カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東高根森林公園

2014-03-10 | 東高根森林公園
  一昨日は県立東高根森林公園へ。まだやや風があって往路は向かい風だったので、スピードが上がらない。
 公園に入ると間もなくルリビタキが登場。今季初めて見るルリビタキで、今季はもう見られないのでは、と半ば諦めていたところだった。残念ながら雌の方だったが、すぐに姿を消してしまったのでカメラを向けるどころではなかった。同じ場所ではタカの鳴き声も林の奥の方から聞こえてきた。恐らくオオタカではあるまいか。
 先に進んで行くとやはり今季ほとんど目にしていないヤマガラにも会えた。2羽でいたのでペアなのかもしれなかった。
 その後エナガのペアに会え、一羽の方の尾羽がかなり湾曲しているのが肉眼でもわかった。行動を観察しているとある範囲内で飛び回っているので、近づいてゆくと明らかに巣材集めをしている様子。その内に近くの木にペアでやってきて、2羽が交互に蜘蛛の巣を突いて糸の採取を始めた。一羽が採っている間もう一羽は近くで順番待ち。足を踏ん張り小さな体全体を使って懸命に糸を採取する姿はなんとも健気だった。嘴にある程度咥えると巣のある方向に飛んで行く。それをペアで3,4回繰り返すと蜘蛛の巣はだいぶ小さくなっていた。この様子を撮ったのが下の写真だが、一度、まるで集めた蜘蛛の糸を私に見せるように目の前にやってきた。急いでカメラを向けてピントを合わせようとしたが、近すぎてピントが合わない。この時のレンズの最短撮影距離は4mだが、3m程の距離しかなかった。この間に別の場所にある昆虫の繭らしいものを突いて糸を採取する様子も見られた。しかし、蜘蛛の巣の糸がまだ残っているので、またやってくるのを待ったが、もう戻ってこなかった。逆光だったので露出補正したが、補正しすぎて蜘蛛の糸がトンデしまったのが残念。
 
 
 
 
 出口の方に向かって歩いてゆくと上に書いた現場から100m程の所でまたエナガのペアに出会い、そこでも灌木の中で巣材を集めている様子。嘴に巣材を咥えて飛んで行く方向を目で追うと先ほどと同じ方向に向かっていったから、上記のペアに間違いない。このペアは同じ灌木にもう一度やってきて巣材を運んだが、3度目に現れたときは、そこから30m程離れた木に行ったかと思うと木にできた小さな窪みに頭を突っ込み、何かを採取している様子。残念ながらそれがなんであるかはわからなかった。
 このサンシュユの木に止まってから上に書いた灌木の中に入っていった。写真が撮れれば季節感のあるエナガの写真が撮れたのだが、この木に止まっていたのは2,3秒というわずかな時間だった。
 
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