悠歩の管理人室

歩くことは、道具を使わずにできるので好きだ。ゆったりと、迷いながら、心ときめかせ、私の前に広がる道を歩いていきたい

おからの煮付け

2008-03-27 19:17:18 | Weblog
 この期に及んで脳天気な、と言われそうだが、今、おからの煮付けができあがった。本人の毒味では、上品、薄味、上々のできではないかと…
 このおから、いつもの豆腐屋さんからいただいたもの。今度お願いと言うと、ごっそり持ってきてくれる。先のやつは、少し家人が作った。残りの1.2㎏が今夜の対象。意外に多い。材料は、にんじん、油揚げ、こんにゃく、椎茸、小松菜らしきもの、もう一つ茸類、ネギ。中鍋で作り始めたら、入りきらない。大鍋に入れ換える。木杓子でかき混ぜるが、親指と人指し指の間が疲れる。休み休み混ぜる。水分が飛んでほどよい仕上がり。手のストレッチ?単なる疲労を味わった。
 ホームページで調べたら、30種類の材料を入れて、4時間かけて作るおからの話が載っていた。材料を見るとものすごい。早々にあきらめる。

 明日は、県協会主催「ウォーキング指導員認定講習会」の実習コース下見だ。元国土地理院の方や、日本ウォーキング協会の指導部長のような方が来られる。コースを案内するのだが、いろいろと、コース設定の教えを受けることになりそうだ。

 桜の開花もすすみ、桃は満開で来河者を迎えることだろう。後は、心配な天気だ。できれば、好天で遠来の客を迎えたい。
 

花桃近づく

2008-03-26 18:16:48 | Weblog
 3月22日、茨城県ウォーキング協会主催の「ウォーキング指導員認定講習会」が開催された。参加者は64名とのこと。主に県内各地からの参加で、古河市内の方は2名。水戸で座学を中心に実施された。
 来る29日、花桃ウォーク第1日が認定実習大会となる。10㎞のコースを歩き、地図の見方、靴の履き方、歩き方、コース誘導の仕方、ストレッチ等々を先輩指導員と一緒に歩き実習する。このコース図作りを、県協会から依頼された。

 古河は旧日光街道の宿場町であったので、史跡が多い。土井利勝、鷹見泉石、泉石絡みで伊能図が出てくる。泉石は、地図に強い関心があり、様々な地図を集めている。その中に、伊能忠敬の地図の模写があり、歴史博物館に収蔵されている。
 古河公方の侍医であった田代三喜の墓所がある。彼の生家はスリーデーのコースで歩く越生にある。
 土井利位は、鷹見泉石の骨折りで雪の結晶の研究をし、「雪華図説」を自費出版している。泉石は当時第1級の文化人であったようだ。当時、雪華模様の衣装が流行し、庶民から『雪の殿様』の愛称で親しまれたそうだ。
 家康の墓に行く途中、古河に寄った側室お万の方、その分骨された墓が市内の妙光寺にある。
 土井利勝は、燃料対策として成長の早い花桃の木を植え、薪とした。その名残として、古河の街に花桃が残されたそうだ。利勝は家康の子であったと言われる。その墓は、正定寺にある。側室お万の方は、妙光寺といくらも離れていない正定寺には行ったのだろうか。年齢を調べると、高齢(68歳)であったので行っていないと思われる。

 等々、コース図作りから、いろいろな方向に話題、関心が飛び、面白いお手伝いができた。

花桃の様子

2008-03-21 11:26:12 | Weblog
 娘が東武日光線の新古河駅から電車に乗りたいと言うので、寝ているところを起こされ、送ってきた。せっかくだから、駅からの帰り、総合公園によってきた。
 この時間は、駐車場も無料だ。関係者用の駐車場が開いていたので、そこに駐車し、急いで公園内を回ってきた。
 今日は、昼頃まで雨の予定だったが、すでに道路は乾いていた。雲が多く少々寒い中、花桃の開花は進んでいた。
 花桃まつりは、昨日から始まり、舞台も設置されている。ここで開会式が行われる。参加者はどのくらいになっただろう。最後の実行委員会では、去年より若干少ない数字が紹介された。当日参加も含め、多くのウォーカーに来てほしい。

温め直しの味噌汁

2008-03-20 11:45:03 | Weblog
 私は温め直した味噌汁が好きではなかった。母が時々これをやると、言葉にはださなかったが、「嫌だなぁ」と思っていた。味噌汁は、食事のたびに作るものと、思いこんでいた節がある。

 しかし、記憶の中の味噌汁は、温め直しを用いるという場面が意外に多い。古いところでは、学生時代アルバイトをした、千葉県君津の飯場で、賄いのおばさんが大鍋で作ってくれた味噌汁は、温め直しが多かった。具も単純なものが多く、もやしだけということが多かったような記憶がある。

 また、子どもの頃、母が作ってくれた味噌汁は、温め直しに卵をとじたり、一個まるのまま半熟状に固めたものが入っている時は、贅沢な思いで食べたものである。

 気がついてみれば、温め直しを好ましい情景として、感じていた節も、ある。藤沢周平の「用心棒シリーズ」の中で、主人公が味噌汁を温め直して腹を満たす、という場面が毎回のようにでてくる。新しく作る場合でも、女嗅足(忍者)の佐知が、だめになる寸前の野菜を、器用に食べられそうなところを拾い、主人公の又八郎に味噌汁を作るところなど、好きな場面である。

