しのっちゃ、久しぶりの新刊だ。
きょう大口に買い物に出たついでに寄ったユニーの本屋で見つけた。こんな場末の、しかもユニーの本屋なんかで出会うのは切なかったけれど(笑)、迷わず買い。ついでに『フルーツバスケット』の20巻が出ていたので、こちらは惰性で買う(もういいかげん終わってほしいです。なんだかんだ言いながら、新刊が出ていれば買ってしまうので)。
で、一刻も早く読みたくて、近くのおしゃれでもなんでもないカフェみたいなとこで読む。
(一応カフェなのに、なぜか客はおやじばかり。日曜日に家にいられないおやじたちの一時避難所か?)
おそらくは自分とは大きくかけはなれた登場人物、若い頃もそしてこの先もおそらくは縁のないであろう設定。西村しのぶの漫画はそうでありながらわたしを惹き付けてやまない。これは何なのだろう。
同じ女に生まれたのであれば、西村しのぶの描くリツコや百合やミサトのように生きたかった、と思わないでもない。あたしゃ、も少し背が欲しい~♪
でもそれだけじゃないな。なにより彼女たちの男前な生き方に惹かれる。
たとえば今回の『アルコール2』では、女性の喫煙について描かれている。カッコイイ女のアイテムとしてのタバコ、男のためにタバコをやめようと思う女心、禁煙のためにヨガに通ったり刺繍を提案する女友達。こう書いてしまえば単純なことなのだけど、いやはや、そんじょそこらの漫画ではありませんのよ。
読み終えて爽快な気分で、カンパチのあらを買い、園芸用の土や肥料を買って帰る。
息子にもらった紫陽花を鉢に植え替え、綿花などに追肥をする。これはこれで男前な日曜日の過ごし方ね、たぶん。
そしてこれからあら煮を作る。