したたる

久しぶりに仕事も外出の予定も原稿の締め切りも（たぶん）ない週末なのだ。

しあわせだ～。

天気もよいし、洗濯してベランダの植物たちに水やって、明日配水管の掃除に来るから風呂の掃除を念入りにして、とやっていたら午後はすっかり昼寝タイムになってしまった。

夕方、出し終わっていなかった冬物と春のコートなどをクリーニングへ。
あら、空が黒い、、、と思っていたら急な雨。
クリーニング店を出る時点ですでに本格的な大降り。買い物をとりやめて家に一旦戻るも、それだけで全身ずぶ濡れ。久しぶりにこんなに雨に濡れましたわ。

雨に濡れたあとというのは、プールに入ったあとのような倦怠感におそわれますね。

なかなか雨もやまないので、仕方なくふたたび買い物にゆき、晩ご飯作って終了な一日。
サラダガーデンから初の収穫。
ずっとお天気が悪かったから、弱々しい黄緑色の葉っぱたち。

『寝ずの番』

校了がスムーズだったこともあり、きょうはたいした仕事もなく、後片付けや来週の納本の準備などささっとすませて早めの退社。

シネスイッチ銀座（金曜日がレディスディ）で『寝ずの番』を見る。

伊丹十三テイストな映画かと思っていましたが、ちょっと違うかな。毒が足りないという点で。
んー、ていねいに作られているとは思うけれど、笑わせたいならもっと思いきり笑わせてほしいし、泣かせたいところではもっとちゃんと泣かせてほしかった、というのが正直な感想。

長門裕之演じるところの落語家・橋鶴師匠が、余命わずかとなって最後に「そとが見たい」と言う。それを一番弟子が「そそが見たい」と聞き間違えたところから物語は始まる。「そそ」というのは京都弁で女性器のことを言うらしく、そこからラストまでとにかく下ネタオンパレードの映画です。
でも、エピソード的には、この最初の「そそ」の話が一番面白くて、最後の下（シモ）ウタのエンドレスにいたってはかなり辟易って感じだった。

話としては、亡くなった師匠の通夜（これを「寝ずの番」と言うらしい）で師匠の思い出話をしながらどんどん酔っぱらったり脱線したりしていく様がオムニバス風に（そのあと一番弟子や師匠の奥さんまで亡くなるので）展開させていく、という映画。

死にぞこないの長門さんとか、奥さん役の富司純子とかさすがだなあと思ったけれど、中井貴一って、わたしたち世代には「ふぞろいな林檎たち」のイメージが強すぎて、あんまり喜劇には似合わないって思ってしまうのは、まあ、彼には責任ないことだろうけど不利だよな（あ、「ビルマの竪琴」の水島役のイメージもあるね。あれは半分ギャグになっているけれど）。

原作は中島らもだし、面白いことは面白いのだけれど、なんとなく消化不良な気分の映画でした。


みなさんにご心配いただいたりあきれられたりしている「嵐」の初回限定版ですが、Amazonでまだ在庫があるという情報をいただきまして、早速注文してみました。
まさに曲のタイトルそのもの「きっと大丈夫」です（笑）。

渋谷にもない銀座にもない

校了日。奇跡的に早い時間に終わる。まだ外明るいですよ。

というわけで、「嵐」のCD探しに街に繰り出す。
渋谷方面は朝からmちゃんが探してくれたのだけど、やっぱりないらしい。
わたしはまず「YAMAHA」へ。やはり通常版しかない。レジのお姉さんに「初回限定版はないですか？」と聞いたら、しばらく奥に引っ込んだきり出てこないから期待しちゃったじゃないか。しかし、すでに売り切れ。「再入荷をかけていますが、入るかどうかはわかりません」とのことだったけど、初回限定版が再入荷するんなら「初回」でも「限定」でもないような（笑）。

そのあと「山野楽器」阪急の「HMV」と回るも、どこも同じ。う～ん。厳しい。
まあどこかにはひょこっと残っているのだろうけど。


で、銀座出たついでに「銀座バーニーズ」へ寄ってみる。
会社のk川さんがとても素敵な指輪をしていて、それが「銀座バーニーズ」のものだと聞いていたので。
バーニーズだから高いんだろうなあ、1万円くらいだったら奮発しちゃおうかなあ、くらいな覚悟で行ったんですが、きゃはははは、軽く倍以上の値段でした。バーニーズを甘く見ていたよ。
あきらめきれずに眺めていたら、お姉さんがいろいろお話ししてくれて、あれやこれや指にはめてみたりしているうちに、「あ、もう絶対これ」ってやつに巡り合ってしまいました。ごめんなさい（誰に謝っているのか）。

でもうれしい。
仕事でも、CD探しでも、とても歩き回ってへとへとだというのに、こんな指輪いっこで元気になれるって、人間って不思議ね。

ゴッホのひまわりTシャツ

けさ、通勤の電車で見かけた。
黄色というか茶色というか、変なだんだら模様のTシャツを着ている男性がいて、変わった模様だなあとぼんやり見ていたのだけど、あははは、ゴッホの「ひまわり」だ～。
実物よりもかなり大きめ。XLくらいのTシャツに収まりきれないほどの大きさに描かれているので、一瞬それとは気付かない。
いったいどこで売っているんでしょうね。
ピカソの「ゲルニカ」Tシャツとかもあるのかな。

