アチャコちゃんの京都日誌

あちゃこが巡る京都の古刹巡礼

207 アチャコの京都日誌 相撲界が大変だ!!

2017-11-19 18:13:57 | 日記

相撲界が、最悪の状況に進んでいるように見える。

「祖相撲界」の画像検索結果

① 稀勢の里が千秋楽まで無理なようだ。

② 貴乃花親方がいまだに沈黙だ。

③ 協会も何のコメントも出さない。

「祖相撲界」の画像検索結果

以上の事を総合すると、最悪の状況が見えて来る。

まず、稀勢の里の不調は、後に続く日本人力の奮起に水を差す。同部屋の高安の好調も大関昇進時よりは

陰りが見えている。再び、モンゴル勢の隆盛につながりかねない。

「相撲界モンゴル」の画像検索結果「相撲界モンゴル」の画像検索結果

ただし、日馬富士は引退勧告の可能性がある一方、同じモンゴル出身の、

鶴竜もケガの状態を考えると引退の可能性がある。

再び、白鵬の一人横綱時代になる。相撲人気がかげる事にもなりかねない。

次に、貴乃花の沈黙は、もっと深刻で、協会のゴタゴタを象徴するだけだ。

巷間言われる貴乃花親方の孤立(異端児)を、

証明するものに他ならない。

協会も沈黙をするのは、マスコミの餌食になるだけだ。

「相撲界貴乃花」の画像検索結果

マスコミは、関係者の発言という事で、どんどん報道する。

色んな立場の勝手な発言で、どんどん真実がゆがめられる。当たり前の事だ。マスコミには何の責任感もない。

本場所終了後、会見しても記者からの質問は、多岐に渡り大混乱となるのは避けられない。

事態を一層こじれたものにする。八角理事長以下、元相撲取りたちは「世間知らず」である。

中学生の年齢から、相撲界にべったり所属し世間の常識に触れることなく成人する。

ただ相撲の番付が上であった事だけで、理事に選ばれ組織を運営している。

今のコンプライアンス・説明責任の時代に真っ当な対応は出来ない。

彼らの責任ではない。国技である以上、文化省の関与が必要とも考える。

※執筆中に八角理事長の謝罪が発表された。(単にコメントを棒読みしただけだった。)

「相撲界八角」の画像検索結果

今後想定される推移は、

①日馬富士を謹慎処分並びに罰金を命じ、世間から軽いと非難を受ける。

②貴乃花が、記者会見などで発言し、協会批判を展開し一層混乱する。

③白鵬が一人横綱の慢心から、彼も協会批判し貴乃花とも対立する。

④他の暴行事件が発覚し、相撲界への批判が高まり本場所開催の危機を再び迎える。

そうならない為には、すぐに外部経験者のアドバイスを入れて、

第三者機関を設定し事実関係を徹底的に調査し

その他の事案もすべて明らかにして、一場所休場(技量審査場所)にする。

その上で、

①全員外部学識経験者で理事会を構築する。

②結びの一番の(打ち出し)時間を、ゴールデンタイムとする。

③民放にも放送権を売り出し全く違う観点から中継をしてもらう。

④一定の外国人枠の制限を設ける。

⑤年間優勝者を集めて、年間最優秀者を総当たりにて決定する。

などなど、一大改革を行う。

「相撲界弓取り」の画像検索結果弓取式もゆっくり楽しめる。

夕食時、ビールを飲みながら生の相撲を見れたら一層人気が出るのではないか?

いつも仕事から帰ったら相撲は終わっているのだから、つまらない。

「相撲界弓取り」の画像検索結果たまにこんなことも!!

大好き大相撲。何とかしてくれ・・・・・。

 

 


206 アチャコの京都日誌 再びの京都 秀吉一夜造りの塔とは?

2017-11-19 09:30:46 | 日記

 稀勢の里は、3敗して引退の危機だ。横綱昇進後15日間相撲が取れていない。

昇進後、優勝した場所の無理が祟った。これほど不運な横綱がいるか?

しかし、昨今の力士のケガの回復が、遅い。

照ノ富士、遠藤、逸ノ城など、結局ケガから回復できていない。何か運動理学的に問題があるのではないか?

暴力問題以外にここにも議論の必要がある。

 「稀勢の里」の画像検索結果

宝積寺に行って来た。

JR大山崎駅の前、妙喜庵の脇をすり抜けて、東海道線の踏切を渡る。

阪神間の基幹鉄道だけに、複々線に貨物専用線路もあり50メーター近い長い踏切だ。

足の弱いご老人は急いで渡る。

踏切を渡ると、宝積寺の参道がすぐに始まる。有名な天王山の登山道にほぼ重なるので、ずっと登りが続く。

一汗かいたころで、山門にたどり着く。

重要文化財の「五重塔」通称「秀吉一夜造りの塔」が見たくて来た。

寺は、行基が開祖で、聖武天皇が、夢告にて「打出の小槌」を賜り、

これを崇めると皇位についたと言われる。通称「宝寺」。

御本尊の十一面観音像など、寺宝が多い。

開運の大国さんでも有名。

本堂の裏から、天王山山頂まではあとわずか、今回はその覚悟がなく次回へ。

 

ちょうど紅葉の季節。鮮やかな赤に染められた参道が良い。

これが三重塔。

逓減率の少ない美しい姿だ。逓減率とは、多重塔の屋根の幅が、構造上上になるほど小さくなるのが普通だが、

その小さくなる度合いを、逓減率という。ほぼ同じ大きさで上層に至るので、存在感が大きく感じる。

東寺の五重塔や、仁和寺の五重塔が美しいのは、下から上まで屋根の幅が余り変わらず、

この逓減率が小さいからだ。

秀吉は、この塔から天王山の戦いの状況を見ていたのだろうか?

ええ?塔の創建、1603年となっている。

関ケ原の戦いが、1600年だから、それ以前に秀吉は亡くなっている。あれ?

宝積寺の「秀吉一夜造りの塔」は、秀吉死後の創建だった。建てたのはどこの秀吉か?

日本史上、秀吉と言えば豊臣秀吉以外に誰がいるのか。天王山のふもとにあるこの宝積寺の塔が、

秀吉の功績に因み、そう呼んだ。それはそれでいい事か。

京都や大阪の各地での、太閤伝説が嘘も真も含めて、色々根付いていることに思いをはせながら帰った。

しかしこれほど戦略上重要な位置は他にない。まさに天王山の存在意義がよくわかる。