今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

イングリッシュマフィンとコーングリッツとセモリナ粉

2016年11月13日 | 素材
イギリスだかアメリカだかが発のインギリッシュ・マフィンを作ろうと思った。
三鷹の方で急遽乗換えで途中下車した時に美味しいイングリッシュマフィンがあって、ハマってしまって・・・。

強力粉に水・塩・ドライイーストを混ぜてから

ヨーグルトを混ぜる。

生地を手首で伸ばしては向こう側に伸ばして、

普通のパン造りみたいに伸ばしてを繰り返し

滑らかになったらラップをして1.5倍ぐらいになるまで寝かす。

濡れ布巾でもいい

膨らんだら

手で丸め、滑らかにして、

打ち粉をし、

まな板に乗せ、拡げ、打ち粉をして

型などで、くり抜いたら、



「ここで少し時間はさかのぼる」

イングリッシュマフィン特有のあの粒々したものを乗せようと思ったが、これを調べるとどうやらコーングリッツというトウモロコシを荒く挽いたものらしい。
その挽く荒さによって、
コーングリッツ・・・インギリッシュマフィンにふりかける粉

コーンミール・・・トルティーヤや小麦粉と共に混ぜてトルティーヤなどに使われる。

コーンフラワー・・・揚げ物や粉モノとして小麦粉の代わりに使われる。
と、
様々なトウモロコシ粉になるらしい。

ただ、コーングリッツを手に入れようと少し高級な輸入食材店にまで探しにいってあったのだが、アメリカ産とだけ書いてある・・・「遺伝子組み換えではない」とは書いていない・・・!!
う~ん、これは~、

少し困っていると、イングリッシュマフィンの粒々はセモリナ粉で代用出来るという情報を獲た(得たではなく獲たという気分だった)。
これだ、この解決法、で、そのままセモリナ粉をその高級食材店で探したが、今度は完成品ばかりで粉自体が売っていない。

なに~、ここまできたのに~と思い売り場を見ていると、そうだ、パスタにセモリナ粉が使われているじゃないか、これを砕けば、と家に帰ってパスタの裏袋を見ると、セモリナ粉100%と書いてあるではないか。
(しかもイタリア産・・・だと思う・・・)

で、パスタをパキパキ折って、胡桃等を粉砕するフードプロセサーにかける。


お、なんか粉っぽくなってきたぞ、まだ少し荒いかなあ~、

と完成させていった。

「くり抜いたら、バターを塗った鉄板の上に置いて」、コーングリッツならぬ、自家製セモリナ粉をかける(粉になっているでしょ?安心、安全だし)。

温かいところにおいたり、

布巾をかけて2次発酵させ(粉がくっつくよな)、

ラップで発酵させてもいい

2次発酵した生地に

鉄板をもう1枚被せて

オーブンで焼く。

フライパンでも出来るらしいので、油を敷いたフライパンで、焼成

こんな感じで

う~ん、やっぱり蓋をした方が火が入るのでは?

ま、一応、なんとかと思ったけれど・・・

中が少し生っぽい。も少し焼くか。

オーブンの方も、途中で蓋の鉄板をどかして表面を焼く

おお~、お~、ま、なんとかって感じ(まだ少し浅いか?)。

半分に割って、バターと自家製マーマレードを付けて、うわ、これ、ハマる、周りカリ、中はモチっ、これが日本人が好きな食感と言われる。

片方は目玉焼き、もう片方は自家製ツナとアボカドを乗せると最高に美味しい。

結構、楽しめた。

型も使わず、とりあえず作り方の流れは覚えたけれど(普通のパンとほぼ同じなんだな)、まだまだ納得はいかないな。

今度は型を作って、ちゃんと挑戦したい。

とにかく、コーングリッツというものを覚えたし、それがセモリナ粉で代用出来る事も覚えた。







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