さらば本州、の巻
寒かったのでいつになく早起き。道の駅「わきのさわ」を後にして、名勝「仏ヶ浦」に向かう。R338も脇野沢から大間にかけてはR340に負けず劣らずの”酷道”(漫遊記(8)をご参照ください)。走っていくと駐車場の入口を示す看板が見えたのでそちらへ入っていく。しかしこの道は海沿いとは言え、海からかなり高いところにある。や~な予感・・・。
駐車場に入ると下へ下っていく道が見えた。歩いていくと「ご自由にお使いください」と書いてある箱に杖のような棒が何本も入っている。さらに嫌な予感・・・。
案の定、行けども行けども階段・・・。うぇ~、帰りはこれ上がってこなくちゃなんねーの?こりゃ杖いるわ・・・。
ようやく海にたどりつくと、ごらんのような景色。なかなかのもんです。右の写真からは伝わるかどうかわかりませんが、実際に見ると本当に仏像が何体も立っているような感じがします。よくぞ「仏ヶ浦」と名づけたもんです。昔の人のネーミングのセンスはすばらしいですね。
一通り撮影し終わったあと、例の階段をヒーヒー言いながら上っていき、大汗かいたまま一路大間崎へ。いよいよ本州最北端です。着いたら結構「あれっ?」って感じ。全然岬のような感じじゃないんです。岬というと崖っぷちに灯台があって、って感じですよね。ところが全然そうじゃなくて、海っぺりに堤防築いてそこにモニュメントが置かれているという感じ。雰囲気としては堤防の有り無しで違いますが宗谷岬みたいな感じです。ゲンコツとマグロのモニュメントがありましたので、とりあえず「ジャンケンして負けた」というシチュエーションで記念撮影してみました。
ここ大間と言えば魚のマグロ、そしてアテネオリンピック柔道男子90kg級に出場した泉浩選手を応援していたお父様が着ていた「マグロ一筋」Tシャツが有名です。魚のほうには手が出ませんので、「本州最北端」の看板が掲げられているお店でTシャツをget!
「アイム・チョーノ!」的に撮ろうと思ったんですが、指圧の人みたくなっちゃったなぁ→
大間崎を堪能した後、昨日(5/15)果たせなかった尻屋崎征服をしようかと思ったのですが、フェリーの時間の都合で今回は断念。大間町の温泉保養センターでフロに入ってからフェリー乗り場へ。11泊12日に渡った東北漫遊もついに終了です。
またいつか来てやるぜ、本州!
マイルがたまったらな・・・。
本日のルート:R338→R279→町道(大間町)→大間崎→町道→R279→フェリー乗り場→北海道へ→実家
本日の費用:「本州最北端観光みやげ浜乃屋商店」マグロ一筋Tシャツ ¥2000
大間温泉保養センター温泉入浴料 ¥370
大間町内のサークルKで幕の内弁当 ¥515
フェリー乗り場で缶コーラ ¥120
大間→函館間フェリー運賃 ¥11300
(↑車長5mの普通乗用車でJAF割引適用)
北海道Y町内セルフガソリンスタンド(レギュラー41.01L) ¥5282
Y町内のセブンイレブンでおにぎり等 ¥400
合計--------------------- ---- ---¥19987
燃費:777.8km(給油時のトリップメータ表示)/41.01L=18.97km/L
本日の最終トリップメータ表示:1.4km、走行距離:154.0km
(次回エピローグ編でこのシリーズ終了です。)
こりゃれおっちに買わんといかんばい。
ヤツはマグロ命ですからね。
特に赤身を醤油も何もつけないでそのまま食べるのが「甘くて美味しい」んだとか。
マグロ漁師が聞いたら涙するかも。
仏ヶ浦、とっても綺麗なので行ってみたくなりました。
仏ヶ浦の階段はキツイので、佐井(さい)村から出ている観光遊覧船をおすすめします。http://www.saiteikikanko.jp/ あと佐井村役場のHP(こっちは本文のエピローグ編にリンクを掲載)では仏ヶ浦のライブカメラ映像がアップされています。あれで私が写真撮ってる時に映されていたかと思うと恐ろしい・・・。