明治神宮にはヤマガラがとても多い上に人慣れしていて、至近距離まで平気で寄ってきます。昼食のサンドイッチを食べているときのことですが、サンドイッチを持っている手にいきなりヤマガラが止まったかと思うと、カツサンドの衣を啄んで行ったのにはびっくりしました。パンではなく揚げた衣の部分を啄んだことからも脂身の部分が好きなことがわかります。前から小鳥の重さを実感してみたいものだと思っていましたが、図らずも経験することになりました。そこでその重さですが、もちろん手に止まった瞬間の重さは感じましたが、と言って翔び発った後、手が軽くなったという感じはなく、たよりない重さという感じでした。帰宅してから郵便物の重さを量るために買った量りを使って、手に乗ったときの重さの感覚を思い出しつつ、試したところ20グラム強というところかなと感じました。その後、ネットで調べたところ、実際に量りを使ってヤマガラの体重測定をした人がいて、18グラムだったそうです。人間と同じで多少の個体差はあるでしょうから、私の感覚にたよった体重測定は当らずといえども遠からずというところのようです。