中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
すべて運命とはいえ、出来れば勝たせたい。

過去問の取り組み、判断の仕方について。

2009年11月21日 | Weblog
過去問の取り組みについて、簡単にまとめてみます。
第二志望・第三志望でも3年分くらいは解いておいが方がよいそうです。
第一志望については、できれば7年分、最低でも5年分は当たっておきましょう。
学校によっては、7年もさかのぼると、途中で、教科の配点や教科ごとの試験時間などが変更になっていることもあるので、注意してチャレンジしてください。
よくある失敗は、点数や合格ボーダーの67パーセントを超えたか超えてないか、など内容と関係のない数字にばかりこだわってしまうことです。
今の時期は、そんなことより、苦手単元の洗い出しと、弱点の補強を目指すことが大切です。
間違い直しをせずに、点数やパーセンテージなど数字ばかりを表にしているのは、チャレンジした価値がゼロになりますから、どうぞ間違えた内容をしっかり次につなげてください。
また、余裕があれば、それぞれの学校に明らかに傾向があるかどうかを、自分なりに判断してみてもいいでしょう。
「記述より選択問題が以外に難しく、それで点数を落としやすい。」
「制限時間に対して問題の量が多い。」
「理科では物理分野の計算問題がよく出される。」
「算数では難しい図形問題がよく出される。」
「理科のわりには記述問題が多い。」
など、自分のクセと照らし合わせて、対策をすることも効果的です。
ただ、それで自分との相性を考えすぎて第一志望校を変更するのは考えものです。
今までの長い間、第一志望校を目指して一心不乱にがんばってきたものが、志望校を変えたために、ガタガタと崩れて調子を悪くすることも少なくありません。
相性が悪そうに見えても、本年度の入試問題が、必ずしも自分に不利な内容かどうかは、誰にもわかりません。
最後の最後まで精いっぱいがんばるために、また、モチベーションを下げることなく緊張感を維持するために、安易に方向変換を考えないようにしましょう。
家族でよく話し合い、本人にとって最もふさわしいと考えられる道を選びましょう。
全ての入試が終わって、「自分なりにがんばった。」と言えるように、自分のペースを守って、コツコツ努力をしましょう。
努力する人には必ず光が見えるはずです。