カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

川苔山

2017-05-21 | 登山
 登山口から1時間半ほどで百尋の滝に着いた。偶然にもコースタイムぴったり。新緑に囲まれた百尋の滝は見ごたえ十分で何度見ても素晴らしい。釣り人がひとり釣り糸を垂れていた。
 
 標高を上げてゆくと葉脈の白い筋が特徴的なスミレが目につくようになってきた。花の大きさはとても小さくて1㎝もないくらい。図鑑を見るとフモトスミレとわかったが、山麓でも見られるスミレで特に山地性ではないようだ。
 
 標高が上がるにつれて若々しい新緑の色合いになってくる。
 
 ムラサキケマン。17~70mmレンズは接写でのピントはなかなかよいようだ。ただし、70mmにしても画角が広く近距離では実際の焦点距離は50mmもないように感じる。従って大きく撮ろうとするとかなり被写体に近づかなくてはならない。
 
 ハウチワカエデと思われるが赤い花を付けている。
 
 急登もあり次第に足が重くなってくるが、歩幅を小さくして筋力の回復を図りながら登高を続けると山頂に達した。滝からは1時間50分かかったが、写真を結構撮ったわりにはコースタイムよりもわずかに早く着いた。それでも同じバスで来た人の中ではビリから3番目の遅さである。写真を撮ったり鳥を見たりしながら登るのでいつももっとも遅い部類になる。
 山頂には日陰がなく日差しが強くて暑い上に虫がうるさくつきまとうので、食事を摂ると早々に下山にとりかかった。万一の寒さのときのためにウィンドブレーカーを持ってきたが、最後まで着ることはなかった。
 
(続く)
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