今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

加水率の高い餃子の生地を本格的にくり貫き超簡易に作ってみる

2021年06月17日 | 今日の料理
食べ物で遊びたくないから「今まで」パスタマシーン(手動)の線番4か5までしか薄くしたことが無いし、
今まで手で作っていた餃子の生地を、以前、なんとか手軽に生地を伸ばせないものかなと型でくり貫いた事があるが当時は生地が分厚過ぎて抜くのに凄く苦労した思い出があったけれど、今の技術なら線番7とかそれ以上に薄く出来る自信が付いた事と、

加水率が低いとスープに入れた時に麺が伸び易いという事が身を持って製麺で解かったので、
(↑馬鹿だから体験しないと解からないのよ、だからそれを重ねていくだけ)
その逆に加水率を高めれば、味が付いていない湯で、茹で上げる水餃子の場合手で生地を作る餃子は基本、水餃子にしている)、味が浸み込む必要も無いし、生地が伸びる事を防ぐ事が出来ると、少し加水率を高めに生地を練ってみた。
(といっても50%前後は越えていないが・・・あとは手で触ってギリギリの所まで柔らかくし、まだ真夏ではないのでボウルに濡れ布巾をかけて放置する事でグルテンを増幅

グルテンが増えると伸ばし易くなるのでいつものように・・・

って、調子に乗って伸ばし過ぎた!!

適度な所で切って、

置く場所がないのはヌイユの時みたいに乾かす。

乾燥をさせた方が割れ易いけれど、生地同士を重ねた時、くっ付きにくくなるので、適度な加減を見計らって加工開始
乾かしていない生地はやや貼り付くので、その日の湿度や気温、生地の状態によって打ち粉をしてもしなくても。
くり貫いた生地を置く台には打ち粉を置いておく)

加工と言ってもお菓子の型みたいなセルクルで抜くだけなのだが・・・
薄いのにワリと力がいるな、瞬間ちょっと回すといいみたい

次々抜いて

一気に外の端っこばを剥がす!!
(僅か~にキモチイイ・・・)

余った端っこばをスコーンの時みたいにまとめ合わせ

他の生地をくり貫いている間、乾かないように!!濡れ布巾をかけておき

最後にまとめてかるく伸ばしたら

又、パスタマシーンにかけ、くり貫く事を繰り返すこれが結構面倒だった)。

本来餃子の皮って真ん中を分厚くするのだがくり貫いた場合、全部が同じ均等の厚さになってしまうのでそれが出来ない事が難点!!
最後の余った欠片はもうパスタマシーンにかけられない小ささなのと、もう流石に打ち粉が増え乾いてきてしまったので、手でなんとか伸ばした。

少し乾かすと尚良い!!
(数枚だと、手で伸ばした方が早いが、数十枚を超えると、流石に体力的に作業速度が落ちてくるので。。。)

偶には今日は打つだけにしておいて明日か明後日には食べよう・・・
(その間に麺のように熟成されプツッとした歯応えに変わるっていつものモチっとは又変わるハズ)
生地が乾かないように、麺みたいにタオルを敷いて、タッパで密閉をして冷蔵。

今回、鳥を茹でた出汁が冷蔵庫で限界にきそうだったので、余っていた材料とインドカレーも作りながらやったのだが、
小麦粉って臭いを吸着し易いけれど、ま、クミンやスターアニス・他スパイスを入れる餃子もあるから、ニンニク・生姜を入れる事も同じだし)

流石に途中火を止めながら余熱で煮込む感じに作っていったら、少し煮詰まり過ぎたかやや塩気が強くなってしまった。
(やはり手早く作らないとダメだ・・・)

『餃子作成』

具はモヤシを炒めた野菜炒めの余りをきざんで肉と混ぜる事で飽きたモノも無駄なく
残り物を入れて完成をしたまだ歴史が新しいシューマイと同じで、中に入れる具は細かくし、中華とか大陸のモノは足し算が多いから『味も最後に整えるので』アレンジは効く。
素材を活かす引き算だと、1度加え過ぎた味は中々抜く事で素材が死んでしまう事が多くなるので普段から要注意だ(スパイスではないが【濃さ】って必ず麻痺をしてくるし)。

生地がくっ付いているかなぁ~と恐る恐るタッパを開けてみると、意外に大丈夫だった!!