 最近、味噌汁を作ると、たいてい2回は食べられる量を作っていた。それが、今朝は、朝食分だけ作り、残らないようにするかどうかで迷った。けっきょく、お昼まで残る量で作ったが、なぜ迷ったのか考えた。

 今朝の新聞(朝日)で、知り合いが意見を述べていた。自治体に(実際は全国的に)非正規職員が増えている。当然のように安く雇われる。流行語となってしまったワーキングプアを、自治体が作り出していると、訴えていた。

 だが、このことは遠い昔から懸念されていたのだ。そんなことを考えなくなった自分。今でも実直に訴えている彼と比べて、味噌汁にわがままを言っている自分が、何か不釣り合いに感じられて、落ち着きがなくなったのかもしれない。

 今夜は、チョット贅沢に、もやしと油揚げの味噌汁を作った。

香りの記憶

2008-03-19 19:19:08 | Weblog
 朝から湿っぽい空気の中を動き回っていると、いつ雨が降ってくるのか待ち遠しいような気分になる。とうとう、豆腐のラッパが聞こえたが、まだ落ちてこない。

 町を歩くと、沈丁花の香りが漂ってくる。各地のウォーキング大会でも、この時期は沈丁花、梅の香りが漂う。

 香りは、記憶を呼び覚ます。キンモクセイは庭にもあり、好ましい香りだが、「高崎観音だるまマーチ」の記憶に結びつく。高崎の町は、街路樹としてキンモクセイが多く植えられていて、香りをふりまいている。 去年は参加しなかったが、今年はぜひ参加したい。

 カレーとポテトサラダを作って外に出ると、しっとりとした夜気の中、小雨が降っていた。

緊急避難

2008-03-13 23:50:38 | Weblog
 今夜、「第9回古河まくらがの里花桃ウォーク」の最終実行委員会が開催された。最終と言っても、全体会合としては2回目である。
 懸念していた、大会への手話通訳者の設置について、セレモニー、会場通訳について設置することが確認できた(ボランティアでの対応)。

 当初、事務局から、セレモニーには手話通訳は必要ないとの返答があった。事務局との度重なるやりとりで、聴覚障害者の状況について説明したが、見解の相違と言うことで、理解を得るには至らなかった。前事務局から引き継ぎがなかったことと、予算の関係もあるとのことで、矛盾しているが、「セレモニーには手話通訳は必要ない」が「ボランティアなら良い」と言うことで、設置が実現。

 本来であれば、派遣手話通訳の配置が望ましいが、配置しない方向で進んでいたので、どうしても配置が困難であれば、私がやると言った。この発言で、配置が決まってしまった。
 しかし、手話通訳経験が乏しい自分には、式典通訳を担当するのは適任ではない。このことは、理解されなかったようだ。誰もいなければ、担当するにやぶさかでないが、可能であれば派遣通訳に担当してほしい。

 特に指摘しておきたいのは、聴覚障害者にとって、会社内や、仲間内の雑談、ラジオ放送、テレビ放送の音声のみの部分、音声による広報等々が、いかに情報を制限しているかという点だ。このことによって、多大な情報制限を受け、社会的に疎外されていることに、理解が非常に乏しい。

 去年、実行委員長である教育長に対し、「手話通訳者の配置」を要望し、実現した。しかし、引き継ぎがなかったと言うことで、先のような状況となった。行政の連続性という点でも問題があると思う。
 黙っていれば、手話通訳は配置されなかった。緊急避難的対応で配置が実現したが、これからも発言を続けていかないと事態が後退する可能性があるので、今後とも継続して主張していきたい。
 

重い腰を上げる

2008-03-10 17:25:59 | Weblog
 最近、台所洗い場上の蛍光灯が不調だった。蛍光管はまだ新しいのだが、本体の接触が悪くなっていた。1ヶ月ほど面倒がって取り替えなかったのだが、どうにも症状が悪化したので、新品と交換することにした。面倒がった理由は、電源を切って配線をつなぎ直す必用があるからだった。感電の心配をするほど非科学的ではないが、ブレーカーを落としての作業は、この歳になって初めてだったような気がする。
 やってみれば簡単で、両脇のキャップの収まりが悪かったくらい。30分くらいで作業は終わった。自信がついたので、同じく旧式の台所天井の蛍光灯も近々交換しようと思っている。
 でも何か面倒なので、花桃ウォークと悠歩の会総会が終わってからにしようと思っている。

雀(すずめ)百まで踊り忘れず

2008-03-06 18:13:02 | Weblog
 書類を整理していたら、“決定版 快適ウォーキング”という本が出てきた。梱包材で包装され、送るつもりであったらしい風情である。この本は、以前、つくば市にお住まいの知人から借りた本だった。この本は気に入ったので、お借りしたものを読み終えてから、古本ですぐに購入したものだった。調べてみたら、古本は2006年11月末頃届いている。
 早速郵便局に走り、つくば市(旧茎崎町)に向けて発送した。お詫びというにはささやかだが、街角美術館で求めた絵はがきを1セット同封した。猪瀬開蔵さんが古河の風景を描いたものである。

