⑨ 大改革
戦争やパンデミックで仕方なく実施したことが、当たり前になることがある。ソーシャルディスタンスなどは恐らく定着する。テレワーク、オンライオン授業、オンライン診療なども部分的に定着するだろう。
そもそも4月入学制度については、徴兵制の時代の入営スケジュールに沿ったものだったらしい。受験時期がインフルエンザや積雪に阻まれる時期に重なるので、以前から9月入学は議論があった。就職や役所・企業の年度末との関係など課題はあるが、そうすべきだと思う。
筆者は、もう一つ何故議論にならないのか?と、思うことがある。オンライン(投票)選挙だ。加えて選挙投票日を日曜日にしているのは世界でも日本くらいだ。最近は期日前投票が進んできたが、それでも仕事の都合をつけて行かねばならない。そこで、国政選挙は投票日を平日にしその日は国民の休日にすべきだ。さらに、オンラインでの投票も可能にすべきだ。
感染リスクの軽減に加え、障害者や移動困難な年寄りなど、サイレントマジョリティーの参加を促す。また、超多忙な現役ビジネスマンも学生も投票できる。現政権の自民党や公明党の組織票頼りの方達には浮動票は不要なのだろう。特に公明党はがちがちの組織票がバックにある。しかし、政策に自信があるのならば浮動票も取り込む魅力ある政党にならねばならない。
野党が有利とも言えない。とにかく50%に満たない投票率で国政が動く異常さは放置できない。オンライン〇〇が、一気に進む昨今。オンライン投票が議論にならないのは許せない。