悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

未来はどうなる

2014-12-31 20:26:45 | 雑記

一人暮らしをしていた頃、近所の肉屋で豚こま50g、八百屋ではジャガイモを2~3個など、
最初は恥ずかしかったが分けてもらった。慣れてくると堂々と少量を買えるようになった。
小さな店は、融通が利く反面、店によっては「これはどうだ」とばかり、売り込もうとする。
それが時にはうるさくなって、行くのが億劫になることもある。
スーパーでも、棚に置いてなければ、必要量を量ってもらうこともできる。
スーパーでは、基本的に面と向かって勧めることはしない。こちらの方がスマートだし、
うるさく感じることもないので、今時の希薄な人間関係を好む人には合っているだろう。
だが、希薄な人間関係だけを求めていると、いざという時助けてもらえない場合がある。
一人自分だけの世界に閉じこもって、最悪の場合は自滅してしまう事件が起きている。
人間関係のうるささも了解しないと、田舎暮らしはできないとも言われる。
人間は、どのような関わりを最良あるいは最善と思って、取り結ぼうとするのだろうか。
希薄な人間関係を望む割合が限界点を超えた場合、異様な世界になりそうな気がする。
それとも何となく、動いていくのだろうか。
自分も、濃厚な関係は保てないと思うので、未来はどうも不案内でその世界を描けない。 


ラジオ深夜便

2014-12-30 21:07:09 | バリアフリー

最近夜中に目覚める回数が減った。何度起きてもすぐに寝られるのだが、
ときどき「ラジオ深夜便」を聴くことがある。先日、昭和47年のヒット曲を流していた。
「学生街の喫茶店」、「傘がない」など、懐かしくほとんどの曲を知っていた。
当時、「傘がない」が良いと言っている同級生に、「傘がないことがどうだと言うんだ」、
つまらない歌だと思っていた。思っただけで、言いはしなかったが…
若い頃から、時代について行けないタイプだったのだろうと思う。
当時は「札幌オリンピック」、「浅間山荘事件」、「外務省機密漏洩事件」、「沖縄返還」、
「ベトナム戦争」などが大きな出来事だった。
「ラジオ深夜便」では、音楽だけでなく、著名人による講演のようなお話しもあり、
けっこう参考になる話を聴くことができる。そのまま忘れてしまうこともあるが、
気になったことは、携帯のメモを立ち上げ、記録することもある。

通常、夜は寝るものだが、この番組は寝ながら(眠れず)聴くのだろう。 
学生時代、深夜放送を聴いていたが、当時の老人は多くが寝ていたか、
眠れない人は、ただ悶々として起きていたのだろうか。
この番組は、NHKから冊子も発行されている。
このような番組が、必要な老人というのは、何らかの病気で眠れないのだろう。
ぐっすり眠れれば、必要の無い番組であるところに、現代の抱えた時代性を感じる。

こう書いてきたが、この番組は、昼間のちゃらちゃらした内容は皆無なので、
落ち着いて聴けるところにも、ファンの多い理由があるのかもしれない。 


言葉について

2014-12-29 22:42:55 | 言葉

テレビでは「相棒~バベルの塔」の再々?放送。
言葉(信頼)を喪失した人々が、ろうの少女によって、再び結ばれるという内容。
感動的な作品だが、いくつかの手話の扱い方は、ドラマの展開としては面白いが、
安易な印象を受ける。再放送は4度目くらいになる。

30年前、手話を学んでいた。当時の聴障協の会長が職場に来て、やり取りをした。
内容は忘れたが、意見の違いにより喧嘩のようなやり取りになった。
私も内心興奮していたが、周囲には内容が伝わらない。会長は静かに?帰っていった。

手話サークルや通訳業務からはまったく離れているが、ろうの会員が在籍しているので、
手話が役に立っている。しかし、おおむね当たり障りのないやり取りしかしていない。
細かいやり取りができるほど手話技術はないので仕方がないが、ふと寂しさをおぼえる。
それでも時々、通じないことがある。伝わるように言葉を代えたり、重ねていくしかない。
私の場合は、長いつきあいの中で得た信頼関係があるので、割に伝わる方だと思う。
それは、手話の上手下手ではなく、私が言うから信用する?みたいなところがある。
ここは、甘えてはいけない、自省が必要なところだと思っている。