きょうは出張校正の日だったので、とても残業。
ばたばたしていたら、ゴミ箱にけつまづいて転倒。やっと治りかけていた左足（東横線渋谷駅で負傷）にふたたび痣が！　「大丈夫ですか？」と駆け寄ってきてくれたIさん曰く、「ここゴミ箱多過ぎですね」。なにゆえわたしを囲むようにゴミ箱が三つもあったんだろう？　誰かの陰謀？


会社の、J事務所担当のひとが「かつーん」のコンサートに行ってきたというので少し話を聞いた。
なんかもう、SMAPかと思うくらいすごかったんだそうです。勢いのあるグループはやっぱり違うね～。「嵐が心配で」と、そのひとも言ってくれたんですけど、この分でいくと「嵐」は「TOKIO」路線で地味になごみ系で、って感じですかね。それはそれでいいんですけど。

でもね、でもね、きょうは久しぶりの「嵐」の新曲の発売日でしてね、本当は昨日の帰りに買って帰るつもりだったのだけど（携帯壊れたりなんだで）できなかったので、きょうの帰りに営業時間の過ぎた汐留のWAVEに買いに行ったら、ななななんと売り切れだったんですよー。
笑っちゃうのがその店の棚に「嵐の新曲初回限定版はバカ売れのため品切れです」と書かれていたこと。うう。予約しておくんだった。
てことで、明日も残業必至なんで、渋谷なmちゃんにお願いメールを送ったのでした。
初回限定版はDVDがついているの。でもって通常版もすごくいいらしい（両方買うひと）。ああ、早く聴きたい。

携帯が壊れて

いやはやあせりました。

仕事がわりと早くに終わったので、待ち合わせの友人に連絡しようと思ったら、携帯がうんともすんとも反応しないんですよ。
わたしの仕事の終わり時間が見えないので、7時頃に新橋で、という曖昧な約束しかしていなかったので、とにかく途方に暮れました。新橋って、どこで張っていたらいいんでしょう？

どうしようどうしようどうしようと百回くらいつぶやき、名刺入れのなかにあった某氏（共通の知人、とはいえ一回しか会ったことがない）のところへ意を決して電話をかけてみる。あいにく電話番号は知らないとのことで、ほかの共通の知人を模索してみたものの、それ以上迷惑をかけるわけにもいかず。もうひとりの共通の知人の名刺を発見したのでそちらにトライ。留守。万事休す。

こうなったらケータイを修理するしかないと思い立ち、近くのケータイ屋で最寄りのVodafoneショップの場所を聞くと、「日比谷通りにありますけど7時までですよ」とのこと。時刻は6時50分。走るわたし。走る走る信号で止まる走る走る信号で止まる走る。やっとたどりついた目的のVodafoneショップはすでに閉まってる。でも、なかに人はいるらしい。どんどんどん（扉をたたく）「すみません、子供が急に熱を出して」。扉が開く。「すすすすみません、（子供の熱はうそです）ケータイが壊れて」。やさしいお姉さんが電池パックをはずしてはめて、ついでに充電できることも確認してくれて無事に再起動。「ああああありがとうございます。このご恩は決して忘れません」

というわけで、無事に友人とも連絡がとれ、新橋近くの普通の居酒屋で軽く飲む。
いやあ、久しぶりに本気で走ってしまったから、マラソン大会のあとくらいの疲労感。ビールがおいしかった。

しかし、ケータイに依存しすぎると痛い目にあいますね。
良い子は待ち合わせはきちんと決めておこうね。

リボンを食い紫陽花を食い吐く猫

前にも書いたけど、うちの猫はリボンとか紐のたぐいを食べてしまうんですね。
で、息子からもらった紫陽花の鉢植えには格好のリボンが！
けさ、朝の身支度のわらわらの最中に嫌な予感。
わ～ん、やっぱり食べてる！　口からはみ出していた細いリボンを引っ張ると、すごい長さのリボンが出てきました。胃に入ってしまう前でよかった。何回も食べては吐いているんだから、いいかげん学習しろよな、とか思いつつ。

で、さすがに紫陽花は毒があるから葉っぱ好きなうちの子も食べないのね～と感心していたのですが、やられました。家に帰るとリビングの床に大量の吐瀉物。なかには紫陽花の葉っぱ。
紫陽花の毒がどれくらいなものかわかりませんが、まあ死にいたるほどのものではなさそう。
（ちなみにカタツムリも紫陽花の葉っぱは食べないんですよ）


会社でぼーっと歩いていたら、久しぶりにN岡さんに遭遇。「どうしたの、疲れた顔して」と言われてしまう。「眠くて～」と答えると「また深酒したんでしょ」と。
ははは。深酒はしていないと思うけどな。月曜日は一日が長い。


