2150 インドネシア語で諺のことは、Peribahasaプリバハサといいます。インドネシア人が使って話をしている場面に会ったことはないが、日本の諺と同じ意味の諺が沢山あります。興味のある方はネットで調べてみてください。
1 井の中の蛙大海を知らず Kodok(katak) Didalam Tempurangヤシの実の殻の中の蛙、狭いのが割れた椰子殻、その中に蛙がよく入っている。いかにもインドネシアらしい。
2 覆水盆に返らず Nasi sudah menjadi buburご飯がお粥になってしまっている。インドネシア人は日本人が想像できないほど、普通にお粥を食べる。朝食はお粥という人が多い。お粥の屋台(カキリマ)も多い。だから、既にお粥になってしまっていれば、普通の硬さのご飯には戻せない、という思いは分かる。
3 急がば回れ。急いてはことをし損ずる。Biar lambat asal selamat遅いままの方が元々穏便、落ち着くselamatは、何にでも使う。Selamatya!! だけで、安全にね、平穏にね、順調にね、という優しい言葉を掛けたことにある。
4 猫に小判。豚に真珠 Kera mendapat Bunga猿に花、何の使い道も効果もないと解説されている。インドネシア語の諺解説書には、
Peribahasa : Kera dapat bunga
Arti(意味 Peribahasa : Mendapat sesuatu yang tidak bisa menggunakannyaこんな具合に解説されています。
5 犬猿の仲。Anjing dan Kuncing犬猫の中、仲が悪い事と、Dua orang tak pernah damai bila berdekatan,selalu bertengkarインドネシア語の解説にも安全ではなく、いつも喧嘩をしていると書いてある。
鞠子川の土手道。アロエの花、白鷺のつがいともう一羽。
諺 習慣 椰子殻