか、父の記憶に結びつくことになった。


古河市への提案

2014-04-23 22:16:39 | 町づくり

今日八千代町への道すがら、市内の企業が提供しているバス停のベンチが目に入った。
企業名が大きく入っているが、バス待ちの客には助かるベンチである。
そこで考えたのだが、市内の企業に声をかけて、企業提供のベンチを作り、
市内の至るところに設置し、休憩ポイントとして展開したらどうだろうか。
歩いて暮らせる町作りの一環である。
歩いて暮らせる町作りから導き出せるのは、歩くことによる健康、地域を見ることによる
歴史、文化への関心、市内を歩くことからこれまで知らなかった店を発見することなどなど、
古河市の発展に結びつく効果が期待できると思うのだが、いかがだろうか。
高齢者に限らず、市内を歩き回ると休憩したくなる。
そんな時に、ベンチがあると良いのではとの発想である。

近々、きちんとまとめて市に提案したいと考えている。


デジタルオーディオその2

2014-04-22 20:14:16 | 雑記

デジタルオーディオ機器には曲を次々と取り込んでいる。1800曲ほど取り込めるそうだ。
美空ひばり、クミコ、S.E.N.Sからピアノ曲まで、曲種は滅茶滅茶だ。
苦労していたBluetooth接続がやっとできた。
右の機器に録音し、左のイヤフォンで聴く。コードは繋がっていないので、機器はカバンや
ポケットの中でも大丈夫。イヤフォンだけ耳に装着すれば良いので軽快だ。
ただ購入してから、今日までイヤフォンが使えなかった。
本体から認識しないとの応答があった。説明書を読み返し、操作の間違いに気がついた。

ウォーキング中に聴いていると、声をかけられても聞こえなかったり、注意が散漫になる。
この辺りが問題だ。やはり、電車の中やその他無聊をかこつときだけの使用となるだろう。
下見の時などは、音楽を聴いていると音が邪魔で仕事にならないと思うことが何度かあった。
でも、音楽を聴くことは好きだし、せっかく買ったので無駄にせず楽しんでいきたい。


私は大人

2014-04-21 19:56:28 | 雑記

精神年齢を問われると自信はないが、実年齢は間違いなく20歳以上である。
外見上も、若く見えるとたまに言われることはあるにしても、未成年には見えない。
夕飯のおかずをつくるにあたり料理酒がないので、コンビニに買いに行く。
20歳以上だと宣誓するためのボタンを押せという。
これまでもいつも気にしていたが、ひとこと言う。
他の店(イオンなど)では改善したので、検討するよう店長に言っておいてと。
アルバイトの青年にきついかもしれないが、意見として伝えておいた。

彼は自分の問題として処理できるだろうか。ただのうるさい客として扱われるか。
自分なりに、考えられるだろうか?店長が善処することはないかもしれないが、
客に言われたことはきちんと伝えてほしい。
曖昧に済ませてしまうと、大人になっても、自分で状況判断をし、
適切な対応が取れない人になってしまうだろう。

しかし、古河のイオンも、横断歩道の問題では耳を貸してくれない。
歩行者が通過する通路に、凸状の突起があるのだが、これは、
手前にないと意味がない。歩行者のための通路の手前に突起があり、
ガタンとして気がついて減速あるいは停止する、というのが役割だろう。

この話を以前2度ほど伝えたのだが、うるさい客としか扱われなかったようだ。
「酒」の問題で適切な対応をした「イオン」だが、
人、地域、店舗によって対応はさまざまなのだろう。