 今日は、総会の資料を作りながら、合間に資料の整理もしている。
 資料の整理といえば、以前、新しい職場に異動した最初の日のこと。目の前の同僚(年下)に、「書類の整理が苦手みたいだね」とにこにこしながら言った。その後、私の整理下手は衆知の事実となり、9年後に別の部署に異動の際、同じ同僚に、9年前の話を持ち出され、苦笑いをすることになった。彼によれば、何かうるさそうな人が来たと、その時思ったが、すぐに、自分と変わりないと納得したそうである。

 この彼とは、いくつもエピソードがある。中でも秀逸なのが次のものである。私が窓の外を眺め、「雨が降ってきた」と言ったのを聞いて、すかさず「おっ」と言って、頭の上に手を持っていった(飴が頭にぶつかるのを避けるため)ものである。「なんだよ」と言うと、「飴が降ってきた」と聞こえたとのたまう。この感覚は、まったく実感できない。私が中学生の頃、アナウンサー志望だったのは、お笑いぐさである。

悠々散歩

2008-03-05 18:06:49 | Weblog
 花桃開花情報を更新するためデジカメを持って出かけた。頼まれていた印鑑を注文のため、玉宝堂に寄ってから、総合公園牧野地口に向かう。途中、一向寺の梅を愛でる。
 公園には北川辺幼稚園の子ども達が来ており、可愛いが賑やかな声で、孔雀に呼びかけていた。「羽を開いて~」

 筑波見の丘から初めて筑波山を見た。霞んでいたが確かに見えた。4日前には見えず、看板に偽りありかと思った。今日も見えなかったら、ブログに書こうと思っていたので、恥をかかずに済んだ。
 天神橋を渡って民家園にいくと梅が咲き出していた。梅の写真を撮ってウロチョロしていると、スケッチをしていた女性に声をかけられた。会員のAさんだった。絵の教室のお仲間と一緒だった。土曜日の観梅ウォークの話などをして別れた。
 公園入り口に向かい、ユリの木を眺める。ユリの木は良質の蜂蜜が取れると、以前職場の同僚に聞いたことがある。樹勢も良く、花もきれいらしいが、よく見るのはこの時期しかない。今回花を確認したので、時期が来たらぜひ見に行ってみたい。6月頃が見頃だそうだ。5月上旬の「東京国際スリーデーマーチ」では、どこかの公園で眺めたことがある。花は少し咲いていたような気がするが、ハッキリ覚えていない。総合公園のより大木で、花はよく見えなかったような気がする。

 総合公園を後にして、大山の「ネギラーメン」に向かう。相変わらず満席。トラック運転手が多い店であるが、水海の「札幌ラーメン白樺」と比べて、たばこを吸う人が少ないので助かる。ここのラーメンは、豚、鳥などのガラをじっくり煮ただしで、コクがある。細長く切ったネギとチャーシューを、だしで混ぜ込んだものを麺の上にかける。古河の四大ラーメンの一つと個人的には思っている。

 帰りはどの経路を取るか迷ったが、ほぼ、四号線に沿って帰る。4号線に沿った林の中を歩く。ここは東北線と国道4号線の間を通っている。静かな散歩道だ。
途中、「鮭延寺」に寄る。ここは、山形出身の鮭延秀綱の墓がある。名将直江兼続に、武勇に優れること、信玄、謙信に勝ると言われたとのこと。後に最上騒動と言われるお家騒動の責めを受け、当時佐倉城主であった、土井利勝に預けられた。お家騒動の不始末を許されてからは、土井家に仕えた。このとき、与えられた知行5千石を山形以来の家臣に全て分け与え、自身は家臣の下を転々として暮らしたとも言われている。~出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
 ここには熊沢蕃山の墓や千賀覚次先生の墓もある。由緒ある寺である。私は、今では、普通、お寺や神社で頭を下げないが、小学生の頃、熊沢蕃山の墓に手を合わせ、何を困っていたのか忘れたが、「助けてください」と祈ったのだけは覚えている。

 本日の総歩数、15,787歩。おおよその計算をすると、13.4㎞。これから地図で図ってみる。さて、どう出るか楽しみだ。~ガックリ…コースの線引きを間違えたので一部修正した(3/6)

 言い訳。歩幅85cm×15,787で計算したが、歩幅が1m以上と言うことはあり得ず。最近の地図測の結果からすると、万歩計のカウントが異常だったのではないかと、思う。

散歩

2008-03-01 21:11:14 | Weblog
 花桃の開花状況をホームページに掲載するため写真を撮りに行った。
 四季の径から総合公園へ。青空の下、春の気配が漂っていた。
                ※ 右の写真は、駅西口三島屋裏にある“足湯”

総合公園ウッドチップの道

五所沼

ユリの木

ユリの木②

ホトケノザ

西光寺にて

飛び梅天満宮

古河の大仏