ほととぎす まつところには おともせで いづれのさとの つきになくらむ
時鳥 待つところには 音もせで いづれの里の 月に鳴くらむ
時鳥よ、初声を待っているところには訪れても来ないで、一体どこの里の月の下で鳴いているのだろう。
時鳥は、夏の訪れを告げるとされる鳥。立夏が過ぎているのに時鳥がやってこない状況を詠んだというところでしょうか。
この歌は、続古今和歌集(巻第三「夏」 第208番)に入集しています。
ほととぎす まつところには おともせで いづれのさとの つきになくらむ
時鳥 待つところには 音もせで いづれの里の 月に鳴くらむ
時鳥よ、初声を待っているところには訪れても来ないで、一体どこの里の月の下で鳴いているのだろう。
時鳥は、夏の訪れを告げるとされる鳥。立夏が過ぎているのに時鳥がやってこない状況を詠んだというところでしょうか。
この歌は、続古今和歌集(巻第三「夏」 第208番)に入集しています。