聞こえる人とのやり取りはどうだろうか。同一言語を使っていても、通じないことはある。
言葉の直接の意味を取り違えるのではなく、言葉について回る周辺状況への誤解から、
取り違えるのだろう。
誰でも多かれ少なかれあるが、自分を最優先して物事を捕らえがちなことも関係する。


集団の意思

2014-12-28 20:32:57 | 雑記

南フランスのアルル地方の湿原を空撮で見せている番組を見た。
ほとんど手の加わっていないような大地が続いている。
大きな国柄だから可能なのか。
日本のように狭い国土では、手を加えざるを得ないという免罪符が安売りされたか。
手の加え方はどうかという視点もあるだろう。
アルル地方の屋根の色は茶色であった。先日行った鎌倉も茶を基調としているとのこと。
森林、雑木林は、人間の手が適切に加わることでそれなりに健全に育つともいわれる。
保つのもたいへんだが、変えてしまったものを元に戻すのはもっと困難を伴う。
小は家族から大は国家、国際的な広がりを持つ組織まで、どんな方向性を持つべきか、
それぞれに試行錯誤しながら進んでいく。すべての意思が一つになることは絶対にないが、
組織は一つの方角を決めつつ進んでいく。


永さん

2014-12-27 18:46:25 | バリアフリー

機関紙の配布数に間違いがあり、不足分を持って配布担当者宅へ向かう。
道々ラジオを聞く。TBSラジオでは「永六輔」と「おすぎ」が先の選挙について話していた。
投票率が低かったこと。市川房枝ら先人の努力によって勝ち得た権利はどうなったのか、
と話が進んでいく。
永さんの病状は一進一退のようで、今日はわかりやすく、スムースに話し続けていた。
このように十分に話せない人を起用することはどうなのかという向きもあるだろう。
私は「永六輔の誰かとどこかで」の中でやっていた「7円の唄」の頃から聞いているので、
抵抗もなく聞いているが、声が出ず、ひどい状態のときには、大丈夫だろうかと心配した。
当時の相方は、遠藤泰子で優しい語り口が人気だった。今も時々でている。
私にとって、心地よく聞ける番組がテレビといわずラジオと言わず非常に少ない。
そんな時は、「NHKFM」や「放送大学」を聞く。あるいはCD。
私の受信機(脳あるいは精神)は、許容範囲が狭く、不快な番組が多くて困る。
何でも気にせず笑っていられれば、負担は少ないのだが、持って生まれた性格なので、
仕方がない。 


弟が生まれたとき

2014-12-26 20:40:03 | 雑記

私が3歳の時弟が生まれた。産婆さんがきているとき、私と叔母さんは3畳の部屋にいた。
1月のことで、小さなこたつで生まれるのを待っていた。
夏はやはり小さな卓袱台を使っていた。この卓袱台は、今でも物置にあり、
餅を搗くときに使われる。ここ何年かは餅を搗いていないので、用無しだ。
父は国鉄で貨物の車掌をしていた。この日は泊まりだったので、叔母がいたのだと思う。
3畳の部屋には、意外に大きな米びつが小さな押し入れに入っていたと記憶している。
3畳の部屋は、わが家の居間で、敷居の上辺りにはラジオが置いてあった。
ラジオからは黄色い線が垂れ下がっており、縁の下に接地してあったようだ(アース?)。
わが家にテレビがきたのはオリンピックの年だから、この後11年はラジオを聞いていた。
一丁目1番地や、赤胴鈴の助、美空ひばりや島倉千代子の唄を、楽しんでいた。
弟は美空ひばり、私は島倉千代子が好きだった。
記憶は曖昧だが、土の三和土もあったと思う。ハツカネズミを飼ったときは、
この三和土の端の方に置いていた。
餅つきもできるくらいの広さがあり、雨の時はここでした。
しかし、子どもの頃の記憶は曖昧なので、今の井戸の位置がおかしいと思っている。
この井戸の西側は、4m位しかないのに、そこに台所、風呂などがあったのが解せない。
台所も風呂も、記憶にあるその大きさは、4mには収まらないので、何とも不思議だ。


