サランヘヨ 登山

登る男の山行き日記がメイン
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144 比良山縦走 平~蓬莱山~八雲ヶ原(テン泊)~武奈ヶ嶽~蛇谷ヶ峰~朽木

2011年10月09日 | 登 山

私の縦走シリーズ、第三弾は比良山縦走。もちろん初めてのコース。平バス停から1時間、最初のピーク、権現山に到着。
ここで同じようなザックを担いだ方が私を含めて4名、皆さん大阪から単独、同じルートで八雲ヶ原にテン泊し朽木へ縦走すると。
ご一緒しましょうかとスタート。3名で2日間、楽しくおしゃべりしながら比良山を縦走しました。私は金魚の糞のように・・・。
写真:武奈ヶ岳山頂での3+1。 女性は、八雲ヶ原でキャンプしながら八雲の自然を守るため奮闘されている方。

5:56 武奈ヶ岳山頂から日の出                 山頂から西方面  京都府・針畑川

10/8 蓬莱山山頂から南西方面 ホッケ山・権現山     14:35 歌川広重が描いた琵琶湖・金糞峠  同じ場面           

蓬莱山頂から北、これから進む武奈ヶ岳が遠くに見える

蓬莱山から南、琵琶湖大橋から大津市。上空は青空だが琵琶湖は霞んですっきり、見えない

蛇谷ヶ峰山頂から南、今回縦走してきた比良山系の山並みが続く。左が琵琶湖、この日も霞んではっきりと見えない


今日の登山記録     3D            2D              ルートmap 往路    復路
                  
7:43出町柳発朽木学校行きバスは登山客で満員。8:40平、下車は数名。ここから比良山縦走スタート。9:40権現山。

山頂で一息入れていたら、同じようなザックを担いだ方が私を含めて4名、皆さん大阪から単独で比良山を縦走するという。
同じルート、八雲ヶ原のテン泊も同じ。一緒しましょうかと言う事で3名で比良山縦走を開始。1名は終点で合流しました。

10:18ホッケ山小。女郎峠付近、地蔵さんに旅の無事を祈る。11:05蓬莱山頂。ここはびわこバレイスキー場がある。

観光用にリフト・ゴンドラが運転しているのでお客さんも多い。

zipラインアドベンチャーというロープで空中を滑空する遊びが楽しそう。スタート前の講義は皆さん真剣。画像はhpから

11:30 ゴンドラ山頂駅=打見山山頂。ここで昼食。このコース唯一売店ありました。

12:37木戸峠通過。   12:47比良岳は展望が無い。比良山系の冠名なのに寂しい。ところどころ縦走コースの看板が。

アップダウンの尾根が続く。明るく見通しがきく。13:02葛川越を通過。 13:20烏谷山からの展望は良い。

振り返るとびわ湖バレイスキー場のあった、蓬莱山と打見山。13:45荒川峠通過。
 
13:57南比良峠手前の分岐点。     ほどなく13:59南比良峠通過。

14:23 堂満岳への分岐を右に見送ると、琵琶湖が見える峠に。

14:31金糞峠(かなくそ)V字谷から琵琶湖が見える。浮世絵師・歌川広重が描いた近江八景「比良暮雪」はこのポイント。
  
金糞峠から4方向に分岐。北比良峠方面では無く八雲ヶ原方面へ進む。すぐの分岐も八雲ヶ原へ。沢沿いの道を進む。

途中、渓流で炊事用の水を調達する。さらに奥へ進むとついに開けた八雲ヶ原。15:18テン場に到着。早速テント設営。
ほどなくして、週末ここへ来て八雲ヶ原の自然を守っておられる女性の方が、ごみを集めて帰って来られた。
いろいろとお話を伺った。ゴミの処理などとても大変なことをされていて、ただ、ただ頭がさがるばかりです。
皆さん一緒に石のテーブルと椅子で食事をしながら歓談。テントは10張り程。縦走路の中間で見晴らしよく水場もあり良い所。

テント近くのもみじが美しく紅葉していた。八雲ヶ原湿原の木道。水中には腹の赤いイモリが数匹気持ちよさそうに泳いでいた。
ここには比良山スキー場があったがスキー客の激減で2004年3月末に廃止された。現在は自然に戻りつつあるという。

10月9日4:30頃テント撤収し片づける。5:05武奈ヶ岳へ出発、途中で東を振り向くと日の出前の朝焼け。山頂は急ぎ足に。
  

5:55比良山系最高峰・武奈ヶ岳山頂。しばらくして水平線近く雲の帯があるがその中から日の出が始まった。
 
360度のパノラマと美しいご来光。テン泊をした甲斐がありました。琵琶湖はガスに覆われ見えません。

6:17蛇谷ヶ峰に向かって出発。相当に距離がある。目標時間は10時過ぎだが、これから道迷い箇所が何カ所かあると。

7:02釣瓶岳(ツルベ)通過。下り道は滑りやすい粘土質。

7:29イクワタ峠北峯。この先道迷いが多いと。ポイントで進む方向を地図とコンパスで入念にチェック。笹峠通過。


この付近、登山者が少ないためルートの踏み跡がわからず立ち往生や引き返しを余儀なくされる。
標識に案内用テープも少ない。枯れ木が横たわっていて行く手を惑わされる。    9:03横谷峠通過

