花桃W2日目、肴町入り口で立哨をしたとき、印象に残る表情をいくつか見た。
ゴールまで、ここからちょうど2㎞地点なので、「お疲れさま、あと2㎞です」などと声をかける。
とくに残距離を言ったのは、15㎞コースと20㎞コースのウォーカー。
たいていの人は、「あと2㎞か、良かった」という表情をする。
とくに印象に残ったのは、若い女性2人組の内の1人が、爽やかに、かつ「ふっ」と、
息を漏らすように微笑んだことだった。
その涼しげな表情がとくに記憶に残った。
立哨が終わり、食事をしてから会場に戻り、ゴール付近で参加者を迎えていると、
くだんの女性がゴールしてきた。
歴史博物館あたりで見学をしていたのだろうか。ゆっくりとしたゴールだった。
あなたの表情が良かったなどとはとても言えないので、黙ってゴールを見届けた。