気付かないふりしていたのに

2006-05-08 22:48:43 | books
きょうからまた出社モード。
今月は少しゆったりな日程なのだけど、久しぶりに出社するとそれなりに仕事はみっちり、という感じ。疲れた。


それはそうと、『失われた時を求めて』ですけどね。
わたしはちくま文庫の、悪評の高い(?)井上究一郎さん訳で読んでいるわけなんですが、最近集英社文庫で完訳版が出たのですよね。こちらは鈴木道彦さんの訳。

失われた時を求めて 1
マルセル・プルースト〔著〕 / 鈴木 道彦訳
集英社 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。


装丁もこっちのほうがかわいいし、心は揺れるのだけれど、あんまり悔しいから気付かないふりをしていました。
きょうI井さんから「両方読み比べてみなさいよ」と悪魔の囁きをもらって、ひどく動揺しています。しかし、もうちくま文庫で6巻まで買っているのよ。せめて「ソドムとゴモラ」のとこだけでも集英社版にしようかなあ。うー。