 


嫌いなコマーシャル

2014-12-25 23:15:41 | 雑記

「ヒューマントラスト」のCMでは、小さく映した男性に電車ごっこの格好をさせて、
笑っている歌手?がいる。しつこく別バージョンを流すのも非常に不快だ。
同グループの別の男性は、久光製薬のCMで、引っ越し業者の邪魔をしている。
このような表現は、、低俗な笑いを起こさせるもので、不愉快この上ない。
電車の方は異形の男性を小馬鹿にして、人の心の裏側にある差別心を煽っている。
大きな荷物を持った業者の邪魔をして、階段に座っている男はいったい何者かと思う。

私は、北朝鮮の態度は理解できないが、代表者を笑いものにするのも好きではない。
表現の自由以前の問題かと思う。 


東京新聞

2014-12-24 23:39:31 | 雑記

先の選挙で自民党が大勝した直後、安倍首相が新聞各社を招き、食事会を開いたそうだ。
そこには、赤旗と東京新聞の姿はなかったという。赤旗は特別だが、東京は何かと思った。
自民党の政策に批判的な新聞は、朝日、毎日、東京といわれているそうだ。
日経、読売は中立、産経は自民党の「白旗(新聞)?」みたいなもの。
東京は読んだことがない。朝日は、父の代からだから、50年以上購読している。
もっとも、父は党員ではないが、自民党寄りの考え方だった。
私は、共産党以外に投票したことはないが、すべてに賛同してはいなかった。
障害者問題、被差別問題に関しては、社会党の考え方に賛同していた。
私は、朝日新聞の誤報?問題について、身内意識で許しているところがある。
大日本帝国御用達新聞のような「産経」に比べれば、国民寄りであることは明白だ。
朝日は、そのような一般的評価にあぐらを掻いていたのかもしれない。
今後は、より市民の側に立った新聞として、政権の非を衝く公器であろうとするであろう。

私は、安倍首相が嫌いなので、食事会に呼ばれなかった「東京新聞」に好感を持っている。
今、試し読みサービスをしているので、読んでみようかと思っている。
「ドクターX」の彼女がコマーシャルをしているし…


歩く凶器

2014-12-23 18:47:26 | ウォーキング

今日は「汽笛一声ウォーク」に参加した。県内外の仲間達と、ところどころ一緒に歩いた。
1番同行が長かったのが取手のTさん。彼も経験が長いので、声をかけながら歩いた。
「自転車が行くよ」、「ランナーが行くよ」、「左に寄って」などなど。
道をふさぎながら歩く参加者。自転車と衝突したら、事故になる。ケガもするだろう。
相手の自転車が高齢者だった場合、倒れて大けがをするかもしれない。
ふと、自分たちを「歩く凶器」かもしれないなと思っていたら、前方を見ながら、Tさんが、
一言、「歩く凶器だな」 


開催要項の送付費用は実費

2014-12-22 16:12:16 | ウォーキング

ウォーキング大会の開催要項を入手する方法はいくつかある。
JWAの場合、切手を貼った返信用封筒を送付することになっている。
一般の実行委員会の場合、ほとんどは電話一本で送ってくれる。
「古河まくらがの里・花桃ウオーク」の事務局である、教育委員会スポーツ振興課では、
協議の結果、JWAと同じ方法をとることになった。
「花桃マラソン」の対応に合わせたそうである。
しかし、今回の成り行きにはいくつか問題点がある。
今回の決定は、実行委員会に諮られていない。事務局の話し合いだけで決められている。
主催団体名が、2ヶ所間違っていたが、開催要項の校正は地元クラブに提示されていない。
以前に一度訂正を要請したが、今回も生かされない形となってしまった。
実行委員会に楽をさせてくれるのは良いが、当事者の意見を聞かない実行委とは何か。
実行委員も、いつまでもお客様ではいけないと思う。
最近の事務局は、以前と比べれば格段に良くなったので、実行委員会も脱皮しなければ。