W杯日本代表に巻くんが入ってちょっとうれしい。

母の日

昼から「未来」の発行所へ。7月号の割り付け。
今月はメンバーが少なかったのでいつもよりは時間がかかって、終わったのが5時過ぎ。
珍しく全員で軽く飲んで帰りましょうということに。O島さんが今月は原稿料が○万円も入ったというので、有効に使うべく、いつもよりも高級そうな店でおいしいものをたくさんいただく。ツブ貝の串焼きとか、おいしかったです。

ほろ酔い気分で家に帰ったら、息子から母の日の贈り物。
あじさいの鉢植えが届いていました。　

『ナイスの森』

きょうは夜にひとと会う約束があっただけなので、締め切りの近い添削の仕事を昼間のうちに済ませ、少しのんびりとしようとか思ってたんですけどね。

急に状況が変わってしまい、泣く泣く早起きして朝から添削の仕事をこなし、午後から外出。
雨のせいか、バスが全然来なくて、おまけに寒くて泣きそうになりながら渋谷へ。
Q-AXという新しい映画館で『ナイスの森』を観る。『テニスの王子様』とどちらにしようかと一瞬悩んだのだけれど、テニプリは同好の志ときゃあきゃあ言いながら観るのがいいかな、とか思って（どなたか一緒に行きませんか？）。
で、チケットぴあで前売り券を買って、ホテル街のど真ん中にあるQ-AXへ。テニプリは舞台挨拶とかあったみたいで全回満席状態。ふぁあ～。『ナイスの森』は半分くらいの入りって感じですかね。
ほとんど事前情報持たずに観てしまったので、途中までワケワカメで少しとまどいましたが、なんかもう、ばかばかしいほどの脱力系ナンセンス・ギャグの続出でした。いや、加瀬亮くんがいい味出していたし、池脇千鶴ちゃんも新境地という感じで、それなりに見どころもあるんだけど、いかんせん長い（3時間近い）。後半はちょっとうとうとしてしまったですよ。庵野さん（あの庵野秀明ですよ）がうれしそうに出ているのとか、もうどう説明していいのかわからない映画なんです、ほんとに。好きなひとは好きなんだろうなあ。その世界に行ききれてしまえない自分がちょっともどかしかった、って感じでしたね。

そのあと、おなじみのネットカフェへ。『クロサギ』の4巻読みながら時間をつぶす。
ここはフリードリンクにお味噌汁がある。もちろんインスタントだけど、なんだかうれしかった。

8時にエクセルなんとかというホテルのラウンジでカラー・カウンセリングをしていたmちゃんh田さんと落ち合い、「じゃんか」へ。
h田さんの手相をmちゃんが見て「浮気線」発見で大いに盛り上がる。
そんなこんなで、いつの間にか終電の時間でありました。

久しぶりの

会社を早めにあがって明治学院の短歌講座へ。

きょうは新たに明治学院のOくんという学生さんが来たり、mちゃんやsちゃんも来て、なにげに賑やかな講座となる。
宿題は「ポンペイの輝き」展を見て、ということで、これが想像以上に苦労したのであった。内緒だけど、ゆうべ作ったものがどうにも納得できなくて、会社でちょこちょこ直したりしていたのだった。

終わったあとみんなで久しぶりの「スカラームッシュ」へ。
あいかわらずおいしゅうございました。
おなかいっぱい。

もろみ酢な日々

けさ、京浜東北が信号の故障とかで遅れていた。
座れたし、のんきに本読んで寝ていたら、二駅ほど乗り過ごした。
気圧が低いせいか、いつもにまして寝覚めが悪く貧血気味なのも加わっておまけに頭痛。
やはり会社モードのときに映画に行くのは無謀だったかなあ。


先日、aちゃんから高級そうなもろみ酢をもらった。
お酢は大好きなので大歓迎。「料理には使えませんからね」と言われていたのを半信半疑で聞いていて、中華風炒め物にかけてみたら本当にだめだった（笑）。いや、だめなわけじゃないんだけど、全然酸っぱくないの、あま～～～～～い、って感じ。
で、一昨日くらいから、オンザロックというかたちで飲んでいる。これがね、奥さん、めちゃくちゃおいしいんです。梅酒みたいな感じ。アルコール分はないのだけど、とても気に入ってしまった。「あまり一度に飲み過ぎるとお腹をこわします」と書かれていたので、ちょっと加減しながら飲んではいるのだけれど、それがなかったらたぶん一晩で一瓶行けます。
何に効果があるのかはよくわからないけど、おいしいもろみ酢がわたしは好きだ。


ところで、「嵐」がキャンペーンをやっている「C1000タケダ」ですが、イベントは当たらないのにうっかり「特製クオカード」（2000円分）というのが当たってしまっていたんですね。どうせまた変なデザインのクオカードだろうと思って全然期待してなかったのだけど、昨日届いた現物を見たらなななな～んと、ちゃんと「嵐」の写真入りでしたよ。がんばったね、タケダ。
引き続きキャンペーンのほうはmちゃんに応募を続けてもらっているので、このところのわたしはもろみ酢は飲むわ、ビタミンCは飲むわ、やたら健康チックな日々なんですの。