今日は、初めてのテント泊登山に行ってきた。天気予報では8月31日は晴天9月1日午前中まではくもりだったが、
台風12号の影響で夕方には雨が降り出した。夜半は風雨が強まり朝方少し止んだが、下山する際に一段と雨脚が強まった。
幸い施設の整ったキャンプ地を利用したため、テントをウッドデッキに設置でき雨水が浸入するのを防げた。
また近く屋根付き炊事場があり、テーブルも使えたのでスムーズに片付けられた。実際山のテント場では、泥水や雨水が
テントに浸入し、シュラフや荷物まで濡れて悲惨な状況になっていたところであった。ほろ苦いテント泊デビューでした。
出発前には天気予報をもっと慎重に調べるようにすること。これが今回の教訓です。
写真は午後3時頃、まだ雨が降っていない状態
翌朝6時頃、ちはや園地のすぐ横の広場。雨が小康状態になったときにお日様が一瞬、顔を出しかけた。
今日の登山記録 3D ちはや園地配置図
すぐ隣の香楠荘で入浴・食事が出来る
7:50南海高野線、天見駅から島の谷集落を抜け天見道の登山口である文田口へ、ここから標高差400m上がる。
今日のザック重量は16kg。ザックの肩に食い込む痛さは腰ベルトを有効に使えば防げるというアドバイスをいただいた。
8:25ダイトレ道に合流、ここはベンチが無いのでその先の西の行者堂まで。登山口から1時間10分休憩しなくて登れた。
前回、前々回と15kgの荷物が肩に食い込むように痛く30分ごとに休憩していたが、今回はアドバイスのおかげで平気だった。
10:40予定よりも1時間ほど早く着いた。標識の前は草が茂り放題。祠の横で大休憩を取った。
千早峠の手前で大峯山脈が見えるポイントがあるが樹木が茂ってほとんど見えない。秋の落葉後に見たいものです。
ダイトレ道はよく整備されていて道に迷う心配はまず無い。思えば4月のダイトレチャレンジ登山以降、久しぶりに歩いた。
中葛城山付近、南に五條市の街並みが美しい。遠くの山並みには台風の影響で雲がかかっている。大峯は雲の中。
この付近で、もはや時期外れのギンリョウソウがたくさん顔をだしていて驚いた。
一般道で峠と言えば高い所だが、登山で尾根を歩いていて峠があれば、そこは一番下がった所、久留野峠は急坂。、
伏見峠付近まで来れば、ちはや園地はすぐそこ、山頂方面から救急車が下ってきた。千早赤阪村と書かれていた。
ちはや園地の管理事務所。チェックインが午後2時から4時。チェックアウトは午前10時。持込テントの料金は500円。
夏の期間(7/16~8/28)は常設テントもあり、初心者でも手軽にキャンプが楽しめる。また、一年を通じて宿泊キャンプ
(持ち込みテントのみ)や日帰りの飯盒炊さんも楽しめる。炊事用具や食器セットも貸出ししているという。バンガローもある。
14:00チェックインの後、Cゾーン6番のウッドデッキ上にテントを張った。この下に炊事場。上にトイレと便利な場所を借りた。
17:00係員が来て、今日の利用は2組だけ。万一強い風雨が来た時は休憩施設を利用してくれ、と告げ下山された。
17:00夕食、炊いた無洗米にレトルトカレーをかけて食べた。定番の味噌ラーメンも。テントの中の様子3人用でゆったりだ。
18:00には寝床に着いた。この付近、民間機の飛行コースになっているのか頻繁にエンジンの音がする。
20:00頃から雨が強くなってきた。テントの中は快適。熟睡したいが雨がシートにあたってなかなか寝付けない。
夜中3時、雨が心配で起きる。テントには雨水は浸入してない。4時前にテント内を整理し屋根付き炊事場へ移動させる。
5:00朝食、熱々ご飯に納豆と味噌汁。 右の写真の建物、無人だが緊急時は使っても良いと言われた。
その建物の左奥に香楠荘(千早赤阪村営宿泊施設)があり入浴や食事も出来る。金剛ロープウェイ山上駅はこの先。
6:15出発時刻になると雨脚が強くなってきた。レインウエアーを着、ザックカバーを付け万全の備えで葛木神社へ。
その先に、夫婦杉、転法輪寺にお参りした。ここから、ちらほら登山者とすれ違った。
6:55 国見城址広場もガスがかかっていた。ここで河内長野駅行きのバス時刻を見ると始発は8:20。下山は1時間ほど。
下山途中から、風雨が強まってきた。階段道は小川状態。あと少しで登山口というポイントで千早城址の道案内あり。
千早城址はあっさり見て通過。8:05バス停に到着。まもなく南海バスがやって来た。
今日の山野草
ギンリョウソウこの時期珍しい シュウカイド ボタンヅル ヘクソカヅラ
ツユクサ キンミズキ イワタバコ見事な花の数 ヤブラン
ツルリンドウ イガホオズキ ヤマジノホトトギス
ツリフネソウ ダイコンソウ ゲンノショウコウ
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