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高畑裕太の保釈

2016-09-10 12:46:30 | 最近のニュースから
8月23日に逮捕され、昨日(9日)に保釈。
足掛け18日間の拘束は、それまで自由奔放に暮らしてきたと思われる高畑裕太にとっては厳しいものだったでしょう。

考える事しか出来ない毎日
その間に彼が何を考え何を思ったかは誰にも解りません。
しかし、彼はその期間に「考える事しか出来ない」と言う事はどう言う事なのかを体験した。
これは今後の彼の人生感に大きく影響する事でしょう。(コレ少し理解しにくい事です)

事件の他に母親の会見・・・
また、釈放時の当人の態度や弁護士の声明文などが色々と言われていますが。。。

まず、釈放時の態度ですが、あれは仕方ない。
弁護士などに「決して笑顔と取られるような顔をしてはいけない」と言われている可能性は大きく、
それに従い緊張するとあんな感じになる。

拘束を解かれ、自由になった瞬間に喜ばない人はいない。

でも、被害者の事を考えると、少なくとも人前では笑顔は厳禁です。
百の言葉を発すると、一つや二つは必ず「喜び」と取れる言葉が出てきます。顔も気を抜くと一瞬の笑顔みたいな瞬間が現れます、、、その瞬間を動画は逃がしませんので、その部分を切り取られると「笑顔で保釈」になってしまいます。

高畑裕太の事をこんな風に書くと、彼の事をかばっているように感じるでしょう。
しかし、私のこの感覚は彼と世間(マスコミ)との関係を言っているのであり、彼と被害者との事は別の問題です。

以前(8/24)のブログにも書きましたが、、、、
この結末の様に「高額な慰謝料」で示談するのが被害者にとって一番良い結果です。

元々強姦致傷の致傷の部分は裁判で成立するかどうか怪しい軽微なものとされていました。
これ付けたのは法律に詳しい人の判断か、訴えを受け入れた警察の判断です。

ものすごくイヤラシイ考えで・・・被害者側が示談金を高額にする為の策だとしても、それで良いんです。

十年先に被害者女性が・・「一発やらしてやって、ん千万円だ
・・と親しい友人に冗談でも言える状態になるのが一番良いんです。

つまり、被害者として一生送るより、万分の一でも加害者の部分が有った方が心の傷は癒されるんです。
悲劇のヒロインを長く続けると、その世界から抜け出せなくなる。
・・・それが本当の悲劇なんです。

100%被害者に落ち度が無い場合は、それを作るんです。
それがこの種の事件の場合は高額な示談金の要求を勝ち取る事なんです

「敵討ち」が許されない社会では「合法的恐喝」はそれに代わるものとして使って良いんです。
もちろん、被害者になっても「敵討ち」を望まない人も存在します。

そう言う人は自分で心の静め方を知っている人で、高く評価できますが、世の中そんな人達ばかりじゃないのも現実で
「合法的恐喝」はそんな大勢の人達に許される唯一の反撃です。

不起訴処分
示談の成立、被害者の処罰感情、致傷の部分も軽微、、、色々と考慮されたのでしょう。

不起訴処分と言うのは
「起訴して罰を与えるほどの事じゃない」 場合か
「起訴しても裁判所が認めるかどうか怪しい」 と検察が判断したと言う事です。
・・・・一般人なら無罪放免と同じです。

ですから、高畑側の弁護士としては後者の
「起訴しても裁判所が認めるかどうか怪しい」と言う方を臭わすコメントになります。
弁護士の立場からすれば、今回の結末は完全勝利です

◎ 私が今から東京に行って、この高畑裕太と同じ事件を起こしたら・・・
私は信頼できる友人に連絡を取ってもらい、差し入れの品物と拘留中に必要なお金を用意してもらいます。
もちろん誰にも言わないでくれと頼みます。

そして国選の弁護士(無料)に示談を進めてもらいます。一般人の相場は100~500万円です。
その結果、示談が成立して不起訴になれば、私は何も無かったように家に帰り元の生活に戻ります。

そういう事実(犯罪)があった事を知るのは被害者側の人(少数)と警察・弁護士・私の友人だけです。
不起訴はその後の人生において、資格所得や就職や結婚などに何の影響もありません。

半月程度の拘束と数百万円の損失が罪を犯した人の罰です。

これと人としての尊厳を踏みにじられた被害者と釣り合いが取れますかね・・・・・。