会下!

会下青年部がニュースをお届します。

お日待ち

2014年01月14日 | 日記
昔は会下でも「お日待ち」をしていたそうです。

「お日待ち」とは正月・5月・9月に行われる行事です。
夜から集まり、夜通し寝ずに酒を飲んだり話をしたりして時を過ごし、
日の出の時間に合わせて神主さんにお祓いをしてもらう。
そしてお札をいただく。

全国で様々な形で残っていますが、会下ではこのように伝わっています。
初の月に初の日の出を拝み、過去のケガレ全てを清らかにして再出発するって考えらしい。

年中休みの無い農業の息抜きとして正月・田植え後・稲刈り後の娯楽だったようです。

聞けば、近隣のでも様々な形態に変化しているそうです。
翌日は勤めに行く人がほとんどで、娯楽も多種多様になり、信仰心も人それぞれの現在、
「お日待ち」を負担に思う人が増えたようです。

一昔前は「お日待ち」の後で「とんどさん」を行い、
「お日待ち」で使った火鉢の火種で「とんどさん」の火をつけていたとか・・・

現在の会下の「お日待ち」はかなり簡略されており
”区長が初穂料を神社に納めてお札をもらってくる”行事となっています。

なんか寂しい話。
昔は「講」というグループでやっていたそうですが、青年部で復活させますか!

お札は区長用、各家庭用、用の3種類あります。
用は本来、東西南北の村の入口に置く物らしいけど、
昔は主要道が南北にしかなかったからでしょう、今は南北にしか置きません。

南の「村内安全」のお札。
会下の一番南にある郵便局に置かせてもらいました。
昔から一番南のタナカ家の近くに置いてありましたが、
新しい郵便局がもっと南にできたため場所をかえました。


北のお札。
「道」の石碑の近くに置いてあります。
邪悪なものの侵入を防ぐため、会下の外に向けて置いてあります。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