地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

謝罪会見・・・

2016-09-16 17:59:54 | 最近のニュースから
毎年、ありますねぇ~。 有名人の謝罪会見

高畑淳子の次は三田寛子・・・集まった記者が質問するタイミングも無いほど喋り続けましたネ。

梨園の妻として百点満点の記者会見なんてミヤネが言っていましたが、私には何が良かったのか解らないです。
三田寛子の「演説」を聞いて、、、、
日本中に貴方の亭主は若い女を抱いてたんだと知れ渡ったのに、その嫁が謝罪するんですヨ

いかに、自分(達)の置かれている社会的立場を守りたいかが、ハッキリ解っただけの話です。。
「演説」では自分達の襲名披露の宣伝ばかりと感じたのですが・・私、ゆがんでますかねぇ~

やはり歌舞伎役者があまり好きじゃないので、そんな感じを受けるのかもしれません。

歌舞伎そのものは、それなりにすばらしい物だと思うのですが、その評価が現実以上に高すぎると感じているのです。
芸そのものだけに限らず、人としても(良い方に)別格扱いなのが、、、どうなんだろぉ~って感じです。

元々は「歌舞姫」とか「歌舞妃」と書かれた様に、女の人が奇抜な衣装で常軌を逸した動きをする人達の事を指していた。

まぁ、今なら「オンナ芸人」・・・ 渡辺直美・鳥居みゆき・近藤春奈と言った所ですかね。

その歌舞伎に男が入ってきたのですが、その男達は「男色」です。

春奈や森三中が活躍している世界に、はるな愛やマツコデラックスが入って来た状態です。

こう言うと、氏素性を重んじたり職業差別する人の様ですが、決して差別では有りません。
歌舞伎を伝統芸として高く評価されているので、
それならば、、、やはり成り立ちも含めて評価するべきと思ってるだけなんです。

確かに現在の女芸人とは違い、歌舞伎独特の芸を持っている点が大きく違います。

・・・が、その芸にも問題があると思いませんか。。。

〇〇家に生まれた人だけが、その世界で言う大きな名前を継いで、それに伴い主役など重要な役を得る事ができるのです。
確かに子供の時から練習に励み、その芸はそれなりにすばらしい物だと思いますが、
余にも立場の利権を離さない仕組みになっている。

ここが三田寛子の演説にもよく出ていました。

そこで、、、見せられている芸は本当にすばらしい物なのかと言う疑問が・・・
門戸を開き、底辺を広げればそれだけ才能豊かな人達が歌舞伎の世界に入ってくる。

今の歌舞伎の世界では、未開の国で観光客に見せている踊りと同じレベルじゃないでしょうか、、、

それはそれで良いんですヨ
何度も言いますが、、、彼らに対する評価が特別扱いなのが不満なのです。
歌舞伎の家に生まれれば、その人格まですばらしく、なんか高貴な人の様に扱われている。

何故なんでしょうネ

「梨園の妻」なんて呼んでるのも、なんか一般人と違って高貴な人と言う雰囲気を出しています。
確かに「梨園」とは特殊な社会と言う意味らしいが、それだけの事で、特殊な社会は他にも沢山有ります。

芸能界だって、自衛隊だって、斎場の人だって、裁判官だって、、、かなり特殊な世界です。
しかし、彼らの妻を「梨園の妻」と呼ぶことはありません。

あの海老蔵の事件を覚えていますか・・・
街の暴力的な集団のボスと仲良くして、寅の衣を着て夜の街で大きな顔をしてたんだが、、、
調子に乗って自分の後ろ盾に対してもデカイ態度をとり、お仕置きを受けた事件。

お昼のショーでは何度も扱われましたが、業界でのペナルティーは何も無い。
暴力を振るった人が犯罪者となったのは当然なのですが、
そもそも根本原因は海老蔵が彼等を利用していた所にある事を忘れています。

この構図は芸能界が出て行く事になった紳助と同じなのに・・・
歌舞伎界と言う特別扱いされている世界で、しかも中心と言う立場が、お咎めなしの特別扱いになったのです。

もし海老蔵が歌舞伎の家柄が端っこの役者だったら、、、、もう歌舞伎の世界には存在しないでじょう。