とにかく赤テープを探しづつ進む。9:23荒谷峠通過。9:35須川峠通過。急登が始まりきつい。10:30蛇谷ヶ峰に到着。

蛇谷ヶ峰は登山者が多い。ここからゴールのくつき温泉に向け下るが、階段の段差が大きく、徐々に膝に効いてくる。

途中の渓流で手と顔を洗い喉を潤し元気をもらう。四苦八苦しながら 11:54ゴールの朽木温泉てんくうに到着。

早速、てんくう温泉に入浴。露天風呂には大きな天狗が天を仰いでいた。おろしなめこ蕎麦は実に美味しかった。
おろし蕎麦といえば越前おろし大根蕎麦(かつお+大根おろし+青ねぎ)なのだが、なめこの入った蕎麦も格別に旨かった。

シャトルバスで朽木学校前へ、そこから江若バスでJR湖西線・安曇川駅へ。新快速で一路大阪へ。車内で、コンパスの使い方
について講義を受けました。予定より2時間程早く大阪駅着。ここで同行していただいた方と別れた。ありがとうございました。
帰路、天王寺のヨシミスポーツに寄って、比良山や北アルプス縦走の報告をして来ました。

比良山系で出合った山野草
トリカブト       アオヤギバナ   ミカエリソウ      リンドウ         マツカゼソウ                      
 

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14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
行動範囲が (団子)
2011-10-10 14:07:16
テント泊をしだして 行動範囲が うんと広がりましたね。
ホント60を越えたおじいさんには思えない行動力です。

私の方は 林道閉鎖で ガクッでした。
閉鎖されてたら歩いて登れば良いんだけど
そこが それ、山嫌いの我が輩。
結果 引き返してきました。

結局 3連休何処へも行かずです。
返信する
お疲れ様でした (crazyhouse)
2011-10-10 14:22:43
2日間 ありがとうございました
楽しく比良を縦走することが出来ました。

一緒のコース歩いてもかく人が違うとこうも差が出るのだと痛感しました。

とりあえず僕も記録UPしましたので
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-139911.html
またご一緒しましょう^^
コンパスも実地のほうが覚えやすいと思います
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お疲れさまでした♪ (akiho)
2011-10-10 14:36:46
どうぞ、またお越しくださいませ~♪!
雪で真白な時の八雲ヶ原とその周辺もとても素敵ですよ♪

by八雲ヶ原の掃除婦
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団子さん、お久しぶりです。 (アンニョン)
2011-10-10 15:02:54
ルート169も土砂崩れで迂回ですか。
あんなによく整備された道路でも大変な被害ですね。
紅葉シーズンに大台ヶ原か大普賢岳に行きたいのですが、道路は大丈夫でしょうか。
今日は、自宅で登山用具の手入れ。
次の六甲縦走に向け準備しています。
60を越えましたが、まだおじいさんではありません。
今回は息子と同じ年代の青年2人に出会え引っ張って行ってもらいました。
単独行でも素敵な出会いたくさんあります。
これからも新しい出会いを求めて山に行きますよ。
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Crazyhouseさん、こんにちは。 (アンニョン)
2011-10-10 15:24:20
早速のコメントありがとうございます。
この度は、2日間ご一緒していただき感謝しています。
一人ではイクワタ峠付近から先で、何度か道に迷い、時間ロスをたくさんしていたと思います。
ゴールでは、てんくう温泉にまでつかれ満足しています。
いろんな話をしましたね。縦走ルート、装備品、山飯、服装、ヤマレコ、スマートホン、GPS、北アルプス、ボルタリング、コンパスの使い方等々。
どれもすごく勉強になり楽しかったです。こんな年配者を引っ張ってもらって感謝しています。
あの後、ヨシミスポーツに寄って1時間以上、比良山や北アルプスの話をしてきました。
帰り際、mapコンパスを買って予定時刻の午後7時に無事、我が家に着きました。
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akihoさん、こんにちは。 (アンニョン)
2011-10-10 15:47:03
八雲ヶ原ではいろいろとお世話になりました。
比良山スキー場の後が大変なことになっているという事をTVで見たことがあす。
akihoさんのような方が奮闘されているとは思いも寄りませんでした。
我々が安全で楽しい山登りが出来るのもakihoさんの様な方がいるからという事を知り本当に驚きました。
八雲ヶ原の石のテーブルで夕食Timeを共に出来た事、感激です。
私には、いったい何が出来るだろうかと考えています。
雪のシーズンにはぜひ行って見たいですね。
その時、またお会いできるのを楽しみに、あちこち山登りを続けます。
お身体には十分気を付けてください。
それでは、アンニョン。
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おつかれさまでした! (cohe)
2011-10-10 17:57:50
ご一緒させていただいた坊主頭の方です。
最初に声をかけていただいたおかげで楽しい山行になりました。

記事を拝見しましたが、この二日間のことがありありと思い出されます!

またいつかご一緒できるとうれしいです。
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山での出会い (さっちゃん)
2011-10-10 23:07:48
なんだか山を通して、いろんな人と出会ってるんやね。
私も「韓国」を通して、いろんな人と出会い、食事会を開いています^^*

朝日が昇る、景色は一度私も見て見たいな。
だけど、登れないかも・・・。
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coheさん、こんばんは (アンニョン)
2011-10-10 23:32:34
コメントありがとう。
こちらこそ、二日間お世話になりました。
親父のような歳で、ずいぶん足手まといになったと思います。
今後も、出会いを大切に楽しい登山になるようにと積極的に声かけしようと思っています。
お互い良い山友が見つかりますよう。
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さっちゃん (アンニョン)
2011-10-10 23:39:11
最近、テントを担いで出かけています。
いつも単独の山行きですが、そこでいろんな方との出会いがあり楽しいです。
はじめていくところが多いですが、念入りに調べて安全第一で計画を立てています。見知らぬ山は不安もありますが、楽しいこともいっぱいあります。
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