五月です、か?

2006-05-02 16:25:38 | books
あの~、ちょっとよろしいでしょうか~? (富豪刑事のフカキョン風に)

いつの間に五月になっていたんでしょうか? それも、もう二日ですって?
聞いてません、聞いてません。我が家のカレンダーも全部四月のままです。

しくしく。


昼前に豪雨と雷のなかを菊名まで。銀行と郵便局にゆく。
最近は銀行もGWは休んだりするのですよね。まあ、あんまり関係ないですが。

帰ってきてお昼ご飯を食べて、午後は添削のお仕事に従事。ここで五月二日という一大事に気付いたわけね。ははは。間に合うのかしら~。るるらら~。


このところ、わけあって加藤治郎さんの『短歌レトリック入門』を熟読しておりました。
いろいろ勉強になったです。なんといいますか、口調(というか文体)が語りかけるような調子なので、横にすわって手を握られながら耳元でささやかれれているという感じ。
その若干の気持ち悪さ(笑)を除けば、やはりリアルタイムで見たり聞いたりしてきたことだからわかりやすい。これをわたしたちより若い世代はどう読むのかなあ。

現代短歌はずいぶんと古い「縛り」からは自由になってきているけれど、なにもかも自由になってしまったらもう「短歌」ではいられないのか、それとも。

わたしなどは、もしかするとあえて「縛り」のほうへ戻っていっているような気がする。文語とか旧かなとか。あ、ここも縛って。できればこっちも、もっときつく! てな。