湯を沸かしつつ餃子を包む。

最近ヒダを作らずこういう折り方もあると知った。

更にそれを角と角を合わせてアニョロッティやラビオリみたいにする人も場合もあるらしい。

う~ん、ヒダが入るとその分、生地が引っ張られるので餡が少なくなるなー
(原価率は良いのね)
あとヒダを折っていないと餃子を作っている感覚が少なく少し寂しい・・・
(下手だけれど)
※ただ、ヒダがある分、茹でた時にそこに水が溜まり易いのでそこは要注意だ。

さて茹でるぞ・・・

超久しぶりなので、やや茹で過ぎてしまった・・・
折角手打で小さいのに・・・
僅かにだけれどその差って結構如実に表れる。

小さいからパクパクいけてしまう。
だけれど、少し小さ過ぎてモノ足りない・・・
持っていた型のサイズが大きいか小さいかしかなくて敢えて小さい大変な方を選んでみた。
小さいのがクリア出来れば大きいのも出来るって事だし(大きいと餡の量も増えるのでもしかしたら破れ易いが、包み易いというのもあるだろうし)。
やはり合羽橋問屋街でセルクルの中間サイズを探してくるか、それともスコーンを湯のみでくり貫くみたいに、コップとか茶碗でくり貫くか・・・←スコーンと違って高さが無いから、フチが上手くいかないかもしれないなー

小さいので酢と胡椒で食べてみたが、う~ん、これはちょっと違うかな・・・
酢と醤油でいいや、ラー油は作らなかったので。
やはりもう少し大きい方が良い、小さかったらショートパスタぐらいに味を付けてもいいのかも。

余った生地をラップに包んで
(1番上に手で伸ばした乾いた端っこばがきている・・・)

冷凍をしてみる。

失敗をしたらワンタンとか幅広の麺みたく、カップ麺のスープにでもぶち込んで食べれば良い。(多分)

『更に後日、もっと簡易に餃子を作ろうと』

野菜を下茹でせず、水を少しかけて

蓋をしてレンチン

水分はザルで切ったら

塩を少しかけて
ほぼなんでも少しにしておけばいいんだよ・・・)

※ギュッギュッと揉むとあんなに沢山あったのに少量になる。

今回は国産だけれど牛肉の挽肉が安かったのでそれを使ってビーフ100%の餃子を試してみる
ラム肉餃子なんてあるぐらいなので、牛100%も三田の大連とかで確かあったような気がして。

皮はラップを剥いて放っておけば自然解凍を直ぐ出来るが、

冷凍の餃子の皮って、即戻り過ぎる為に、水分が出て他の生地とくっ付き易くなるので、
冷凍した餃子の皮を使う時は、手早く、水分が出る前に!!、剥がして分けておくとか処理をしてしまいましょうね。
(その事に気付くまで何度私も失敗をしたことか・・・)
まだ凍って貼り付いているのは無理に剥がそうとせず、包んでいる間に溶けるので適宜離していく。

今回は焼き餃子にし、久し振りにを作ろうかな・・・
(食べた時に口内で羽の角が当たる感じが苦手で実は羽はあまり好きでは無いのだが・・・)

数もそんなに無いから、羽の粉が沈んだ水で作れば洗い物を1つでも減らせるかなぁ

これだけだけれど・・・

余った粉入れちゃえ・・・←これが多かった・・・

後から足した粉が多くて多少苦労をしたが、ギリギリで出来た・・・

小さいので今度は酢と醤油の他に、酢と胡椒もそこそこ合う感じ。
神戸餃子みたいに味噌もいいかもな・・・
(味強いけれど、今回のは小さいからそこまでは~って)

なんとか型抜きの餃子の皮を作れたけれど、結局、くり貫いた後の端っこばを又集めて伸ばす作業が、麺棒では到底出来ない薄さなので
(うちのまな板やや真ん中がすり減っているし・・・)
手打に慣れていても面倒だなと感じたが・・・

かといって手で伸ばすと、プロや機械ではないので形が変わってくるんだよなー
そこまで餃子食べないし・・・(←いや自分で打つようになってから食べる事は多いとは思うがSPECじゃあるまいし、そこまでは)



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