カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

クリムト展とニコライ堂

2019-06-03 | 美術
 先日は都美術館で開催中のクリムト展を観に出かけ、その後お茶の水のニコライ堂にも回りました。
 クリムト(1862~1918)の同時代の芸術家には同じオーストリアの作曲家にマーラー、日本では横山大観や夏目漱石がいます。大観よりも菱田春草の方が私の好みですが、春草はクリムトよりも一回り若い世代ですが、早世してしまったのでクリムトよりも早くに世を去っています。
 平日にも関わらずクリムト展はかなりの混雑。人口が集中しているので仕方がないですが、大きな展覧会ではいつものことです。
 
 作品は同じ画家とは思えないほど作風の変化があって、黄金の画家のイメージとは別の顔を持っていたことがわかります。
 代表作の一つ「ユディットⅠ」の他、大作の「ベートーヴェン・フリーズ」は複製ではあるもののやはり強いインパクトを受けました。この他伝統的な手法で描かれたものですが、「17歳のエミーリエ・フレーゲの肖像」という作品にも強く惹かれました。
 美術館を出るとすぐに上野動物園。動物園の壁画。
 
 昌平橋からの眺め。
 
 こちらの鉄橋もかなりの年代物という感じがします。
 
 ニコライ堂の近くは何度も歩いているものの中に入ったのは初めて。内部は撮影禁止ですが、外観をご覧いただきます。
 
 
 
 内部の祭壇などはブルガリアやギリシャで見た教会の造りと同じようなものでした。
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