今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

流行の野菜出汁ベジブロス

2017年10月15日 | グルメ
野菜クズが余っていたので、昨今話題のファイトケミカル又はフィトケミカル(どっちでも通用するらしい)が期待されるベジブロス(野菜のダシ・ブロード)を作る事にした。

農薬が心配だったので、とりあえず1度洗う。
この時、あまり洗い過ぎると、野菜の旨味成分が抜けてしまうので、洗い過ぎない。

※もし心配なら、小さじ1の重曹に1~2分漬けると、農薬の塩素化合物が重曹のナトリウムと化学反応を起こして塩に変化するので、それを洗い流すと良いらしい。
他にも
・1度湯でこぼす
・塩水や酢水に晒す
などの方法があるらしい。

そしてサッと洗い流す。

これを水から30分~40分弱火でコトコトと煮る

(沸騰させない)。

少し温度が高くなるが(←そこは調節)、自分は蒸発を防ぐ為に菜箸をしいた蓋で空間を作った。

煮えたら、あとは余熱で更にエキスを煮出して冷ましてから濾す。

※苦味の強い野菜の場合は灰汁を取った方が良いらしい。
(自分は味に影響を及ぼされて味を壊されたくないので灰汁は取る派にしている)

※冷蔵庫などで数日は保存出来るらしいが、自分は毎日1回火を入れることで殺菌した。
(栄養価が壊れるかもしれんが、栄養価より、野菜の優しいダシが欲しかっただけなので)

※味はまさに自然のブロードという感じ。白身魚のブロードも上品で美味しいが、野菜のブロードは更に優しい、天使の羽のような軽さだ。
確実に違いが解るハズ。
(ただ、タマネギの皮を使うと色が結構・・・子供の頃に『こち亀』で帆船模型の帆を染めるのにタマネギの皮を使う話を読んだが、これか!!と、そのぐらい色が強い、煮詰めると鍋の縁に色が付着してしまう、フランス料理などでは内部の側面を拭ってから、コンフィの様な弱火でコトコトと煮出し、決して煮立てない)

問題は農薬だ、ポストハーベスト(スーパーなどに行くと日本名で『防ばい剤』・『防カビ剤』と小さく表記されている)ととかでなくても、他の農薬も少し怖いので。
気にすると、食べられないかもしれない。
そういう時は重曹か???
(重曹ってスゲーな、焦げも取れるし・・・)

用途は

味噌汁や、カレー、グラタンとかに使える他、パスタソースのダシとか様々なモノにチョイ足しすると優しい旨味が多少なりとも加わるので、食べ易くなるだろう。

例:ベジブロスのホワイトソース

色は別として、他の出汁よりも更に優しい味わい





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