共生の里事業で蒔いたヒマワリ。
うまく咲きました! 満開です!
休耕田がヒマワリ畑に!
同時に蒔いた大豆も順調。
今年は特別に12日の夜から14日の夜まで提灯に電気をつけます。
暗くなったら村人が薬師さんに集まって来ました。
長老クラスの話によれば、もとは「禅入寺」と呼ばれるお堂で、今の5班の上の方にあったそうです。
師の元で修業する僧、一寺を持たない弟子の僧を「会下僧」と言うのだそうですが、寺と言いながらお堂であった事、禅に入ると言う名前、「会下」の名の由来は この薬師さんにあるのかもしれません。
思うに、この薬師さんの提灯を目印に ご先祖様の霊は会下に帰ってこられ、その後 各家庭に向かったのではないのでしょうか?
「12日の夜から13日の朝(お盆の入り)にかけて、当番は提灯の火を消してはいけない。」と聞いたことがありますが、きっと そういう意味が込められていると思います。
なので村人は12日の夜に薬師さんを拝みに集まる。医薬の仏様のご加護を願うのも当然でしょう。
などと考えながら、例年とは違うコロナ禍のお盆を過ごしました。
信仰心の厚い人は毎晩拝みに来ていましたよ。
個人的な推測ですが、会下の名前の由来の話。
「会下僧」は有力としても、その師は何処に? なぜ薬師さんなのか?
謎は残りますが、向かいの村「高江」に答があると思っています。
「江」と「会」、興味深いつながり。・・・長くなるのでこの話は別の機会に。
片付け後、「宝探し」を青年にトライしてもらいました。
財宝のありか(ゴール)は薬師さんでした。3班の人が待っていました。
1000万円相当の(おもちゃの)財宝とお菓子をゲット!
薬師さんのお話を少しだけ勉強して、拝んだら飲物をもらって一休み。
会下の名所を巡る冒険と謎解き。
コロナのおかげでいつもの「盆の集い」は出来ませんでしたが、若い人や子供が「薬師さん」にお参りする良い機会になりました。
病苦を救う薬師さん、コロナからも会下の衆を救ってくださることでしょう。
三密回避の企画、会下を舞台にした「宝探し」をしました。
その昔、会下城のお殿様「逢坂与十郎」が隠した財宝を探すという設定の「リアル謎解き宝探し」です。
謎の暗号を解きながら財宝のありかを探します。家族でトライしてもらいました。
その後、福引。
今日の夜からお盆の入り。(13日から)
今年は3班が薬師さんの提灯当番です。
まずは掃除をして花を生けます。
朝から気温30度越えの中、汗だらだらで提灯を設置しました。
今年の5月に、道路の側面にコンクリートを張ったおかげで、安全で綺麗な道に生まれ変わっています。
もう限界って何年も前から言われているので提灯を新しくしようと考えたけど、構造がシンプルなので、結局 修理したら使える。
まだまだ何年も使えそう。
気温が36度を超える15時頃、サイレンの音が!
「どうせ高速道路の車の音だし。」って思っていたら外が騒がしくなってきた。
すごい煙でビックリ!
火事だ!
でも、消防署さんがみるみるうちに消火してくれました。
出火原因は不明。
不幸中の幸いか、枯れ木だけが燃えた。
と思ったら、隣の蔵の2階の雨どいが少し熔けていた。
まあ、これくらいの被害で済んで良かった。
たまたま通りかかったお巡りさんが近くの消防栓で初期消火をしてくれたらしい。(ありがとう!)
ホースは少し離れた所から持って行った。が、もっと火元に近い所にホースや消火栓があった。
たまたま通りかかったお巡りさんが とっさの判断でした行動に何の文句もないけど、誰でもわかる位置にホースを設置するとか 第一発見者が消火にあたるとか 反省点は多い。
聞けば、村人でも消火栓の位置を知らなかったり 止水板の保管場所を知らなかったり。
普段の訓練が必要ですな。
こうして日曜日の昼間にでも火事は起こるのだから「勤め人は家に居ない」では済まされない。